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Fieldism Live Report #21 Good Grief ''SAD STATION'' Release Tour x VII DAYS REASON HAPPY SPIKES TOUR 2023 (2023-11-10)
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いつもお世話になっております。Ryotaです。
もうすぐ、というか明日はUNMASK aLIVEのONE & ONLY FESTIVALですが、先週末寝込んでて何もできなかった分前日までに絶対に仕上げるという強い意志で筆…もといキーボードを執りました。今回は''Tokyo Sad Boys'' Good Griefと北九州発ポップパンクVII DAYS REASONのダブルレコ発大阪編のライブレポをやっていきます。
偶然なのか狙ってやったのか真実は闇の中ですが、Good GriefもVII DAYS REASONSも10月にデビューアルバムをリリースしており、お互いのツアーの日程が発表されたとき場所被ってませんかね?って思ったら案の定両バンドのダブルレコ発公演だったっていうのがあったんですが、大阪公演も例外ではありませんでした。しかもアルバムリリースのアナウンスがされたときはGood Griefは #Sadポイント、VII DAYS REASONは #Happyポイント と勘繰り必至のやり取りが見れて面白かったです。
マッチングアプリでやっとライン交換できた子(3つ下)と通話できたと思ったら、恋愛経験がないことをダメ出しされまくり、しまいには「自分すっごいしょうもないすね」って一方的に通話切られました
— Ryota (Fieldism) (@ryt_fldsm) November 13, 2023
これ #Sadポイント 何点くらいつきます?
そしてこれは最近筆者が経験した #Sadポイント なこと
個人的も昨年のONE & ONLY FESTIVAL以来ポップパンクのライブに行く機会が増えており、関西も最近ポップパンク/イージーコアの盛り上がりが半端じゃないとライブを観に行ったりバンドメンバーの皆さんと交流して直に感じているのでこの機会を見逃すわけにはいきませんでしたよね。何気にポップパンクオンリーのライブのレポを書いたりするのも初めてなのですごいワクワクしています。
行った方は当時の余韻に浸り、行けなかった方も是非当日の様子を想像してもらえたらと思います。なるべく解像度を高くして書いていきますので。
※各出演者・関係者の名前は敬称略になること、予めご了承ください。また、あくまでも一オーディエンスが感じたことなので何か新しい視点の発見や思考のきっかけになったら幸いです。
Launcher No.8
トップバッターは大阪・住吉を拠点に活動しているイージーコアバンドLauncher No.8。まだ今年の年始に始動したバンドながらそのポテンシャルはすさまじく、ブッキングを始めたタイミングも叶わなかったのですが正直先に知ってたらN.L.N.Sに誘いたいレベルでした。Times Up! This Year, THANX GOD MY FRIDAYの系譜を追う大阪の新たなイージーコア筆頭として精力的なライブ活動を行っており、筆者も春先にこのバンドを知って以来ずっと動向を追っているのですが、9月にはFor The Winのサポートアクトを務めたり県外遠征の機会も増えたりと着々と注目度を集めているのがわかります。
今回のアクトの中で最もキャリアは浅いながらも各個人の演奏はタイトで、相変わらずそのパッションには気圧されるばかり。楽曲のフォーマットはキャッチーで爽やかなサウンドと要所でのヘヴィなブレイクダウンと時折混ぜてくる8bitのピコピコがHold Out HopeやPeanuts For A Party Boyあたりを彷彿とさせ、特に最新作の ''City Lights'' は転調を駆使して「夜明け」をうまく表現していて個人的には一番気に入っています。ポップなメロディの中にどこか気だるげで寂しげな雰囲気がこもっているVo. ルカのクリーンともうまくマッチしています。
ランチャー‼️
— み゛‼︎ゥ (@miudusk) November 10, 2023
るかチャンの顔面がつよい(つよい)
演奏力高すぎー‼️ pic.twitter.com/p6iNtpig31
ただ、このバンドの肝は根底にハードコアが根付いていることもあり、殺傷力高めのブレイクダウンを搭載したショートチューンがイケイケってことですね。まだ音源未収録ではありますが、''DROP'' ''帝'' はまさにそれでライブを重ねる度にスクリームの迫力が増すルカと、 アグレッシブなステージングとバッキングボーカルで後押しするGt. RYOSUKEのパフォーマンスもキレキレでしたね。''帝''のブレイクダウン前ではルカがフロアに降りてきて「体力残そうとすんなよマジでお前ら」という煽りで早くもモッシュピットが出来上がってましたね。この日は絶対に良い日になると確信しました。
イージーコアの新しい「帝」目指してるらしい pic.twitter.com/iO6HfMGiAU
— Ryota (Fieldism) (@ryt_fldsm) November 10, 2023
この日別会場でもう一つライブがあり慌ただしく1日を過ごしたLauncher No.8ですが、年始には先輩のUNMASK aLIVEと共にChunk! No Captain Chunk!& In Her Own Words来日ツアーのサポートアクトを務めます。全公演のサポートアクトの中でもずば抜けて若手ながら抜擢されているのは素直に嬉しいのと、彼らにとっても「原点として頂点」であるCNCCとの対バンは念願系のはず。筆者が予約した時にはすでに結構埋まってる感じだったので、行きたい人は早めにチケット確保しましょう。
🔥NEW SHOW🔥
— Launcher No.8 (@LauncherNo8) November 17, 2023
ICE GRILL$ PRESENTS
「Chunk! No, Captain Chunk! / In Her Own Words – Japan Tour 2024」
◾︎OPEN/18:00 START/18:30
◾︎ACT
Chunk! No, Captain Chunk!
In Her Own Words
UNMASK aLIVE
◾︎TICKET
e+ https://t.co/YqawxApF74
ICE GRILL$ https://t.co/wnvSxCb8Ll pic.twitter.com/9rGvdHWqlP
recess
2番手はオルタナ/グランジ/エモなど力強さの中にどこかほの暗い哀愁を感じさせる ''OSK SAD BOYS'' recess。始動以来UNMASK aLIVEの後輩的ポジションとして活動してきており(アンマスの現Dr. ねぎもこのバンドのサポートを務めていた)、今年はアンマスの北海道ツアー帯同や、Tiny Moving PartsやBroadsideとの共演を果たし徐々に存在感を発揮。先月にはデビューEP ''Le Petit'' をリリースし、BasementやANXIOUSあたりのエモ/オルタナポップパンクから影響を受けた繊細で陰のあるメロディに、ボーカルやギターサウンドから力強さも感じられる一枚で話題になりました。
また、プライベートとの兼ね合いで途中参加のためライブレポは上げれてませんが、今月の初めのレコ発 ''Porter Street'' ではUNMASK aLIVEだけでなく、北海道で共演したThermostud、東京の同世代で同じくオルタナポップパンクを提示しているWinter Wakesらを招いた企画は今年一いい意味で予想を裏切ったライブ候補にも挙げるほど楽しかったです。旅行の疲れぶっ飛びましたね。
今日の主役recess
— Ryota (Fieldism) (@ryt_fldsm) November 5, 2023
どこか陰を感じる哀愁や繊細さも併せ持つオルタナ/ポップパンク、最初っから最後までクライマックスでしたわ
Run For Cover感じちゃった pic.twitter.com/SRyGuP3XuT
Vo. yutoが記事を上げているので遊びに言った方はチェック。
この日まだ企画から1週間も経ってなくて余韻も冷めていなかったんですが、Sadなポップパンクを提示する先輩Good Griefに追いつき、今盛り上がっている大阪の若手ポップパンクの枠組みから抜け出さんと、この日も気合十分でステージに臨んだ様子。新譜に収録されている ''Sandbox'' ''Turn Grey'' もバッチリプレイし、上述した哀愁とエネルギッシュさが同居するポップパンクサウンドはしっかりとフロアの熱を上げてくれました。オルタナやインディーのライブにも通用するそのアプローチは今後ポップパンクに限らず幅広いフィールドでも活躍できそうな期待が持てます。
先週末レコ発でかましまくったrecess、1週間空けずにまた観れるの贅沢が過ぎる pic.twitter.com/rBfsAGZOgd
— Ryota (Fieldism) (@ryt_fldsm) November 10, 2023
最後は「俺から言えることはありがとう、それだけです」というVo. yutoのMCとともに、デビューシングルで定番曲にもなっている ''Dawn'' を披露(間違ってたらすみません)。recessのエネルギッシュな一面を体現しているVo. yutoのボーカルスタイルに載せて、当たり前の日常が無くなった苦難の中に見つけた希望を歌う楽曲、大サビ前のシンガロングパート含めアンセム感ありましたね。
recessは現在年内・翌年のライブともに発表されていませんが、今年のEPの評価を考えても今後名前を観る機会が増えると思うので今のうちにチェックしてrecess crewに入りましょう。ONE AND ONLY FESTIVALではスタッフとしてイベントを支えるメンバーがおりますので、是非労ってあげてください。
この辺りで転換中にポップパンク系統のライブでは毎回お世話になっているHeavenly Burgerで夕食を取りました。先月は1か月くらいアメリカに旅行していて、この日が帰国して3日目だったとかなんとか(しかも前日にはBubble Babyのツアー大阪編でも出店していた)…。明日のONE AND ONLY FESTIVALにも出店が決定しており、しかもこの日限定でパティが3枚のジャンクなクソデカバーガーを販売するようなので超楽しみです。
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11/25 UNMASK aLIVE pre.
— たみHeavenly BURGER (@tamitami89) November 22, 2023
ONE & ONLY FESTIVALにて
当日限定バーガー販売します🤍❤️
パティ3枚
パンチの効いたオリジナルソース
この日は1番ジャンクにいこう
よろしく頼みます🗽@unmaskalive
🖌designed by miyu pic.twitter.com/aN9i7QZ5Sk
All is Well
前半戦最後は同じく大阪の若手ポップパンクシーンの最前線を走っているAll is Well。国内外/新旧問わず影響を受け、底抜けに明るいキャッチーなサウンドとイージーコア張りのブレイクダウン、そしてわかりやすいシンガロングパートでフロアを盛り上げていく楽曲は観る者を笑顔にします。このバンドも例にもれずポップパンクのライブに行き始めてから交流ができたんですが、彼らがお客さんとして遊びに来ているときも結構な頻度で会ってます、特にVo. DaikiとDr. Asaka。何ならNEX_FEST神戸編の時も会場最寄り駅降りて直ぐにバッタリ会った。
実はこの日の前週に自主企画兼後述の新曲のレコ発''POP PUNK CULTURE DAY''を完遂した彼ら、現在正規メンバーが3人のため、この日はサポートメンバーとしてGt. ヨカワケイシン(Exes on TV)とBa. Asuka(ex. All is Well)の2人を加えて出演。前のサポートベーシストがいた時(大体半年くらい前)からライブ観てますが、今回はベースの音の迫力とかコーラスワークが段違いにバンドに馴染んでましたね。''Let's Start the Party!!'' ''Sunshine'' ''I Hate Rain'' など、軽快なサウンドに覚えやすいシンガロングパート、そしてVo. Daikiのエネルギッシュなパフォーマンスはいつ観ても元気をもらえます。
ミクロック楽しかったーーーー
— Daiki@All is Well (@daikialliswell) November 20, 2023
天気も良くて、All is Wellを初めて見てくれる人もたくさんいて、年齢関係なく楽しんでもらえたのが1番嬉しかった!!
ライブハウスとは全く違った光景やったしめっちゃ遠くで手を振ってくれる人もいて最高やったなあ
ミクロックまた出たいです!! pic.twitter.com/PN1aJSXt6K
そしてこの日の目玉は先月末にリリースされた最新シングル ''Trying is Everything'' の完全再現ですね。曲演る前にfeat.の話をして「先に言うな(笑)」とゲストボーカルのGood GriefのYasuにツッコまれていましたが、1サビ後には予想を裏切らずにYasuが登場。珍しくシャウト気味のボーカルアプローチはしっかりと披露されていました。他にも軽快なブレイクダウンやAsakaのバッキングボーカルも聴きどころだったり、今作のMVの撮影には同じくGGのKeisukeが携わっているので、まだチェックしていない人はMV載せておきますので観てください。
Good Griefやすちん君feat.のアレ、ついに完全再現しちゃったよ pic.twitter.com/LcXteUPP4I
— Ryota (Fieldism) (@ryt_fldsm) November 10, 2023
All is Wellの次のライブは来週末、先月新しくオープンしたライブハウス
Yogibo HOLY MOUNTAINの"NAMBA CULTURE TERMINAL 好日聖山荘"に出演します。この日は先述のLauncher No.8や、UNMASK aLIVEからはVo. KDとGt. テツヤのアコースティックセットなどいかにも楽しそうなやつです。筆者は当日心斎橋クラッパーでLIKE A KID & The Cards I Playのダブルレコ発に行くため参加できませんが、アンマスのアコースティックライブは気になります。
【❤️🔥12/1 ライブ情報更新❤️🔥】
— All is Well (@alliswellbandjp) November 22, 2023
2023.12.1(金)@難波 Yogibo HOLY MOUNTAIN
"NAMBA CULTURE TERMINAL
好日聖山荘"
[Act]
ALL IS WELL
Bear Knuckle
Launcher No.8
MIND STEP
UNMASK aLIVE
(KD & TETSUYA Acoustic)
[ADV/DOOR]¥2,000/¥2,500
[OPEN/START]19:00/19:30
Act追加!チケット取置き受付中❤️🔥 pic.twitter.com/0FJ6JqKkHS
SIGHTS
サポートアクトの最後を飾るのは、大阪で活動している多国籍ポップパンク/メロディックパンクバンドのSIGHTS。日本・オーストラリア・イギリスとそれぞれ違うバックグラウンドを持ったメンバーが集結したこのバンド、その精力的なライブ活動で今までIn Her Own Words, Between You & Me, Set It Off, As It Isなど著名なポップパンクバンドとも共演を果たしている実力派としても知られています。
ポップパンクのライブに行くようになってから何度か観ていますが、7年間の活動の中でEP3枚と寡作ながらもその本格的でクオリティの高い楽曲陣はライブでもしっかり再現されており、先に出演した3組と比べても安定感と骨太なサウンドが際立ってましたね…。イギリス出身のBa/Vo. Nickの高揚感をもたらしてくれる伸びやかなクリーンボーカル、そして力強くドライブ感溢れるサウンドと爽やかなメロディは超本格派という煽りがついているのも納得です。
日本・オーストラリア・イギリス混同オルタナポップパンクSIGHTS、ただただ圧倒されたす
— Ryota (Fieldism) (@ryt_fldsm) November 10, 2023
来年フルアルバム出すらしいので楽しみ pic.twitter.com/Kgl1rcFtOL
The Menzingers,Jimmy Eat World, The Flatlinersあたりのパンクロックバンドから影響を受けていると公言していたそうで、残念ながら筆者がそのあたりのサウンドをあまり通ってないので稚拙な表現になりますが、どこか渋さというかベテランの風格を感じました。MCで「来年フルアルバム出します、いつか知らんけど」って言ってましたが、個人的に楽しみにしています。
SIGHTSの今後のライブですが、本日オーストラリアのパンクバンドCaptivesのツアー大阪編でサポートアクトを務め(7月にリリースした新曲はKnosisのRyo Kinoshitaがゲストボーカルで参加しているそうです)、12/18にはインドネシアのDOCHI SADEGA(国民的バンドPee Wee Gaskinsのメンバー)の来日ツアー大阪編にも参加、そして12/30にはHOLY MOUNTAINで行われる忘年会 ''Love & Truth'' に出演します。それにしても今年来日多すぎて調べないとわからない案件多いですよね…。
🔥🧟♂️Captives JAPAN Tour🧟♂️🔥
— S I G H T S (@sightsosaka) November 23, 2023
🔥🔥TOMORROW!!!🔥🔥
11/24(Fri)心斎橋火影
JAPAN Tour 2023 IN OSAKA
◆Captives(From.AUS)
◇SIGHTS
◆COLDFISH
◇THE PROBES
🔻チケット予約🎫🔻https://t.co/EyF0AQBcS1 pic.twitter.com/m5jJTVLqU1
🇮🇩DOCHI SADEGA Japan Tour🇮🇩
— S I G H T S (@sightsosaka) November 16, 2023
12/18(Mon)
南堀江SOCORE FACTORY
◆DOCHI SADEGA(Indonesia)
◇Awesome &roid
◆SIGHTS
OPEN 18:30⏰
Ticket ¥3,000(Student ¥1,000)🎟️
⬇︎Ticket here⬇︎🎫https://t.co/CQK4o8pfqr pic.twitter.com/oFJaGSvENZ
VII DAYS REASON
トリ前は1stアルバム ''Spiky'' を引っ提げて各地ツアー中のVII DAYS REASON、福岡・北九州市を拠点に活動しており、ポップパンクを始めエモ/メタルなど各メンバーのバックグラウンド含め様々な要素をとりいれた、重厚感ある骨太なサウンドとキャッチーな歌メロ、そして恥ずかしくなるくらいストレートな感情表現を日本語詞で歌い上げる作風で徐々に注目を集めています。筆者も一昨年の秋のCOMING HOME (心斎橋Varonのブッキングイベントの総称)で初めて観たんですが、それ以来刺さりまくってます。
久々に観たVII DAYS REASON、これは確かに #Happyポイント 10000点
— Ryota (Fieldism) (@ryt_fldsm) October 6, 2023
命短シ恋セヨ乙女で発狂です
来月のツアー大阪編も行きます、楽しみだね pic.twitter.com/WBmGvgyOd6
ちなみにこちらは前回のライブ
しょっぱなから ''Youth'' ''suddenly'' とアルバムに収録されている楽曲を連チャンで披露、声を出して読むと少し恥ずかしささえ感じるどこまでもストレートリリックを高らかに歌い上げるVo. けんたま、そしてフロアの熱を一気に盛り上げるシンガロングパートは筆者もブチ上がりました。
その後、前作 ''ジャガーノートの心理'' から ''うい。''、そして新譜から ''Iridium'' を披露。今作 ''Spiky'' のコンセプトとして「良いことも悪いこともひっくるめて、それぞれ色々な人のいろいろなところに刺さって欲しい」という意図があり、疾走感溢れるアプローチだけにとどまらない展開やBa. りょーたのベースラインやGt. BULLのリードパートなどはポップパンクというカテゴリーに収まらない個性の強さがあふれていて中毒性が高いです。''Iridium'' 終わった後のけんたまのリアクション「ライブでやってみて思ったけど、すごい曲作っちゃったな~」って驚いたのも面白かったです。
けんたまが「(今日初めて観に来たお客さんに)ここからの曲ちょっと激しくなるけど、怪我すんなよ」との前振りとともに、中盤戦はEP ''indigo'' から ''Deep Factor'' と ''Beacon'' を披露。ツービートを交えた疾走感あふれるサウンドとモッシーなパートで一気にフロアに火がつきました。後者の ''Beacon'' では遊びに来ていたUNMASK aLIVEのVo. KDが飛び入りで参加。スポークンワードと疾走パートで一気に盛り上がる箇所からの飛び入りでぶち上がらない方がおかしい。
先月の7DRも喰らいすぎてアレから予習しまくったけど、BeaconでアンマスKD君が飛び入りで出てきてGEKIAGARIしました pic.twitter.com/uLAo10s6hv
— Ryota (Fieldism) (@ryt_fldsm) November 10, 2023
「これからデカくなるから、皆どうありたいかちゃんと考えとけよ。12/16にいつもお世話になっている小倉FUSEでツアーファイナルとしてワンマンやるから、とんこつ臭い小倉で待ってるからな」というMCから、セトリの終盤にはアルバムから ''Happy spikes'' ''Khajiit'' を披露。両曲とも前回大阪来てくれた時にもセットリスト入りしていましたが、喜怒哀楽を感情豊かに表現したストレートなリリックとポジティブなメッセージ性を内包したサビのシンガロングパートはいつ聞いても元気をもらえます。
7DR、ダイスキー❣️ pic.twitter.com/XyQr2wbyaC
— み゛‼︎ゥ (@miudusk) November 10, 2023
これで終わり…と思いきや、最後は1分間のショートチューンで代表曲 ''TOPGEAR'' で締めてくれました。VII DAYS REASONを初めて知ったのはこの曲で初聴で刺さったのを今でも覚えてます。この日初めて遊びに来たであろうスーツ姿のお客さんがステージに上がってきたと思いきやクラウドサーフされてたのはこの日のハイライトです。
昨日はレコ発ツアーで熊本、今日は福岡編で明日がONE AND ONLY FESTIVALとシャカリキスケジュールを送っている彼らですが、以降のレコ発は残り2公演、12/6の東京編(今乗りに乗っている個人イベンターMERRiLY主催)と先述の12/16のホーム小倉でのワンマンとなっています。東京編を組んでいるMERRiLYは以前からチェックしているのでいずれご挨拶に伺いたいところです。
【✨ツアー東京編✨】
— VII DAYS REASON (@7_days_reason) November 18, 2023
MERRiLY×HAPPY SPIKES TOUR2023
🗓12.06(水)
📍大塚Deepa
🎫 前売り¥3,000 / 当日¥3,500
⏰ OPEN / START 18:00 / 18:30
※https://t.co/YG8TPQRqzPが変更となりました
w/
OWl
WATER
JasonAndrew
🆕AFTER SQUALL 🆕
追加アクトはAFTER SQUALL🔥
取り置き予約はDMまたはHPまで📩 pic.twitter.com/TxwSK4TQY8
\🔥ツアファイはワンマン🔥/
— VII DAYS REASON (@7_days_reason) November 23, 2023
HAPPY SPIKES TOUR 2023
TOUR FINAL ONEMAN SHOW
🗓2023.12.16(土)
📍小倉FUSE
⏰OPEN 17:15 / START 18:00
🎫 ¥2,900+1drink
チケットはプレイガイドにて発売中!
⬇️チケット購入はコチラから⬇️https://t.co/xDyp0o8tfh
取り置きはDMまたはHPまで📩 pic.twitter.com/8H8zubsJs8
Good Grief
この日の大トリは''Tokyo Sad Boys'' Good Grief。軽快でキャッチ―ながらも所々哀愁を漂わせるサッドなメロディ & Vo. Yasuのエネルギッシュなボーカルをはじめ各メンバーのキャラ・バックグラウンドを際立たせたサウンド、そしてポップパンク・ハードコアを中心に多くのバンドを巻き込んでいくその精力的なライブ活動は日を重ねるごとに注目度を高めています。現体制で再始動して2年経ちますが、今年はバンドにとってもキャリアの転換点となる重要な1年を過ごしてきたことがわかります。
次大阪来る時はSAD STATIONレコ発ツアーと言うことでGood Grief現行セトリ観納め
— Ryota (Fieldism) (@ryt_fldsm) October 6, 2023
Back in Actionの時熱気で同期止まったとかマジ? pic.twitter.com/Un057LqgwW
こちらも先月の大阪のライブ
今回の大阪公演はレコ発ということもあってアルバム中心のロングセットで出陣。オープニングの ''SAD STATION'' からクソデカいオーディエンスのシンガロングが聞こえる時点ですでにこの日がヤバい(語彙力)のがひしひしと伝わりました。その後は最近の定番曲''July'', 新曲で筆者が一番気に入っている ''FIREWORKS IN HEAVEN'', 初期からずっと披露されている ''Blue Ink'' と最初からクライマックスで筆者の喉もはち切れるギリギリまでシンガロングせずにはいられませんでした。''FIREWORKS IN HEAVEN'' のGt. So-taのソロパート、ハードロックとかブルースにルーツのある彼の個性が全開でしたね…。
FIREWORKS IN HEAVEN、新譜で1番聴きたかったんだよ
— Ryota (Fieldism) (@ryt_fldsm) November 10, 2023
セルフライナーノーツ全部読みましたが、背景を考えるとアルバムの中では1番パーソナルかつSADだと思います pic.twitter.com/ELOVoNxmUA
「俺らあり得ないくらいVaron来てて、ここで酸いも甘いも経験してきたけど、活休はしないしマイクに込める思いは誰にも負けない」とYasuが言い放ち、新譜から ''TALK2ME'' ''MAKE OR BREAK'' ''BORN2RUST'' を3曲連続で披露。''MAKE OR BREAK'' ''BORN2RUST''はアルバムの中でもかなりアグレッシブな部類に入る曲で、案の定ツービートでステージダイブ & モッシュパートでもフロアが荒れていましたね。
GOOD GRIEFまじでかっこよすぎ! pic.twitter.com/4sNpY3XxLK
— hayato (@hayato1017punk) November 10, 2023
セットリストも後半戦、先行でシングルリリースされた ''Feather''、初期の楽曲でアルバムでも再録された ''DELETE'' 、アルバムのエンディングを飾る ''(i will stay)'' ~ ''WITH YOU''、''Sapphire''を立て続けにプレイ。アルバムの最後を飾る''WITH YOU''ではYasuの「ここしかねえだろ!上がってこい!」という煽りから既にフロアのボルテージもフルテンで、アウトロでテンポが下がるクライマックスには泣いているオーディエンスも見かけました。わかります。そしてGood Griefのライブで何度も聴いた ''Sapphire''、昨年のONE AND ONLY FESTIVALで喰らいすぎてからちゃんと追いかけるきっかけになった曲の一つでこの日も全ガロングしちゃいましたね…。
ここでこの日は幕引き…と思いきや、しっかりとアンコールを用意してくれていました。この日Ba.リク以外のUNMASK aLIVEメンバーが遊びに来ていたということもあって、まさかのスプリットに収録されている ''Satellite'' を披露。この辺りフロアがわちゃわちゃしすぎててどうなってたかあまり記憶にありませんが、楽しかったことだけは覚えています。そして最後の最後には定番曲 ''Forever'' で締め。暫くライブで聴けないと思ってたので滅茶苦茶嬉しかったです。
本日はVII DAYS REASONと同じくツアー福岡編、明日がONE AND ONLY FESTIVALが控えていますが、12月にはツアーファイナルとしてキャリア史上最大規模の自主企画 ''SAD STATION FEST'' が渋谷Club Asiaで開催されます。この日東京はいろいろ被ってますが、ラインナップからもすでに約束された一日なのは伝わると思います。筆者はインド出張翌日で疲労溜まりすぎて死んでると思うので不参加ですが、ハシゴしてでも遊びに行く価値は大いにあるでしょう。
🦋🦋🔥最終アーティスト解禁🔥🦋🦋
— Good Grief // "SAD STATION" Out now 🦋 (@GOODGRIEFJP) November 14, 2023
2023.12.09(SAT)
Good Grief pre.
"Sad Station FEST."
Shibuya club asia
OPEN11:30 START12:00
ADV¥5900 DOOR¥6400
w/
Azami 🆕
SWANKY DANK 🆕
Xile (from New Zealand) 🆕
AIRFLIP
Castaway
HOLLOW SUNS
C-GATE
HIKAGE
HOTVOX
JasonAndrew
LIKE A KID
SEE… pic.twitter.com/vnrvEla5As
末筆
ツアー7本目
— VII DAYS REASON (@7_days_reason) November 11, 2023
大阪 心斎橋VARON
みんなのおかげでめちゃくちゃやばい日になりました!!!
最高!
ありがとう!!! pic.twitter.com/hCthgT3R5m
2023.11.10(金) 大阪 心斎橋VARON
— Good Grief // "SAD STATION" Out now 🦋 (@GOODGRIEFJP) November 11, 2023
🦋SAD STATION Release Tour Day 7🦋
大阪ありがとうございました😭
最高の景色見せてくれてありがとう!
ツアーもいよいよ折り返し!
次は横浜です🦋
Photo by @m00n__13 pic.twitter.com/7G88zkVuM2
公開がONE AN ONLY FESTIVAL翌日までもつれてしまい、大変すみませんでした。ここ最近仕事で色々メンタルを削られていてしんどい思いをしていたんですが、この日は何というか救われた気がしました。決して元気をもらいたいがためだけにポップパンクのライブに行っているわけではありませんが、それでもポップパンク特有の人懐こい・温かい雰囲気というのが最近筆者の心にどうしても刺さってしまうんですね…。
あと終演後にVII DAYS REASONのGt. ガトリングコンボイに言われた「実際に現場に遊びに来て発信する人って大事だと思うんで、これからも続けてほしい」って言葉が刺さりまくりました(彼は以前東京でSame Old Same Oldで活躍していて、その時から何度かライブ観ていたんですが彼と話すのこれが初めて)。さすがにこれ言われては奮起しないわけにはいかないので改めて頑張ろうって気持ちになりました。ありがとうございます。
明日はいよいよONE AND ONLY FESTIVAL、オープンが朝の10時過ぎと夜型人間の筆者にとってはなかなか応えるタイムテーブルですが、これまでメロディックパンク/ポップパンクのライブに行けていなかった故初見のバンドも多いので、体力の続く限り目に焼き付けて楽しんで帰りたいと思います。昨年は2日目だけの参戦ながらもライブレポの反響がとんでもなかったので今回もまたやろうと考えています。インド行くまでには上げたいかな…。
RT!!!!
— UNMASK aLIVE (@unmaskalive) October 18, 2023
ONE & ONLY FESTIVAL 2023
本当の最終追加act
COUNTRY YARD🆕
RAINCOVER🆕
タイムテーブルも公開しました!
RAINCOVERはOPENからSTARTの間の出演となっています。OPEN前の事前受付も検討中です!宜しくお願いします。
チケットはこちらhttps://t.co/qJSgjudBge pic.twitter.com/EqBOO9H1kp
所々記憶が飛んでて不正確な情報もあるかもしれませんので、その時はDMでこっそり指摘してください。すぐ対応します。
ここまでお読みいただきありがとうございました。気に入ったら是非こちらのnoteやTwitterアカウントをフォローしてもらえると幸いです。あと感想やシェアして広めてもらえると励みになります。
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