6/24(土)開催''N.L.N.S''を100倍楽しめる方法
昨日は新神楽のUNMASK aLIVE企画 ''Based In The Basement'' & ドロップのHOTOKEレコ発ツアー ''MONOTONE FEST'' ハシゴでしたが、最後のUNMASK aLIVE凄かったですね(語彙力)。いつもお世話になっております。Ryotaです。
今回の記事では、来月6月24日(土)に迫りました、「N.L.N.S」を楽しめるアピールポイントを上げていきたいと思います。下記ツイートを見て興味を持たれた方は、筆者(Twitterアカウント: @ryt_fldsm, Eメール: nissintakenoko@gmail.com) or 各出演者様からご予約お待ちしております。ツイートに予約フォームのURL載せてるので、そちらからでも。
趣旨
実は今回の企画、構想は昨年5月くらいからありました。
ブッキング
当時noteの執筆活動(新曲特集&ライブレポ)の反響が徐々に大きくなり、同時にBuried Alive IIのブッキングで関西勢を決めあぐねていたところ、Bear Knuckleから逆オファーをいただいたことがきっかけです(詳細は後述)。この時Buried Alive IIが終わってからの展望が全く決まってなかったんですが( ''Stay Nerd / Stay Emotional'' もいろいろな事情で見通しが立ってなかった)、盛り上がりを見せている20歳前後のイベンター達(大阪のDrive or Scrap?、東京のHIRAETHやNever Go Backwards、福岡のPM 4:20)などのポップパンク/ハードコア/メロディックパンクなどクロスオーバーさせたラインナップからインスピレーションを受け、Bear Knuckleを軸にして「ジャンル」という枠を超えた破天荒なアプローチをしてくれるバンドを集めた感じで進めました。
二番煎じがどうとかはあまり考えずに構想していたんですが、やはりいろんなバンドを関西のオーディエンスに見てもらいたいので「初大阪のバンドを入れて新しい音楽に触れる機会を作る」ので譲れなかったのでそこはブレないように意識しました。ポップパンク/ハードコア/メロディックパンク/オルタナなど、メタルコアやポストハードコアに触れてきた期間が長い自分にとっても挑戦で中々試行錯誤しましたが、最終的には納得のいくラインナップになったと思います。
フライヤーと題名のインスピレーション
今回のフライヤーのアートワークは、大阪を拠点に活動しているクリエイターチームTMSBの一員で、以前 ''Stay Nerd / Stay Emotional'' にも出演いただいたことのある大阪のポストハードコアバンドUnvisionのフロントマンでもあるTERU a.k.a Lukaにお願いしました。
CYANSEAのMasayukiとKameも在籍しているこのクリエイターチーム、アートワークだけでなくMV/リリックビデオの作成やサウンドエンジニアリングなども請け負っており、関西でもColor of Threadをはじめお世話になっているバンド/アイドルが多く、最近は県外のバンドの音源でもクレジットに載ることが増えてきてますね。
フライヤーのデザインやタイトルはコ口ナ禍の時にプレイしてハマった某ゲームからインスピレーションを受けています。ぶっちゃけこのタイトルにしようというのは構想の最初の段階で決めていました。というのも、破天荒でイカれた設定や狂気じみたパワーワード/パロディに目が行きがちですが、そのゲームには「異なる価値観を持つ人がお互いの意見を封殺せず、同じ場所にいることを許容する」メッセージを内包しており、これは自分が昨今のライブに対する考え方についても同様の考えを持ってました。
コ口ナ禍が明けて以降(まあそれ以前もあったんですが最近は特に)、モッシュ・ダイブ論争やジャンル論争など、誰がどうしたとかいう根拠のない憶測や議論、あとは「フェスに○○はいらない」とか排他的な意見などがSNSで飛び交っているのをずっと見てきました。もちろん自分も無関係ではなくそういった意見や議論に振り回されてきたこともあり、(自分も含めて)皆SNSの文字列ばかりに囚われていて本質(=ライブハウスで音を楽しむこと)を見失っているんでは?と感じました。
そういった経緯もあって、「異なるカルチャーに生きている人が、リアルで同じ場所・時間を共有できる場を作る」ことをモットーに、ゲームに登場する団体の名前をお借りしました。
…とここまで語ったのは良いものの、いつもライブハウスで遊んでいる友達のうちうみ君(OLPHEUSのスタッフ) &こーいち君(心斎橋SUNHALLのスタッフ)が共同で主催する企画のコンセプトと一部被ってしまって後出し感半端ないです…二人ともすんません…。自分の企画と同日開催かつ心斎橋クラッパーからちょっと距離ありますが、こちらも良いイベントなのでハシゴしてでも遊びに行きましょう。
さて、お待たせしましたがそろぼち今回の企画に出演していただくバンド8組を紹介していきます。
※各出演者・関係者の名前は敬称略になること、予めご了承ください。
195 ich-kyu-go
まず紹介するのは大阪・吹田発ミクスチャーロックバンド195 ich-kyu-go。「学歴無くても音出せます。俺らまだやれます。やらせてください」をモットーに関西ラウドシーン始め様々なジャンルのイベントで精力的に活動しており、マコ(中卒)のルーツであるハードロックやヒップホップやハードコアなど多種多様な要素を加えたフリーダムな楽曲や、アーティスト写真・MV・リリックなどからにじみ出るキッシュでインパクト抜群の世界観はポテンシャル抜群で、今年の3月には「十代白書」というイベントでBIG CATのステージにも立った実績があり、徐々に話題を集めています。
音楽性以外に特筆すべきはそのバイタリティ。ラウドロック/メタルコア系に限らず関西圏を中心にあらゆるジャンルのライブに出演し、例外なく衝撃をオーディエンスに与えて帰っていきます。最近もDr. 意思が適応障害でライブ活動を離れたものの予定していたライブはキャンセルせずに出演、ドラムの代わりにEDMのビートで代替えしたスリーピース体制で乗り切っている状況で、Evilgloomレコ発ツアーファイナルではUNMASK aLIVEからもそのスタンスを評価されています(この公演のことは別途ライブレポ上げます)。一本一本のライブにかける姿勢というのは、今回共演するバンドとも間違いなく対等に渡り合える素質だと思います。
出演に至ったきっかけとしてBa.のケイと元々がっしー君(初回のBuried Aliveの共催者)経由で知り合ったという経緯もあり個人的にもバンド自体は以前からチェックはしていたんですが、昨年の秋にVaronで行われたブッキングイベントで初めて観たときに単なるコミックバンドでは終わらないクオリティと熱量を感じたのでしばらくしてからお声掛けした感じです。出演依頼送って5分でOKくれて本当にメンバーに共有してたのか怪しい部分はありましたが(多分してない)、その気概は純粋に嬉しかったですね。
当日マコはReVERSE BOYZ / ケイはBear Knuckleとツーステージというタフな一日を送ることになるので、是非彼らに一杯ねぎらってあげてください。
Bear Knuckle
お次は大阪・堺市を拠点に活躍している若手ハードコアバンドBear Knuckle。EYE HAVE YOU, TEMPLE, CRACK NUTSなどの後輩的ポジションというべきか、爆速パートからビートダウンまで目まぐるしくギアを変えていくメタリックハードコアの音楽性、怒りや悲しみや憤りなどドロドロとしたネガティブな感情をストレートに表現したリリック、そのダークな雰囲気にカオスを添えたノイズエフェクトは特筆すべきところ。
実際のライブパフォーマンスも破天荒そのもので、Vo. テツヲの「俺らの名前覚えさせて帰る」というオーディエンスを威嚇するような反骨精神にあふれたMC、ステージに飛び出してはクラウドサーフしたりしまいには半裸になってフロアの中央に倒れこんだりと縦横無尽にフロアを暴れまわる姿は観るものに強烈なインパクトを残し、そのパンク精神を体現するパフォーマンスでMEANINGやWORLD END MANとも共演を果たしています。
明るめのトーンのバンドが多い今回のラインナップではやや異質に写りますが、先述の通り今回の企画の方向性の起点となったバンドです。始まりは、Buried Alive IIの関西勢のアクトを決めかねていて何気なくTwitterでつぶやいてたら当時ベーシストとして在籍していた晴仁(現UNHOLY11/不祀 Sup.)が「Buried Alive IIに興味がある」とコンタクトをいただいた時に遡ります。
当時はほかのバンドが先に出演決まって実現には至りませんでしたが、「来年6月にクラッパーでハードコア/ポップパンク系の企画やろうと思ってるからそっちには出てもらえないか」ということでほぼ二つ返事で出演が決まりました。まあ当の晴仁本人はその後不祀のサポートでBuried Alive IIに出演 & Bear Knuckleを脱退しましたが…
バンド自体も相当気合入っているようですし、特にGt. YJはこの企画のインスピレーション元をよく理解っているのでフロアをかき回してくれること請け合いでしょう。
JasonAndrew
「天国に一番近いライブハウスB.B.STREET」と聞いて自分が最初に思い浮かぶのはこのバンド、横浜発メロディックハードコアJasonAndrew。アグレッシブかつキャッチーでエネルギッシュなメロディックパンク/ハードコアを軸にしつつ、ハードコアのモッシュパート・Gt/Vo. スダカズのソウルフルなボーカルが活きるレゲエ・スカ要素・最新作''ZERO/Know Your Enemy'' でのミクスチャー要素など多種多様なジャンルをミックスしたサウンドで注目度を集めており、メロディックパンクに明るくない筆者でも「めちゃくちゃかっこいい」と思わせる圧巻のライブパフォーマンスには脱帽です。
また、Ba/Vo.のリョウセイ a.k.a. Diggy-RYO'は近年のハードコア/メロディックパンクの新たな中心地であるB.B.STREETのスタッフであると同時に、B.B.の店長でHOLLOW SUNSのGt.であるAyumu SugiyamaとレーベルBalcony Beer Recordsを運営しており、同世代や先輩バンドの仲間たちと一緒に盛り上げています。本当にイケてるライブハウスで緑茶割りもおいしいので、まだ行ったことない人は再開発のせいで現店舗の営業が終了する来年末までに遊びに行きましょう。
初大阪&今回初見のSlyDoggyとLIKE A KIDを除けば今回のラインナップで一番最近に初めてライブを観た(面識ができた)バンドで、それも昨年末のUNHOLY11企画 ''NEW WORLD ORDER'' で初めてライブを観たときに衝撃を受けました。あの時はPRESS ON AHEADのアルバムレコ発やuniverse last a ward活休前ラスト大阪などトピックてんこ盛りでしたが、個人的には上記に劣らぬライブパフォーマンスを見せてくれていたと思っています。それから年明けくらいにお声掛けさせていただいたところ、出演を快諾いただきました。
バンドとしての活動期間は今回のラインナップでは一番長く、しかもTAMASONICやFREEDOM NAGOYAやSATANIC PARTYなど大きなステージを経験しているこのバンドが出演していただけること、ありがたいを通り越してむしろ畏れ多いです。公開当時は来月リリースされる新譜 ''DRAIN'' をリリースして初めての大阪(違ってたらすいません)なので、是非シンガロング/ステージダイブの嵐を拝みたいものです。
Kings and Queens
名古屋からは ''nu-EASYCORE'' を標榜するポップパンク/イージーコアバンドKings and Queens。明るいトーンながらヘヴィなメタリックサウンドに、スクリーム・少年のようなクリーン・ラップなど多彩なアプローチを見せるVo. Ayatoのボーカルスタイル、そして近年ではヒップホップ&EDMのアプローチを解釈した自由な作風も彼らの特徴の一つ。自主企画でもソールドアウトを連発させ、AS IT ISやSylarやKnocked Looseをはじめ多くの海外のハードコア/ポップパンクバンドのサポートも務めた実績があり実力は折り紙付き。
直近でリリースされた2ndEP ''STEAL THIS IF YOU CAN!'' ではEvilgloomのフロントマンで同じヒップホップにルーツを持つDemiがfeat.した''Dude! Get Back to Basic!!''や、エモ・リバイバルを意識したメロウな作風に関してトイレのことを歌った問題作 ''One Tiny Venue'' も話題になりました。
このバンドとの面識は2019年ごろでドイツのイージーコア/ポップパンクSINK THE SHIPと一緒にツアー回っていた時に大阪で初めて観たのがきっかけです。当時その直前くらいにa Soulless Pain観に名古屋行ってたのもあって話が弾んで仲良くなったのを覚えています。その後就職や方向性の違いなど様々な理由で一度正規メンバーはAyato一人になりましたが、2021年末に新体制での活動再開と1stアルバムをリリースしてロケットスタートを切り、以後日本にイージーコアを浸透させるべく精力的に活動中しており、今も時々ライブに観に行ってます。
Ayatoとは面識ができてかれこれ4年くらいになりますが、海外のレースゲーム ''Burnout'' ''Need For Speed'' あたりでメタル/ポップパンクを知ったという点や車好きという点で共通している部分があり、あらゆるバンドマンの中でもトップクラスにバイブスが合う方の一人だと思ってます。アメ車もそうですが、アー写に写っているラットロッド仕様(サビている風の塗装)の機材車もセンスに満ち溢れています。
先述の新しい音源をリリース後して初の大阪公演と聞いているので、チェックハードの上当日は踊り散らかしてくれればと思います。
ReVERSE BOYZ
大阪から最後の一角は ''FREESTYLE HARDCORE'' を標榜するNeoninja集団ReVERSEBOYZ。極悪メタリックハードコアUNHOLY11・膝付きニュースクールFallen Graceらも所属し、日本地図を狭くしながら遊び回っているハードコアクルーWest Side Unityの中で一番最初に始動したバンドであり、ビートダウンハードコアを基軸にしながらもVo. Young Dioのラップをはじめとした90年代~00年代のヒップホップ/ミクスチャーから影響を受けた、パーティーハード必至なサウンドが特徴です。
昨年秋からはTaku (現Recluse & Fist of Fury) の後任で、マコが195 ich-kyu-goと掛け持ちする形で加入。オールナイトイベント ''BABYLON KILLER NIGHT'' 開催直前のすったもんだあった際にリリースされた最新作 ''BiTCH and PiZZA'' ではドラムンベース/ガバキックまで入れだすフリーダムっぷりですが、その常に斬新なアプローチでハードコアキッズ以外のリスナーも取り込んでおり、ライブでは毎回のように盛り上がります。Paleduskが自分たちの企画で彼らをサポートアクトに加えていた理由も納得です。
何度もライブに足を運んでオーディエンスが元気にモッシュする様子を見てきたのもあって、N.L.N.Sの構想が浮かんだ最初の段階で「このバンドいないと始まらない」っていうのもあってお声掛けさせていただきました。''NEO YANKEE HARDCORE'' を標榜しているだけあってガラが悪そうな見た目してますが、みんなノリがよくて話しやすいし今回のような初共演バンドが多い状況でもすぐ仲良くなってそうです。
自分は一緒に打ち上げに出たことないですが、「テキーラ警察」の異名を持っているYoung Dioが場をかき回してくれるとがっしー君から聞いているので、この日はどう考えてもシラフで帰れる気がしません。共演者の皆様も二日酔いを覚悟しましょう。
LIKE A KID
東京から一組目はオルタナティブロックバンドLIKE A KID、初の大阪公演になります。プログレッシブメタルコアAlternationsのフロントマンで容姿端麗なVo. Kento、ポストハードコアUNBLEEDの元メンバーでサウンドエンジニアリングも司るGt. Kimura、 デスコアEternal Hostageでも活躍しているGt. Hikaruを中心に活動しており、エモ、スクリーモ、ポストハードコア、メタルコア、ポップパンク、オルタナなど様々なバックグラウンドを昇華し再解釈した「2020年代のエモ」を提示するサウンドで首都圏を中心に話題を集めています。
LIKE A KIDを知ったきっかけは昨年の冬くらいに東京・吉祥寺のエモ/オルタナティブバンドA Brand New Nameの企画でFall of Tearsと共演していたことや、A Brand New Nameで当時サポートBa.を務めていた知人がツイートした動画が話題になっていたのもあって興味を持ち、直後にリリースされたEP ''HEAVEN OR HELL'' を聴いて…といった経緯です。特にMVにもなっている ''Sunrise'' は晴れた青空の下を孤独に立ち尽くした情景が思い浮かぶような楽曲にKentoの伸びやかなクリーンが泳ぎ回る感じが良きでした。今現在で一番好きな曲は ''Break The Silence'' ですが…
以前もTwitterで言及したことがあるんですが、実は最初のBuried Aliveでがっしー君からAlternationsに出演のお誘いをしてもらったことがあったんですね(Buried Alive当日でもマーチ着てたくらいハマってました)。当時はお誘いしたタイミングが当日まであまり時間がなかったうえ結局スケジュールが合わず実現しなかったんですが、お互い形は変わったとしてもあれから3年くらい時が経って自分の企画に出てもらうって考えると、それはもう感慨深いものがありますね。
当日のサポート体制はBa. にメロディックハードコアバンドCatalystsのBAN & Dr.はまだ未発表ですが、メンバー達も関東圏で交友のあるバンド達と一緒に大阪に乗り込むのを楽しみにしている様子。是非その懐かしさと新しさが織り交ぜられた彼らの音楽を感じに来てください。
SlyDoggy
東京2組目は東京発ラウドロック/メロディックハードコアバンドSlyDoggy。旧体制C-GATEのフロントマンのKENTOを筆頭に、ARES INWORDS, Kanaria, Neverbloomなど2010年代後半~末頃に厚木や立川や町田あたりで精力的に活動していた豪華メンバー達が集結し、昨年リリースされたデビューアルバム ''UNDERDOG'' は疾走感あふれるラウドロックをベースに、UVERworld影響下のK.K.の日本語メロディ・エネルギッシュなシンガロング・ハードコア直系のタイトな落としなどライブでも映えること間違いなしな要素が詰まっててイケ散らかしています。
個人的にも一時期厚木/町田のバンドに入れ込んでいた時期があって、旧体制C-GATEはAvianaの来日公演で大阪に来てくれたり、ARES INWORDSもアキの企画「ヤベンジャーズ」で町田CLASSIXまで観に行ってましたね。あの日は楽しかったです。そこからコ口ナだけでなくC-GATEは体制が変わったりARES INWORDSも無期限活休に入ったりで3~4年くらい時間が経ってたんですが、彼らがまたバンドやるって聞いて始動したリリースした音源がかっこいいことも相まってお誘いさせていただきました。覚えてくれているかどうかはわかりませんが、出演を快諾してくれてありがとうございます。
結成から1年未満とはいえ各々のバンドマンとしてのキャリアは長いと思いますので、そのタイトかつ熱量溢れるパフォーマンスをぜひ目の当たりにしてほしいし自分もすごく楽しみです。最近ラウドロック/メタルコアなど聴きだした方もそうですが、個人的には2017~19年ごろの神奈川~東京のメタルコアバンドをよく観に行ってたけどパンデミック以来いろいろな事情でライブハウスから足が遠ざかってしまった方達に久々に遊びに来てほしいというのがあります。
また、Ba.モリゾーがライブ活動から離脱中のため当日はLIKE A KID & Winter Wakesの盟友SatylusのGabrielをサポートに加えている様子。Graupelのサポートにも駆り出されることが多いですが、現在明日の叙景のサポートメンバーとしてヨーロッパツアーに巡業中です。
Winter Wakes
東京組最後はエモ/オルタナティブ/ポップパンクバンドWinter Wakes。前身となるArea/45から現在の名義に変わって2年、LANDMVRKSばりのジャキジャキとしたサウンドが特徴的な激情ポストハードコア/メロディックハードコアを基軸に、Pure Noise Records直系のオルタナやエモなど複数の視点から解釈できる唯一無二のサウンドやフロントマンRukaのハイトーンかつエネルギッシュなボーカルスタイルで注目度を集めてきました。
昨年12月に先述のスプリットEP ''Neighborhood'' のレコ発を機にそれまでメインコンポーザーを務めていたGt. Shuya (現toro)が脱退、年末以降少しの間水面下での活動に移行していましたが、4月にはライブ活動を再開し、今月には2nd EP ''Wide Awake'' をリリースを控えています。メインコンポーザーが代わってからはオルタナ/エモ色はそのままによりポップパンクに傾倒した作風になっていますが、先行でMVがリリースされた限りはあらゆるジャンルのオーディエンス/バンド関係者からの注目を浴びており今後の活躍にも大いに期待しているバンドです。
個人的にもずっと自分の企画で呼びたいと思っていたバンドで、現名義初のEP ''Linger'' に収録されている''Far Away''のMVを観たときからそのサウンドに衝撃を受けた瞬間を今でも覚えています。実際にライブを初めて観たのは昨年春の ''Breathe'' のリリースツアーで初めて大阪来てくれた時だったんですが、当時蔓延防止期間が明けて直後のタイミングだったのもあって凄い刺さって帰ったのを今でも記憶に残っています。その後自分のnoteでライブレポ書いたり、首都圏に遊びに行く度にライブ観に行ってたりしてたくらい影響されました。
ライブ活動を再開したとはいえ、新体制始まってすぐで各メンバー個人の環境が変化している状況にもかかわらず、今回の企画の出演を承諾してくれたことには感謝しかないです。現状関西圏でのライブ予定はN.L.N.S以降決まっていないそうなので、この機会を是非逃さないようにしましょう。
末筆
ということで、当日に向けてアピールポイント的なのをざっと紹介させていただきました。初大阪のバンドも数組いますのでどんなバンドか知らない方でも楽しめるように、予習の機会も積極的に作っていきたいのでいつもの如く記事にまとめさせていただきました。
Buried Aliveの時もそうでしたが、この日は他人に迷惑をかけない・かけたら謝る譲り合いの精神をもって「自分が一番楽しいと思う方法」で楽しんでもらえればと思います。後ろでお酒やソフトドリンク片手に轟音を聴くのもよし、ぶち上がって踊り狂っても歌ってもよし、自分が理想としている楽しみ方で楽しんでほしいし(もちろん他人に迷惑かけない程度で)、筆者個人としてもそれが理想です。
ただ、心斎橋クラッパーにはセブンイレブンが隣接していますが、近辺で騒いだり飲食物の持ち込みはしないようにご協力お願いいたします。
この企画に対する熱意は導入部分で散々語りましたが、この記事を見てちょっとでも面白そうだなって思った方は是非遊びに来てみてください。
既に予約済みの方も、周囲の興味ありそうな人や知り合いに声を掛けてみていただけると本当に有難いです。
あとは当日遊びに来た時、各々が楽しんでもらうと同時に新しいバンド・友人と出会えれば幸いです。
それでは6/24(土)、心斎橋クラッパーで皆様にお会いできるのを楽しみにしております。ここまでお読みいただきありがとうございました。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?