浜学園と日能研の比較を赤裸々に!塾選びって困りますよね。
中学受験をする際に、塾選びは親御さんにとって
頭の痛い内容であると思います。
子供の性格によって、合う合わないはどうしても
発生しますし、親から見た感覚とも異なります。
関西では、浜学園、希学園、日能研、馬渕教室などが
メインどころになりますが、なかでも私の子供が通っていた
浜学園と日能研の違いを記します。
主に6年生時点での違いになります。。
浜学園
兵庫県西宮市に本部を構える関西地区では言わずと知れた進学塾です。
灘中の合格者が16年連続日本一で2019年、2020年ともに100名越え。
他に、東大寺学園、洛南付属中学、西大和学園、神戸女学院
まさに枚挙にいとまがないほどの輝かしい実績を誇ります。
①授業
基本はマスターコースです。
算・国・理が中心で社会の受講も可能。
基本的には、17:00~21:00帯が週三回。
これに最高レベル特訓(最レ)や、日曜特訓が
合わさってくるとほぼ毎日で、こんなかんじでした。
月曜日→マスターコース授業 17:00~21:00
火曜日→最高レベル特訓理科 17:00~19:00
水曜日→マスターコース授業 17:00~19:45
木曜日→過去問講座 17:00~20:00
金曜日→マスターコース 17:00~21:00
土曜日→最高レベル特訓国語・算数 13:00~21:00
日曜日→
第一週、第三週日曜特訓・ミッドナイト特訓 10:00~23:00
第二週:11:00~公開テスト 15:00~21:00猛特訓
第四週:模擬試験いろいろ。。おおよそ10:00~21:00
夏期講習については、あまり思い出したくないくらい激烈で
10:00~21:00までがほぼ毎日40日間続きます。
②テスト
毎回の授業に復習テストがあります。
講義→テスト、もしくはテスト→講義の順で毎回の結果を
一か月間まとめて、席次が出る仕組みです。
毎回のテストでベスト3を発表しますね。
また、月1回:公開学力テストがあり、その成績及び
2ヵ月分の成績をふまえて、2ヵ月に一回クラス替えがあります。
公開学力テストは、ベスト100が貼り出されます。
各種の模試についても6年生になるとふんだんに組み込まれ
日曜日に家にいることはほとんどない生活です。
また、本番さながらの合格発表など、試験に臨む雰囲気づくりに
ついては非常に長けていると感じます。
③雰囲気
普段も私語については注意されますが、夏期講習や
12月後半からは、私語一切禁止となり、非常にピリピリした
ムードに包まれてます。
これが嫌!というお子さんも少なくはありません。
④先生への相談
基本的には予約制で、あらかじめ予約をしたうえでの相談になります。
事務員さんに対して意向を伝えたうえで、先生と日程調整です。
6年生になると担当の先生がついてくれるので、月一回程度の
連絡事項などについて電話が頂けるようになります。
講師の先生方は基本的には、電話の受付やテストの申し込みなどの
事務的な作業は一切やらず、事務員さんと明確に線引きがされています。
日能研
神奈川県横浜市港北区新横浜に本部を置く塾です。
「シカクい頭をマルくする(広告表記:□いアタマを○くする)」とか
Nバックが印象的な塾です。
①授業
週4回がベースです。
算・国・理・社で、基本的には17:00~20:00くらいまで。
但し、そのまま塾に残って勉強する子供たちが多い印象です。
授業が始まるだいぶ前にも教室に行き、
自習をしている子供が多く、
家でやるより塾で勉強するほうが
好きな子は向いていると思います。
②テスト
2週間に1回、カリテといわれるテスト。
1ヵ月に1回、公開テストのような形で全国でのテストが行われます。
全国での成績になる為、人数が浜学園と比較して多いです。
ですので偏差値もばらつきますね。
テストの成績で席順が決まるのも一つ特徴的ですね。
③雰囲気
模試などが始まるのは9月以降であり、
がちがちの浜学園と比較すると、
ゆるやかに受験モードに突入していくかたちです。
生徒同士も比較的、会話も多く、
よく言えばのびのびと学びを行っている感じです。
娘はこの雰囲気が気に入ったようです。
④先生への相談
先生との距離が非常に近いのが印象的です。
浜学園は事務員という鉄壁に阻まれるのに対して
日能研はオープンスペースで、先生に気軽に話が
できる雰囲気でした。
まとめ
両方通わせていたのでよくわかるのですが、雰囲気は
はっきり言って真逆です。
狙う学校も、最難関を中心とした浜学園と、幅広い中学校との
関係を構築している日能研で、変わってきます。
どちらの塾もすばらしいカリキュラムを組んで受験に対する
対策をしてくれていますので、まかせて安心!ですが、
子供がどのように感じるかを一番大事にすべきかと思います。