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鯖内10パートナーズ大会 振り返り

実況者がよくやっている、「パートナーポケモンをピックアップして戦うやつ」を鯖内でやりました。


・パートナーポケモン選定

という名の思い出語り

1.モルペコ

相棒。上手く使えば強いと信じていろいろ模索しているが、いまだに結論が出せていない。

2.マスカーニャ

相棒。SV発売から半年くらいはずっとこいつを使い続けた。見た目も性能もかなり好き。

3.カイリュー

相棒の相棒。以前のドラフト大会で大暴れし、ベスト4に入った。

4.ガオガエン

相棒の相棒。火の海誓いというギミックで使ったのが印象深い。
喰い断chに送ったら動画化され、ファンアートが描かれた。

5.ヒスイヌメルゴン

前相棒の相棒その2。シーズン3では原種ヌメルゴン+マスカーニャで自己最高レートを更新した。記事↓(なぜかリンクしか出ない)

https://yakkun.com/bbs/party/n4521


6.コータス

たまに使うと楽しいやつ。火の海誓いコンビを使ったときの反省として、炎で役割集中をすべきだったのではという考えがあった。またトリルターンを消費しやすいため、タスキモルペコとの相性もいい。

7.ヒスイバクフーン

こっからは特にエピソードはない。コータスと相性がよく、メタゲームにおけるお見通しという特性の強さを評価して採用。炎4枚で対策枠を疲弊させたかった。

8.水ケンタロス

相手にクリアチャームを強制したかったので2枠目の威嚇枠。またバクフーンコータス対策の炎テラスを狩る役。あとマスカーニャのトリフラで怒りの壺を警戒してくれたらいいな枠。
一応ヌメルゴンマスカーニャの構築に入っていたが、特に思い入れはない。

9.オトシドリ

全参加者で一番キモいピックをした自信がある。が、ちゃんと理由がある。
バクフーンコータスは耐性テラスを強く誘う。ドラゴンテラスはカイリューヌメルゴン、水テラスはモルペコがそれぞれ咎めるが、炎テラスと雨+ゴーストテラスが重いと考えた。初めはドドゲザンを入れようとしていたが、結局炎テラスが重い。そこで、炎テラスを咎めつつ不意打ちが使えるポケモンとしてこいつを見つけた。ついでに追い風もできて便利。

10.オオニューラ

ここまであまりにもSが低いので、威圧用に置いといた。もともとヒスイゾロアークのつもりだった。


・対戦考察

さんぽすたーさん

パッと見ドラゴンテラスボディプヌメルゴンが止まらなさそう。コータスミラーを意識すると持ち物やテラスが歪んで出力が下がる。そうするとヌメルゴンを突破できなくなるのでトリルはない。相手も同じ認識をしているなら、相手の軸は後発ガブリアスとほぼ断定できる。持ち物はクリチャか珠か鉢巻で、クリチャであれば最大出力が低いため積めば勝ち。あと二つはガエンで封殺できる。
以上より後発ガエン+ヌメルは決定。これを通すために先発は範囲技でリソースを削っておきたい。バクフーンは通りが悪いため、カイリューを軸に据えた。
相手の先発で予想されるのはオオニューラかグレンアルマ。厄介なのがグレンアルマで、鎧弱保型か貰い火型か分からない。カイリューを見てスイッチトリルしてきたら普通にきついため、グレンアルマは確実にワンパンする必要がある。そこでカイリューを鉢巻地震型にし、隣にオトシドリを置いた。指トリルなら地震、ワイガトリルならロクブラ、鎧弱保なら不意打ちでグレンを落とせて、ついでにオオニューラやゴリランダーにも刺さる。

実戦
相手の先発はゴリラニューラ。カイリューへの猫が嫌だったので一旦ガエンバック、鳥のブレバ警戒でゴリラが下がる読みでゴリラ方向ロクブラ。
するとオオニューラのフェイタルがガエンに急所+眠りという大下振れ。この時点でヌメルで詰めるプランが崩壊したため、ヌメルをクッションにしながら相手を削り不意打ち神速で縛るプランに変更。ヌメルのテラスがいらなくなったので欲張ってカイリューの地面テラスを切ったのが最大のプレミで、鉢巻ガブを止められず敗北。


すしむらさきさん

ヌメルゴンの突破手段がほぼないことに着目。変なコンボを度外視すれば、はたき落す+ニンフハイボか持久力ブリのボディプしかない。よって今回も後発ヌメルゴンは確定。ブリジュラス意識のゴーストテラス、殴り合いを想定して特殊型で残飯を持たせた。どうせはたき落とされるなら、チョッキやメガネを捨てて守れた方が強い。
雨の並びが見えるが、こちらのコータスやヌメルゴンに何もできないため選出はされない、されたとしても水技は振れずキングドラも出せないと判断。
となるとカイリューを止められるのがマニューラかニンフィアしかおらず、先発が安定する。マニューラやファイアローのタスキが厄介なため、鉢巻を持ちつつスケショでギャンブルを仕掛けることで追い風にも圧をかけられるようにした。隣にはシンプルに刺さりのいいオオニューラ。後発はニンフの炎テラスを咎めるオトシドリを置き、ヌメルにヘドロウェーブと火炎放射を積むことであらゆるテラスに対応できる。

鳥のダイスはミス。だが勝敗に影響なかった。

実戦
彼とはこういうメタゲーム系の大会でほぼ毎回対戦している。その経験から、「『S操作を好まない代わりに変な動きで撹乱してくる』という人読み」をされていると人読みした。そのためあえて深読みやギミックを排し、強いポケモンで強い行動を素直に押し続けることを意識した。

選出画面でガエンもハッサムもいなかったため、「はたき落すがない = 持久力ブリジュラスでヌメルゴンを倒しにくる」と判断。相手の初手はニンフマニューラだったが、鋼の意志でカイリューにテラスを切らず突撃した。オオニューラが落ち、カイリューも7割ほど削れてBが下がった状態でファイアローと対面。カイリューが動かない読みの行動をされることを読んでスケショ、四発当てて倒し、鋼テラスニンフに火炎放射で一発火傷。
ヌメルにゴーストテラスを切り、ブリジュラスの流星を鳥が耐えて勝ち。


たこやきさん

さんぽすたーさんと同様、コータスミラーを意識するとヌメルゴンが突破できないのでトリルはない。あるとすればガチグマで後発トリルくらい。そうすると追い風はしたくない。
そしてバクフーンより速いポケモンがオオニューラしかいない。初手はオオニューラか鎧弱保グレンかカイリュー追い風の3つにほぼ絞れる。前二つはさんぽすたーさん同様地震カイリューが通りそうで、カイリューに対してはオトシドリのロクブラが刺さる。

後発も同様にボディプヌメルゴンを軸にしたい。ここで問題なのがガチグマで、テラスを切ってもさすがに押し切られてしまう。そこでタスキ持ちのバクアモルペコを採用した。怪電波ではなくバクアにすることで、イエッサンにおびえることなくヌメルゴンを補助できる。またオーラぐるまのおかげで中速追い風に強いのもポイント。ゴーストテラスガチグマと殴り合うため、ヌメルゴンはドラゴンテラスで龍の波動を持たせた。

実戦
相手はカイリューブリムオンで追い風ミストバーストで大困惑。なんかオトシドリが耐えて偉い。

後発はガチグマドーブル。これデコレーションだなと思ったので、カイリューを温存しつつ追い風ターンを枯らし、モルペコと先制技で詰めることに。
追い風ラストターンにモルペコ着地、隣のヌメルゴンはハイボ圏外。猫だましを考えると相手2体同時に動くことはないため、モルペコはこのターン確実に生存する。守るの可能性が低いドーブルに集中攻撃した。相手はファスガハイボ、両者耐えて勝ち。


・結果、感想

勝敗2-1、残数4で、18人中7位タイの予選落ち。しょうがないけどさんぽすたーさんのフェイタル急所はさすがに運負け主張したい。

10匹ポケモンを選んだが、6匹しか使わなかった。カイリューオトシドリヌメルゴンの並びが強すぎた。マスカーニャ0のオトシドリ3でビビった。

オトシドリは本当に絶妙で、対戦的には不意打ちを打っていただけなので他でもよかったように見えるが、アロー以外の炎タイプを選出されなかったのはこいつのおかげだと思っている。炎に弱いドゲザや、不意打ちがないバンギではこうはいかなかった。特殊ルールなら結構やれるポケモンなのかも。


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