福岡インディペンデント映画祭2022 作品紹介 その⑰(1105-P4)
11/5(土)第4プログラム(16:10~17:55)
10・20・100分部門最優秀作品上映
(画像クリックで作品ページに飛びます)
『マンガガールズ』(監督:大門崇、祁答院雄貴、9.45min)
この1年、DigiCon6をはじめ多くの映画祭・メディア芸術祭を席巻した話題作。
テンポよく、でもフシギな感覚で展開するマンガ・アニメーションと実写のハイブリッド作品で、噂に違わぬ面白さ。
まだまだ新たな表現の余地があることを感じさせる、優れたメディアアートでもあります。
ちなみに監督の大門崇さんは俳優として『cord』、祁答院雄貴さんは『街の声が聞きたい』にも出演しています。
『果ての一閃 EPISODE ZERO』(監督:ハヤカワツクロ、16.17min)
観賞後に思わず(良い意味で)「何だ、今のは!」と叫んでしまいました…。
こういう系統のアニメによく出てきそうな設定、セリフ、アクション…などなどの組み合わせが、逆に新鮮に感じるとは…!
先達へのリスペクトから新たな時代を開く、渾身の一作。
『親子の河』(監督:望月葉子、67.09min)
日本にいる時の閉塞感、人との壁。インドに行ってからの、徐々に心が拡がっていくかのような不思議な解放感、空間の広さ。
監督兼主演の望月さんの感覚を観る側も追体験するかのような、ドラマとドキュメンタリーの境目を漂う独特のフィーリングを持った映画です。ぜひスクリーンで体感してください。
文:大塚 大輔(プログラミングディレクター)
福岡インディペンデント映画祭2022は、11月3日から6日まで開催されます