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ナドライの具体的な地理:広大な世界を描く

こんにちは、皆さん!「架空世界を作ろう」ブログへようこそ。今回は、ナドライの具体的な地理について深く掘り下げていきます。以前の記事で紹介した通り、ナドライは蒸気機関が発達した世界であり、大都市間を蒸気機関車や蒸気船で1日以内に移動できる範囲を持つ広大な大陸です。この記事では、そのナドライの地形と都市間の距離感を具体的に設定し、よりリアルな世界観を作り上げていきます。

ナドライの東西と南北の距離

ナドライの地形を考える際に、東西および南北の距離を設定することが重要です。今回、ナドライ全体の東西の距離を2,500~4,000km、南北の距離を1,500~2,000km程度に設定しました。この広大な大陸には多様な地形が広がり、その中には平野、高原、森林、湿地、河川、湖、そして内海があります。

東西の距離

  • 都市Aから都市Bの間は1,200km。この2つの主要都市は、ナドライの大陸東西を結ぶ重要な拠点となります。都市Aは大陸の西部に位置し、都市Bは東部に存在します。これらは広大な河川で結ばれており、河川X沿いに蒸気船で交易や物流が行われます。

  • 都市Aから港Cまでは800km。港Cは内海Zに面した重要な港町で、東西間の交易ルートとしても機能しています。都市Aから港Cへの交通は蒸気機関車を使って行われ、沿岸地域へのアクセスが容易です。

  • 港Cから内海Zまでは200kmの距離で、沿岸航路が発達しています。蒸気船での移動が頻繁に行われ、ナドライ全体の海洋貿易がここで行われています。

南北の距離

  • 湖Dから山Eの距離は500km。湖Dはナドライの中央に位置する大きな湖で、周辺の都市や村々に水を供給しています。一方で、山Eは北部にそびえる大きな山岳地帯で、登山道が湖Dと山Eを結び、交易や冒険者が頻繁に往来します。

  • 山Eから高原Fまでは600km。高原Fはナドライの北西部に広がる広大な高原地帯で、鉱山や放牧が盛んな地域です。山岳と高原の間には険しい山道が存在し、蒸気機関車がその道を越えて都市間の物流を支えます。

  • 高原Fから森林Hまでは700km。森林Hはナドライ北部の森林地帯に位置し、豊富な自然資源や木材が存在します。この森林地帯は手つかずの自然が残されており、冒険者や研究者が頻繁に訪れる場所です。

海洋と内海

ナドライの全体の約3分の1は海洋が占めています。内海Zはナドライ南部に広がる地中海に似た内海で、ナドライ大陸の南東部と東部に沿って広がっています。この内海に面する港Cやその周辺の都市は、蒸気船による海洋貿易の拠点となっており、他大陸との交易もここで行われます。

内海Zは、ナドライ全体の交通網を支える重要な海路です。沿岸部に広がる港町や都市が、内海を使って物流を行い、蒸気船が都市間を結ぶ重要な役割を果たします。

河川と湖の役割

ナドライには、2つの主要な河川である河川X河川Yが存在します。河川Xは都市Aと都市Bを結び、内海Zへと注いでいます。この河川沿いでは蒸気船による物流が盛んであり、ナドライの東西の交通網において重要な役割を果たしています。

一方、河川Yは山Eから湖D、そして港Cまでを結んでおり、山岳地帯の資源を都市に運ぶ重要なルートとなっています。この河川Yも、湖Dの周辺地域と港Cを結ぶ重要な交通手段です。

また、ナドライの中心部に位置する湖Dは、その広大な水源を利用して農業や都市の水供給を支えています。湖Dの周辺には小さな村や集落が点在しており、湖を中心にした生活が広がっています。

地図を書いてみる

上記を踏まえてDOT言語で地図を書いてみると、こんな感じになります。

graph nadraj_geography {
    // 都市やスポットの定義
    "<都市A>" [label="<都市A>"];
    "<都市B>" [label="<都市B>"];
    "<港C>" [label="<港C>"];
    "<湖D>" [label="<湖D>"];
    "<山E>" [label="<山E>"];
    "<高原F>" [label="<高原F>"];
    "<湿地G>" [label="<湿地G>"];
    "<森林H>" [label="<森林H>"];
    "<河川X_上流>" [label="<河川X_上流>"];
    "<河川X_中流>" [label="<河川X_中流>"];
    "<河川X_下流>" [label="<河川X_下流>"];
    "<河川Y_上流>" [label="<河川Y_上流>"];
    "<河川Y_中流>" [label="<河川Y_中流>"];
    "<河川Y_下流>" [label="<河川Y_下流>"];
    "<内海Z>" [label="<内海Z>"];

    // 都市間のエッジ(関係)を定義(距離を設定)
    "<都市A>" -- "<都市B>" [label="1,200km (河川X沿い)"];
    "<都市A>" -- "<港C>" [label="800km (道路)"];
    "<港C>" -- "<内海Z>" [label="200km (沿岸)"];
    "<港C>" -- "<湖D>" [label="1,000km (河川Y沿い)"];
    "<湖D>" -- "<山E>" [label="500km (登山道)"];
    "<湖D>" -- "<湿地G>" [label="400km (小道)"];
    "<湿地G>" -- "<森林H>" [label="500km (道)"];
    "<山E>" -- "<高原F>" [label="600km (山道)"];
    "<高原F>" -- "<森林H>" [label="700km (川沿い)"];

    // 河川Xの位置関係
    "<河川X_上流>" -- "<都市A>" [label="200km"];
    "<河川X_上流>" -- "<河川X_中流>" [label="300km"];
    "<河川X_中流>" -- "<都市B>" [label="500km"];
    "<河川X_中流>" -- "<河川X_下流>" [label="300km"];
    "<河川X_下流>" -- "<内海Z>" [label="500km"];

    // 河川Yの位置関係
    "<河川Y_上流>" -- "<山E>" [label="400km"];
    "<河川Y_上流>" -- "<河川Y_中流>" [label="350km"];
    "<河川Y_中流>" -- "<湖D>" [label="500km"];
    "<河川Y_中流>" -- "<河川Y_下流>" [label="300km"];
    "<河川Y_下流>" -- "<港C>" [label="200km"];
}

これを画像にすると次のようになります。

ナドライのGraphivizで描いた地図

まとめ

今回の設定で、ナドライは東西2,500~4,000km、南北1,500~2,000kmという広大な大陸として描かれることになりました。内海や河川、湖、そして山岳地帯が広がるこの世界は、多様な自然環境を背景にして、多くの文化や文明が栄えています。蒸気機関による交通網が発達し、都市間や地域間の移動が容易になっている一方で、冒険や交易が広がるスケール感を持った世界です。

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