ダメなバディのゆるゆる刑事ドラマ『NO ACTIVITY』
わたしは刑事ドラマが好きだ。刑事ドラマというのは犯人が誰かという謎解きよりも、バディの物語という意味で好きなのであって、そのバディがどれだけ魅力的かというところが重要だ。このドラマのバディはとても素敵だ。すごくダメなふたりがお互いに褒め合って、やる気を見せないまま、なんか解決に向かっちゃうのである。
『地面師たち』であんなに怖くてたまらなかったトヨエツが、やる気もなければ実力もない、だけど余裕さえ感じる時田を演じているのも見どころだし、season1で拳銃を失くすというとてつもないミスをしながらも、焦りもしないまま笑っては一緒にそのミスを楽しむ謎のマイペース椎名を演じる中村倫也も自然体でいい。このふたり、season2で起きる出来事にもまったく変わらずキャラクターそのままでバディを組んで対応してくれる。
しかしながら、もうひとつのバディである木村佳乃&清野菜名がわたしのお気に入りだ。仲がいいのか悪いのか、殴り合いの喧嘩をしたりとか、相手の不幸を喜んだりとかしながらも、最後は笑える話が待っている。シソンヌのじろうが脚本なのだけれども、芸人さんというのはコントを書くからなのか脚本がめちゃくちゃうまい。いくらでも続編を待ちたい!
ふたりともダメなバディを見ていると、人生とはがんばらずとも、楽しく生きていけるんだよなあ、楽しむ心の余裕さえ持てれば、と思うのであった。
Prime Videoで鑑賞
◾️今日の日記
わたしは月見はケンタッキー派です。タルタルが美味しいんだよなあー。
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