論理のすり替えによる暗殺の正当化
この記事はアメリカによるイラン革命防衛隊「クッズ部隊」ガセム・ソレイマニ司令官暗殺を正当化をしている。
この記事では、論理のすり替えによって暗殺を正当化している。
最恐テロリストのソレイマニを「イランの英雄」と報じるメディアの無知……クッズ部隊司令官はアラブ諸国で「虐殺者」と恐れられてきた(飯山陽)https://t.co/kmGLmj9K0o#イラン #トランプ #中東
— ニューズウィーク日本版 (@Newsweek_JAPAN) January 11, 2020
https://www.newsweekjapan.jp/iiyama/2020/01/post-2.php
最恐テロリストのソレイマニを「イランの英雄」と報じるメディアの無知
そもそもアメリカが、イラク国内の空港で軍事行動を行うことはイラクの承認がない場合、イラクの主権をないがしろにしており、国際法上許されるものではない。
また、ガセム・ソレイマニ司令官が、イラン国内でどのような評価を受け、イラン国外でどのような活動をしているかに関わらず、アメリカがイラク国内でこの人物を暗殺する正当な理由は国際法上存在していない。
これに関しては、以下の記事を書いた。
https://note.com/fictitiousness/n/n38b18c3af647
大義名分のないアメリカ
この記事は、自民党安倍政権の自衛隊中東派兵を援護するためと判断されても仕方がない。
中東海域の情報収集を新たな任務として付与された海上自衛隊P3C哨戒機2機が海自那覇航空基地(那覇市)から出発しました。 #P3C哨戒機 #海上自衛隊https://t.co/YAJxe3Bkuy
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) January 11, 2020
そもそもこの記事を書いた人物が、こうした問題を論じるのに適した人物とは考えられない。
なぜなら今回のこの問題は、高度に政治的な問題であり『イスラム思想研究者』という肩書きの人物がNewsweekの誌上で、この問題を論じることは誤解を与える。
この人物が、Newsweek日本語版編集部にとって都合の良い記事を書く人物であり、それゆえこの人物にこの記事をNewsweek日本語版編集部が書かせたと判断することは避けられない。
過去には、下記のようなNewsweek日本語版編集部による記事が掲載されている。
日本政府、中東への自衛隊独自派遣を閣議決定 「調査・研究目的」で武器使用せず https://t.co/SD0XwNkdre #自衛隊 #中東 #自衛隊派遣 #石油 #安倍晋三 #自民党
— ニューズウィーク日本版 (@Newsweek_JAPAN) December 27, 2019
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/12/post-92026.php
日本政府、中東への自衛隊独自派遣を閣議決定「調査・研究目的」で武器使用せず
この記事では、何の検証、批判もなく、自民党安倍政権の主張を書き連ねているだけである。
これらの記事からNewsweek日本語版編集部は、ジャーナリズムの主要な役割である「権力の監視」を放棄していることを自ら誇示していることになる。
#自衛隊 #派兵 #中東 #安倍首相 #自民党安倍政権 #イラン革命防衛隊 #クッズ部隊 #ガセム・ソレイマニ司令官 #暗殺
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