仮名で入力した文字を効率的に漢字交じりに変換できる日本語ワープロの基本技術に関し、東芝の技術者だった天野真家湘南工科大学教授が、東芝に約3億2千万円の発明対価の支払いを求めた訴訟を起こしています。
一審・東京地方裁判所は、2011年4月、1件目は天野真家湘南工科大学教授を含む3人の共同発明、2件目は天野真家湘南工科大学教授の単独発明と認定しています。
天野真家湘南工科大学教授は、2件とも単独発明と主張し、控訴しています。
2012.05.02知的財産高等裁判所(塩月秀平裁判長)で和解しています。
高裁の和解勧告を双方が受け入れています。
成立は2012.04.25日付となっています。
訴訟では天野真家湘南工科大学教授の単独発明かが主な争点となっています。
天野真家湘南工科大学教授の貢献度や、発明で東芝が受けた利益などを総合的に判断し、東芝に約643万円の支払いを命じています。
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