『普通地方公共団体の議会の会議は、これを公開する』 地方自治法 傍聴拒否 望月好也議会事務局長 三枝正文議長 山梨市議会 記者 山梨日日新聞 2021.03.15 日本 山梨県 山梨市 20210317
2021.03.15『(議会での)質問と答弁の中身を知っていたのが前提の記事で、議会軽視に当たる』として、山梨市議会の三枝正文議長の指示により、望月好也議会事務局長は、山梨日日新聞記者の3月定例会本会議の傍聴を拒否しています。
http://mainichi.jp/articles/20210316/k00/00m/040/201000c
山梨市議会、地元紙記者の傍聴拒否 掲載記事理由に議長が指示 | 毎日新聞
議会事務局によると、15日の3月定例会本会議を傍聴しようとした記者に対し、三枝議長の指示を受けた望月好也・議会事務局長が傍聴できない旨を伝えた。同紙は13日付朝刊に高木晴雄市長が再選を目指し市長選(9月30日任期満了)に立候補する意思を固め、議会で表明する見通しとする記事を掲載。望月事務局長はこの記事について「(議会での)質問と答弁の中身を知っていたのが前提の記事で、議会軽視に当たる」と記者に説明したという。
地方自治法第115条において『普通地方公共団体の議会の会議は、これを公開する』となっています。
山梨日日新聞社広報室は『市議会の本会議は地方自治法で公開が原則とされているものです。取材活動にも支障をきたす問題であり、大変遺憾です』としています。
https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=322AC0000000067
地方自治法 | e-Gov法令検索
第百十五条
普通地方公共団体の議会の会議は、これを公開する。但し、議長又は議員三人以上の発議により、出席議員の三分の二以上の多数で議決したときは、秘密会を開くことができる。
②
前項但書の議長又は議員の発議は、討論を行わないでその可否を決しなければならない。
2021.03.16三枝正文議長は、記者の傍聴拒否に対し、本会議前の議場で謝罪しています。
三枝正文議長は、『今後は法令を順守し対応していきたい』としています。
望月好也議会事務局長は、『法令について認識不足だった。反省している』としています。
これは、三枝正文議長が、『市議会のしくみ - 山梨県山梨市オフィシャルサイト』にある『議長は議会を代表し、議会が円滑に運営されるよう努め、議場の秩序を保ち、議事の整理、事務の処理などの権限が与えられています』を曲解しているためと判断されます。
また、三枝正文議長の指示に従った望月好也議会事務局長が、『市議会の運営をスムーズに進めるため、事務局が置かれています』を曲解しているためと判断されます。
以上から、山梨市議会では、法令を無視した独断専行による判断、決定、実施が日常的に行われている可能性が高いと判断されます。
https://www.city.yamanashi.yamanashi.jp/citizen/docs/setup.html
市議会のしくみ - 山梨県山梨市オフィシャルサイト『誇れる日本を、ここ山梨市から。』
山梨市議会事務局
市議会とは
明るく住みよいまちにするため、市民みずからが行政を考え、問題を解決していくことが最も望ましいことです。しかし、多くの市民が集まって市政について話し合うことは困難なため、市民の代表者によって話し合いが行われます。
この代表者が市長と議員です。
議員が集まって、市民生活に密着した市の予算や条例などを話し合い、市の意思を決めるところが市議会で、市長はその決まったことを実際に行っていきます。
このことから、市議会を「議決機関」、市長やその他の行政サイドの機関を「執行機関」ともいいます。
市議会と市長はそれぞれ独自の権限を持ち、車の車輪のように対等な立場で均衡をとり合いながら市政発展のために活動をしています。
議員
議員は4年ごとに選挙によって選ばれます。議員定数は地方自治法により、条例で定めることになっています。
条例で定められた山梨市の議会の議員定数は、18人となっています。
議長と副議長
議長と副議長は、議員の中から選挙で選ばれます。
議長は議会を代表し、議会が円滑に運営されるよう努め、議場の秩序を保ち、議事の整理、事務の処理などの権限が与えられています。
副議長は議長が出張や病気等で議長の職務を行えないとき、又は欠けたとき、議長に代わってその職務を行います。
会派
市議会では、所属政党や主義主張を同じくする議員が集まって会派を結成し、活動を行っています。
議会事務局
市議会の運営をスムーズに進めるため、事務局が置かれています。
事務局は、本会議や委員会に関する事務、議会活動に必要な調査及び資料収集、会議録の作成、議会だよりの発行など、議会に関するすべての事務を処理しています。
#地方公共団体 #議会 #会議 #公開 #地方自治 #地方自治法 #傍聴 #拒否 #望月好也 #議会事務局長 #三枝正文 #議長 #山梨市議会 #記者 #山梨日日新聞 #新聞 #20210315 #日本 #山梨 #山梨県 #山梨市 #20210317 #記事
#fictitiousness #2021
http://this.kiji.is/744538967528505344
山梨市議会、記者の傍聴を拒否 市長選巡る記事「議会軽視」と | 共同通信
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kofu/20210316/1040012571.html
山梨市議会が記者の傍聴を拒否|NHK 山梨県のニュース
http://mainichi.jp/articles/20210316/k00/00m/040/201000c
山梨市議会、地元紙記者の傍聴拒否 掲載記事理由に議長が指示 | 毎日新聞