新卒2年目エンジニアが今年を振り返ってみる
早いもので今年ももう終わりますね。。。
建築学部でデザインを学んでいたところから一転し、エンジニアになり猛烈なスピードで一年が過ぎている気がします。すごく濃密で長いような短いような感じです
去年も怒涛の一年でしたが今年はもっと怒涛の一年だったので一年を振り返っていこうかなと思います
1~2月 事業貢献にもがく&副業を始めてみる
一月は前職で動画のサブスクプラットフォームの開発をしていました。夏にCTOが育休に入られ、その二ヶ月後に事業部長が退職。事業部で社員が自分しかいない状態になり無我夢中で色々とチャレンジしてた気がします
それでも周りの手助けもありなんとか売り上げを順調に伸ばしていき1月も順調に頑張っていました。今思えばあの経験がとても貴重な経験になりました
そんな中、大学の時の教授が立ち上げた不動産の会社がエンジニアの募集をしているのを発見。なんやかんやあってフロントエンドエンジニアとしてお手伝いをすることになりました。現在も業務委託としてお手伝いをさせていただいています
3~4月 売り上げが黒字化達成&転職活動開始
前職の社長の助けもあり、なんとかギリギリ事業の売り上げを黒字化することができました。スタートアップはスピードが命とよく言いますがこれほど間近に圧倒的スピードを感じながら事業に関われたことはとてもいい経験になりました
それと同時に並行で行なっていた他の事業の売り上げが一時的に下がってしまい会社の存続の危機も間近で見る経験をしました(今は順調にV字回復しているらしいので本当によかったです)
前職は色々とチャレンジができる会社で毎日がとても楽しかったです。最高の会社でした
そんな中新しい経験をする時かなと感じ、2年間働いた前職を退職して転職活動をすることを決めました
そんな中出会ったのが現職の会社でした
5~8月 フルスタックエンジニアとして現職にジョイン&キャッチアップ祭り
元々自分はwebフロントエンドエンジニアとして今の会社に応募をしていました。
しかし蓋を開けてみるとフルスタックエンジニアとしての内定
最初は「ん?なんで?」と思いましたが、面接で「なんでもします!」っていっちゃったのと前職では少しアプリも触ってましたがもっともっとフルスタックに経験を積みたいという思いもあったのでフルスタックエンジニアというポジションで内定を受けました
最初の3~4ヶ月はとにかく大変でした。前職ではVue.js(JavaScript)とRuby On Railsをメインに開発し、少しだけSwiftとKotlinを触るくらいの感じだったのが現職はAngular(TypeScript)とGo、SwiftとKotlin全て含めてちゃんと実装できるようにしないといけない状態でした
全ての言語を勉強し、少しの開発なら全て行えるようになるまでにとても苦労しました。。。でもエンジニア歴3年も満たない自分がフルスタックに開発できるようなエンジニアになれたのは他の人にはない武器になりましたし、頑張ればできないことはないという自信にも繋がりました
9~12月 開発に慣れてくる
開発にも徐々に慣れてきて様々な言語の開発を任せてもらえるようになりました。まだ細々したタスクが多めですが一人で開発を終わらせることができるようになり、必要な場所、足りない場所に自分のリソースを割くということができるようになりました
またweb→アプリ間など複数のドメインが関わってくる開発を一人でまとめて開発できるようになったので自分にしかできない開発をさせてくれている感じがします
しかしそうは言ってもまだエンジニアになって3年も経ってないので全ての言語が中途半端なのは否めません。元々分かってはいましたがフルスタックになって改めて最も強く感じ感じたことは「1つの言語やスキルを極めるということがエンジニアにとってとても重要」だということです
来年はどうするのか
様々な言語の開発を経験し、色々開発でき始めた頃、「自分は事業貢献できているのか?」とふと考えるようになりました。フルスタックに色々と開発できる人は確かに便利っちゃ便利です。それはそれで価値のあることですがそれは「開発ができているだけで会社のバリューになっているかは別」だという考えはずっとありました。
前職では「ユーザーに価値のあるものを提案する・事業が前に進むために何をするのか考える」そのために必要な開発を最小限で最速で実装していくといった考えを持っていました。
そのために様々な開発を経験しておいた方が後々バリューを出す時の手段としての選択肢が多くなる。そう考えてフルスタックの道に進みました。しかしフルスタックとして技術の習得にいっぱいいっぱいになっているうちに根本の「会社のバリュー生むためには何をすればいいのか」を考える余裕がなくなっていることに気づきました
自分の恩師でもある前職のCTOが言っていたことです。
バリューを出すことにとってプログラミングをすることが必ずしもマストではない。スピードが命のスタートアップで開発をすること自体価値提供のスピードが遅れてしまう場合がある。手段と目的を逆にしてはいけない。
自分はこの言葉に衝撃を受けて、今もこの考えを大切に持っています
人に価値を届けるにはどうすれば良いのか
そのために何を使うのか
来年はそれを意識しながら今年よりもさらにチャレンジする一年にしていこうを思っています!!
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