インターホンに反応すれば
家でごろごろしてると、インターホンがなった。
めんどくさいから無視をした。
少しお腹がすいたので、冷蔵庫に向かうことに。
ついでに、インターホンの履歴を確認しよう。
ドキッ。
ビビッときた。
なんて、ファビュラスな人なんだ。
またインターホンがならないかを1日待った。
来ない。来ない。来ない。
上の階に住んでいる友人に、誰か訪ねて来たかと聞く。
誰もきていないとのこと。
この、ビビッときた感覚を捨てるのはもったいないなあ。
きっと、あのインターホンに反応していれば、
あの人と世界が作れただろうに。
あの人は私をみていないから知らないだろうが、このビビッはあれに違いない。
ずっとこれからの人生あの人を探すのか。
今世で果たせるのだろうか。
もう、タイムパラドックスの映画を見よう。
この出来事を雑に処理しよう。