気負わずゴー
漠然とした不安が腰を重くさせ、
身近な快楽に時間を浪費する。
挑戦や鍛錬を先延ばししまくって
追い込まれてから瞬発力勝負で勝率を落とす。
そんな悪循環をもう何度となく繰り返してきた。
それでも少しずつ経験を積んで
2割5分、20本くらいの打者にはなれた自負がある。
今となってはもう好きなようにできるが、
最初に的確なアドバイスがあったら
3割30本くらいは行けた気がしないでもない。
最初に書いた「漠然とした不安」に対する対処だ。
不安を感じず、気負わずにトライして
ひたすらトライし続けられるメンタリティーを
幼少期から持ち続けていたら、
『BLUE GIANT』の宮本大とは逝かなくても
玉田くらいの成長は期待できた気がする。
「漠然とした不安」は言い換えると
「失敗したくない」
「失望されたくない」
という気持ちが一番近いと思う。
「もっと準備しないと」
「もっと慎重にやらないと」
という気持ちが増してきて腰が重くなる。
下手なこと、苦手なことはもちろん、
得意なこと、好きなことですら
そうした不安におかされてしまいがちだ。
結論としてはそんな不安は感じなくていい。
単純に積み重ねた時間と、
工夫を凝らした情熱の大きさに比例して
大抵の物事は上達する。
評価されるかどうかについては運もあるが
それについても気にすることない。
自分の成長だけを信じて
一心不乱に続けて行けばいい。
結局人生に意味を見出だせるかどうかは
自分次第であって他社評価は関係ない。
自己評価を高く保ち、
何とかなると思える人間は、
いつも自信に満ちていて強い。
大切なのはメンタリティーだ。
結果を出して自信を深める好循環を作りたかったら
まずそのことを抑えて取り組むことだ。
インデックス投信積立のように
市況は無視して、ただただ自動継続。
自分の目標に向かってPDCAを回し続ける。
行動すると分かることは非常に多い。
なぜ生きるのかについても
とりあえず行動することで見えてくる気がするし、
様々な体験をして、世界や世の中、
人生について理解を深めて行くこと自体が
生きる意味と言えるかもしれない。
もう自分は気負わないし、無理もしない。
サラリーマンを続けていれば
メンタル削られることもあるだろうけど
そういうゲームと思って受け流せばいい。
大切なのは自己評価だ。
自分の人生は意味があったと思えるように
無理なく続けられる習慣を愚直に繰り返そう。