OLから外資系客室乗務員に転職して思うこと(後編)


一個前の続きです。


3つ目。
海外で働く(生活面含め)経験。
これが1番、私が欲しかったもの。
とにかく、母国を離れて、海外で仕事をして生活する経験がしたかった。
今の会社は、世界各国から人が集まっててほんっっっっまに多国籍。いろんな人種、宗教の人がいる。
違って当たり前、みんな違うってことが前提やから、自分と違う考え方・話し方もっと言うと食べ方とか働き方とか。違ったとしても、そもそも驚かないし、拒絶もドン引きもバカにもしない。へ〜あなたはそんな感じなんやねえ、とか、そんな考え方なんや〜、って感じ。
あえて深く探ったりもなく、そのままあること・ものを、そのままにしとく感じ。
私にはこの雰囲気がすごい居心地がいい。



最後に4つ目。
これは、結果論。どうしてもCAにこだわってた訳ではないから、働いてみて後から気づいたCAという職業でよかったなと思う点。
これほんまにいっぱいあるけど、経験してわかったのは、移動するって精神的効果があると思う。ストレス軽減になると思う、ってこと。
私の会社は結構毎月アメリカもヨーロッパも飛ばしてくれて、毎月2〜3カ国はステイがある。だから毎月一人旅みたいな感じ。
知らない国で、ご飯食べて、街歩いて、いつもと違う景色見るだけで、(これは私だけなんかも知らんけど)心が軽くなるし、気持ちが外に向いて、すごい開けた気持ちになる。

もともと、気持ちの矢印が内向きなタイプで、
1人反省会とかよくやって勝手に病んでたから。笑 
定期的に「移動」するだけで、こんなに気持ちって外に向けられるんや、ほんでこんなにストレスというか謎の重い気持ちって軽くなるんやって思った。
関連して、フライトって毎回違うメンバーと飛ぶから、人間関係の悩みが皆無。
あの発言やばかったかなとか、上手く対応できんかったけどどう思われたやろとか、これまた1人反省会しまくって次の日勝手に気まずくなったりしてたけど、CAってそういうの全くない。
たまに意地悪な人とかいるけど、どんなけ長くても15時間程度のフライトやし、その後一生会わへんやろなぁとか思ったら、全然大丈夫。
感情と行動を分けて、淡々と仕事できるようになった。


すごい殴り書きみたいな文章やけど、覚え書きとして残しておきます。





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