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皆で備えよう!熱中症対策ガイド

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富士通ゼネラル公式noteでは「みんなで備えよう!熱中症対策ガイド」と題して、熱中症対策に関する情報をまとめたマガジンをはじめます。このnoteではエアコンだけでなく、熱中症に関…
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【皆で備えよう!熱中症対策ガイド】第1回 熱中症の仕組みと症状

5月も終わりに近づき、全国的に気温が20度を上回る日が増えてきました。 先日発表された気象庁の3か月予報では、6~8月の平均気温が平年より高い予想になるなど、今年も暑さの厳しい夏になりそうです。 (中には「観測史上1番の暑さになる」という報道も!) 夏本番はまだ先だから・・・と油断せず、今年は特に早めに熱中症対策をすることが大切です! そこで富士通ゼネラル公式noteでは「みんなで備えよう!熱中症対策ガイド」と題して、熱中症対策に関する情報をまとめたマガジンをはじめます。

【皆で備えよう!熱中症対策ガイド】第2回 暑熱順化について

2024年の夏は例年以上の気温水準になると予想されています。 梅雨入り前から25℃以上の夏日になっていることもあり、暑さに慣れていないこの時期の活動は屋外、屋内に関わらず注意が必要です。 今回は、今のうちからできる熱中症の予防策「暑熱順化」について紹介します。 暑熱順化とは 暑熱順化とは、体が暑さに慣れることです。 暑さに慣れてくると、体から早いペースで汗が出るようになり、体温の上昇を食い止めることで、暑さに強い体になっていきます。 個人差もありますが、暑熱順化するに

【皆で備えよう!熱中症対策ガイド】第3回 熱中症警戒アラートについて

6月8日に九州南部が梅雨入りしたと発表がありました。 梅雨の時期は気温だけでなく湿度にも気を配ることが大切です。 湿度が高いと汗が蒸発しにくく、体内に熱がこもりやすくなるため、熱中症のリスクが高まります。 エアコンの冷房や除湿運転で室温を調整することもおすすめです! さて、今回は「熱中症警戒アラート」について紹介します。 ニュース番組などで耳なじみはあるかもしれませんが、皆さん正しく理解できていますか? 熱中症警戒アラートとは 気温が著しく上昇し、熱中症になる危険性が高

【皆で備えよう!熱中症対策ガイド】第4回 室内でできる熱中症対策

6月に入り熱中症による救急搬送のニュースが増えてきました。   屋内での熱中症対策にはエアコンを適切に使うなど、温湿度を管理する事が重要です。 本記事を読んで、屋内の熱中症対策の参考にしてみてください! エアコンを使用する際のポイント 屋内で熱中症を防ぐためには、エアコンを効果的に使用することが非常に大切です。以下の上手な使い方のポイントを押さえ、適切な使用を心掛けてください。 窓の外ですだれや緑のカーテンなどを使うことも窓からの日差しや反射を遮るには効果的です。難し

【皆で備えよう!熱中症対策ガイド】第5回 子どもの熱中症について

いよいよ全国的に梅雨入りの予報があり、夏の到来が着々と近づいてきていますね。 湿度が高いと汗をかきにくくなるため、梅雨の間でも熱中症に注意が必要です。エアコンの冷房や除湿をうまく活用して健康に過ごしましょう。 以前の記事でご紹介した通り、熱中症は屋外だけでなく、高温多湿になりやすい場所や、エアコンの効かない屋内で起こることもあります。特に乳幼児や小児は体温調節機能が未発達で、熱中症にかかるリスクが大人よりも高まります。 今回は、特に注意が必要な「子どもの熱中症」について

【皆で備えよう!熱中症対策ガイド】第6回 高齢者の熱中症について

最近は梅雨の影響で気温だけでなく湿度が高い日も多いですね。 屋内での熱中症対策では温湿度を管理することが重要です。エアコンの冷房や除湿運転を適切に使用して、対策を行ってください。 そして今回は、「高齢者の熱中症」についてご紹介します。 高齢者は温度に対する感覚が鈍く、気づかないうちに熱中症のリスクが高い環境下にいる場合があり、特に周囲の方の気配りが重要です。 高齢者の熱中症について 高齢者が熱中症にかかりやすい理由は大きく3つ挙げられます。 1.周囲に熱を放出する

【皆で備えよう!熱中症対策ガイド】第7回 障がいのある方の熱中症について

熱中症警戒アラートが発令される地域が出るなど、暑さが本格化してきました。全国的な梅雨明けとなる前に、熱中症対策ガイドをおさらいしておきましょう! 今回は、「障がいのある方の熱中症」についてご紹介します。 障がいのある方の熱中症リスクについて 障がいのある方の中には、のどの渇きを感じづらいことや、自分で水分補給ができない・汗を拭くことができず体温が下がりにくい体質の方、特定の服装にこだわりがあり気温が高くても厚着をしてしまう方がいるなど、熱中症のリスクが高まります。 体

【皆で備えよう!熱中症対策ガイド】第8回 屋外でできる熱中症対策

いよいよ夏休みシーズンがはじまりますね! 海や山、レジャー施設などへ出かける方も多いのではないでしょうか。 今回はそんな時こそ気をつけたい、屋外での熱中症対策についてご紹介します。 出かける前の確認ポイント 外に出る前に以下4つのポイントを確認するようにしましょう。 また、体調がすぐれない時は絶対に無理をしないでください。 暑い日はエアコンが効いた涼しい場所で過ごすなど、ご自身と周囲の人の身を守る行動をとりましょう。 屋外でできる対策ポイント 以下4つの対策を行うよう

【皆で備えよう!熱中症対策ガイド】第9回 熱中症の応急処置

広域ですでに梅雨明けが発表され、これからは盆踊りや花火大会といった夏のイベントがたくさん開催されますね。 熱中症対策をしながら夏を楽しみましょう! 今回は「熱中症の応急処置」についてご紹介します。 熱中症の疑いがある場合の対処について、事前に確認しておきましょう! 熱中症の見分け方 以下のような症状がみられる場合、熱中症の可能性があります。  ・吐き気  ・立ちくらみやめまい  ・汗のかき方がおかしい ・顔が真っ赤になり、そのあと顔色が悪くなる ・手足がつる ・なんとな

【皆で備えよう!熱中症対策ガイド】第10回 クーリングシェルターについて

いよいよ8月となりました!厳しい暑さが続いていますが皆さん元気にお過ごしですか? 水分と塩分補給を忘れずに、引き続き熱中症対策を頑張りましょう! 今回は、危険な暑さから避難するための市町村が指定する施設「クーリングシェルター」について紹介します。 クーリングシェルターとは? クーリングシェルター(指定暑熱避難施設)とは、暑さから避難できる場所として市町村が指定した施設のことです。行政センターや保健センターといった公共施設だけでなく、薬局などの民間施設をクーリングシェルタ