ラッキーを貯金してお金も貯まったら嬉しいのに

昨日午前中指定で友人から荷物が届くはずだった。
午前中出かけていたこともあり、夕方になってから思い出して母に尋ねたところ、特に何も受け取っていないと。
はて。

友人から送り状の写真がきていたので、ネットで配達状況を調べてみると…
「配達完了」となっている。
はて。届いてないぞ…

実は2ヶ月ほど前は指定日に届かず、翌午前中に荷物が届いたことがあった。
その時荷物を受け取った後で、もう一度インターホンがなり、
「お渡しした荷物、昨日の指定だったみたいなんですけど…」と。
ですけど…なんですか？と少し怒り気味で「わかってますよ」と言い、玄関を閉めた。

そんなこともあり、今回は確認しないと。
前回の怒りをふつふつとぶり返しながら問い合わせをした。

問い合わせから1時間ほど経過して、インターホンが鳴った。
荷物がきたのだ。
配達のお兄さんが申し訳なさそうに荷物を抱えていた。
玄関に先に出た父（少しクレーマー気質あり）があれこれ聞いていて、
どうやら500m以上離れた同姓のお宅に届けてしまったらしい。
先に父が今にもクレームを言いそうな態度で話をしているのを聞いて、なんだかさっと熱が冷めた。

荷物があって、無事に届いたからいいや。
こうやって当たり前だと思っていることに不具合が生じたということは、
今後どっかで起こるかもしれぬ不具合が万事上手くいくかもしれない。
そのために、今回は荷物が届かなかったんだ。

あのお兄さんも、自分が配達したのではないかもしれない。
上司からの注意や誤配送のクレーム対応をしなければならない不運を背負ってしまった。
彼にも同じように、今回のことが次の有事に使えるようにラッキーとして貯金されて欲しいものである。

不運をポジティブに捉えられる、ラッキー貯金。
こんなふうに常時物事を考えられたら、気分も上々、ハッピーになれるだろう。（昨日は自分の気持ちにも余裕があったことが功を奏したのであろう）