プロダクト開発の縁の下の力持ち!社内SEチームのご紹介

こんにちは!
DX推進本部 内製開発グループの大砲です。

これまでの記事では、プロダクト開発チーム(デザイナー、エンジニア)が中心となって執筆してきましたが、今回はその裏方である社内SEチームの業務についてご紹介したいと思います。

社内SEチームは現在4名体制で、全てのプロダクト開発チームがスムーズに開発業務を進められるよう、さまざまなサポートを行っています。
この記事を通じて、私たちの業務内容やその魅力をお伝えできればと思います。


社内SEチームの具体的な業務内容

社内SEチームの具体的な業務内容について、以下にご紹介します。

  • 開発端末のキッティング

    • プロダクト開発チームに新しいメンバーが加わるたびに、開発端末の初期設定や環境構築を行います。これにはOSのインストール、必要なソフトウェアの導入、セキュリティ設定などが含まれます。これらの作業を半自動化するためのスクリプトを作成し、効率化を図っています。

  • 開発支援ツールのインストールのセルフサービス化

    • 開発端末にインストール可能なツール群をMDM機能を用いて、開発チームがセルフサービスでインストールできるようにしています。加えて、日々、開発チームのニーズに応じて、セルフサービスでインストール可能なツールを拡充しています。

  • 開発端末のトラブルシューティング

    • 開発端末で発生するトラブルに対して、迅速に対応します。ハードウェアの故障からソフトウェアの不具合まで、幅広い問題に対応し、プロダクト開発チームがスムーズに業務を続けられるようサポートします。

  • 開発支援ツールのセキュリティ面の評価

    • 新しい開発支援ツールを導入する際には、そのセキュリティ面の評価を行います。ツールがセキュリティ基準を満たしているか、データの保護が適切に行われているかを確認し、安全に使用できる環境を提供します。

  • 開発支援ツールのライセンス管理

    • 各種開発支援ツールのライセンスを管理します。ライセンスの期限や利用状況を把握し、必要に応じて更新や追加を行います。これにより、ツールの安定的な利用を実現し、スムーズに業務を進められるようにします。

  • 定期的な棚卸し

    • 定期的に開発端末やライセンス、開発支援ツールの利用状況を棚卸しし、無駄なコストを削減します。利用されていない開発端末、ライセンスやツールを特定し、必要に応じて再分配や解約を行います。

プロダクト開発での課題

プロダクト開発において、私たちが直面する課題は少なくありません。

金融機関としての責任を果たすため、セキュリティは最優先事項であり、便
利な開発支援ツールやクラウドサービスを自由に使えない場面に遭遇することがあります。

しかし、その一方でプロダクト開発チームの生産性をどう向上させるかという課題も抱えています。

新たな取り組み

上記の課題解決のために、最近では、開発端末のセキュリティ高度化に力を入れています。

以下のようなセキュリティ対策を導入し、プロダクト開発チームが安心して開発に集中できる環境を整えています。

  • NG SWG(次世代セキュアウェブゲートウェイ)の導入

  • CASB(クラウドアクセスセキュリティブローカー)の導入

  • EDR/XDR(エンドポイント検出と対応/拡張検出と対応)の導入

おわりに

社内SEチームの業務は、表には見えにくい部分が多いですが、その分やりがいがとても大きいです。

プロダクト開発チームがスムーズに業務を進められるよう、社内SEチームのサポートが欠かせません。
これからも、セキュリティと生産性の両立を目指し、日々努力を続けていきます。

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