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【WSレポート】怒りのツボ当て?!アンガーマネジメントゲームを実施!

こんにちは! DX推進本部内製デザイナーの“たけ坊”です。
彼岸花が深紅の花を咲かせておりますが、皆さまお変わりございませんでしょうか。

今回はデザイナーのチームビルディングの一環でもあるワークショップの様子と内容をお届けしたいと思います。

お題はアンガーマネジメントゲーム 

今回は株式会社メガハウスから発売されている日本アンガーマネジメント協会監修のカードゲーム商品「アンガーマネジメントゲーム 怒りのツボ・当て~る!」を利用したいと思います。

そもそもアンガーマネジメントとは?

1970年代にアメリカで開発された、怒りの感情と上手に付き合う(マネジメントする)ための心理トレーニングです。アンガーマネジメントを学ぶことによって、自分自身の怒りを理解して感情のコントロールをしたり、ポジティブな考えを生み出して周囲との良好な人間関係を成立させたりすることができます。
プログラム開発当初は、DVや差別、軽犯罪者に対する矯正プログラムとしてカリフォルニア州を中心に確立。
現在では全米の教育機関や企業でも広く導入され、教育・職場環境の改善、学習・業務パフォーマンスの向上を目的に、長年活用されています

アンガーマネジメントを身に付けていないと、周りに八つ当たりしたり、自分を理解してくれない相手へ威圧的な態度を示したりなど、適切でない行動をしがちになります。特に、職場においては、さまざまな人間関係が行き交う場所ですので、このスキルを身に付けることで、大いに役に立つことでしょう。

日本アンガーマネジメント協会監修 プレスリリース記事より引用

今回利用した「アンガーマネジメントゲーム 怒りのツボ・当て~る!」とは?

 「アンガーマネジメントゲーム 怒りのツボ・当て~る!」は、遊んでいるうちにムダな怒りやイライラを感じることが減っていくことが期待できるゲームです。
 カードに書かれた“怒り”を感じうる様々な場面に対し、回答者がどのくらいの“怒り”を感じるかを他プレイヤーが予想して当てる“怒りのツボ当てカードゲーム” です。
様々な「できごとカード」に書かれた内容がもし起こったら、カードを引いた回答者が、0(全く何も感じない)から10(人生最大級の怒り)まで、どのくらいの怒りを感じるかを他のプレイヤーが予想していき、回答者の怒りを当てた人が得点を獲得します。
得点は回答者とぴったり同じ場合は2点、ぴったり同じプレイヤーがいなかった場合は回答者の怒りと一番近い怒りを予想したプレイヤーが1点となります。回答者は順番に交代し一番早く5点獲得したプレイヤーが勝ちになります。
遊んでいるうちに、プレイヤー同士がお互いの“怒り”のツボをわかりあえたり、いろいろな会話が生まれたりして、怒りにくくなるための気付きを得ることができます。

日本アンガーマネジメント協会監修 特設ページより引用
アンガーマネジメントゲーム実施中の様子

実際にやってみての感想

お題に対する怒りの度合いを当てるゲームです。

作品紹介文にあるとおりの非常にシンプルなゲームで、初対面同士でも親しい人同士でも楽しめますが、付き合いの深さが同程度の人達で集まった方がバランス良く遊べると思いました。
一部初対面、一部親しい人…と混ざった状態だと獲得ポイントに差が出やすいです(親しい人同士が獲得しやすい)。

しかし、大人向けに開発されただけあってシチュエーションが社会人向けのカードが中心のため、子供には共感しにくいものが多いかと思います。

シンプルだが難しいことである「相手の気持ちを考えて理解する」ということを、ゲームを通じてできるようになるのが素晴らしいところだと感じました。

「あるある!私もそう思うもん!」と当たるときもあれば、全く違うときもあり「えぇ??」そんな風に感じているんですか??となったりしました。同じ状況にも答えは人それぞれであり、その違いに触れることが面白いです。

人の怒りは自分と違う」ということは当たり前だと思います。しかし普段の生活の中ではその事実に気付かないものです。
しかしこのゲームをやることで楽しみながら、自然にアンガーマネジメントの大事な部分を学ぶことができてしまいました。

チームメンバーの怒り度合の強弱に大いに盛り上がりました!

アンガーマネジメントの効果

アンガーマネジメントを身に付けることで、家庭や職場など人と人の感情が触れ合う場所で、効果が発揮されることが期待されています。

たとえば、小さな子どもの育児に奮闘する親は、子どもが言うことを聞かないと、すぐに叱りつけてしまいがちです。
しかし、自分の怒りをコントロールする術を持っていれば、怒りを感じたときに即座に怒りを表すことが効果的ではないということが理解できるようになります。

だからこそ怒りを感じても、その怒りをトーンダウンさせ、子どもがなぜ言うことを聞いてくれないのかを、穏やかに尋ねることも可能になります。

また、職場は仕事の納期や他者とのコミュニケーションなどが必要とされ、家庭以上にアンガーマネジメントのスキルが必要となることもあります。

たとえば、部下に依頼した仕事を確認したら、「他に急ぎの仕事があり、まだ対応できていません」といった返答があったとします。
それを知ったあなたは、「納期が迫っているのに、なぜまだ対応していないんだ」と怒りを感じたとします。
しかし、アンガーマネジメントを身に付けていた場合、「部下に仕事を依頼しすぎた」「マネジメントが甘かった」といった別の視点を持つことができます。

自分の一方的な理想が絶対的ではないことを理解しつつ、「部下が仕事をしやすいように変えるには何が必要なのか」といった考え方の幅を広げることができ、怒りの感情を沈静化することもできるようになるのです。

まとめ

私たちには、喜怒哀楽の感情があります。それは生きるうえで必要な感情で、ときには怒りも重要なエネルギーとなり得ることもあります。

しかし、不必要な怒りは、自分の気持ちを苦しめるだけではなく、他人との関係も壊してしまうことが多いものです。
アンガーマネジメントを身に付け、上手に怒りをコントロールし、自分も他人もストレスが溜まらない生き方を目指しましょう。

ここまでお読みいただきありがとうございます。
当社のデザイン業務やチーム活動について、興味を持っていただけたなら幸いです。

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