お金と時間がないと、優しくできない
研修期間の二か月を振り返ると、
生活リズムを作り、
自分の心と体を適応させるのに必死だった。
今、私は、お金も時間も余裕がない。
お金がないと人に優しくなれない
これまで(~22歳まで)
家族からお金について学んだことが3つある。
一つ目は、
「バイトより、経験にお金を使え」ということ。
そのため大学時代は、月2~3万くらいしかバイトはしていなかった。
人によっては
2~3万円を少なく感じるかもしれないが、
私自身、ものを買う方ではないし、
ストレス発散に消費(浪費)を含んでいないため、
問題なかった。
友達がアルバイトしている時間は、
図書館で本を読んだりしていたし、
稼いだお金は、たまに出かけるために使ったり、
家族にケーキを買うために使っていた。
ただ、妹も大学時代の彼女も月10万円稼いでいたので、僕とは金銭感覚が違いすぎたネ。。。
二つ目に、「収支を記録する」ということ。
実際、小学生のころからお小遣い帳をつけていた
なので、使いすぎるということはなかったし、
お金を使う痛みと、お金を使う喜びを知れた。
自分でも節約思想で、ケチだと思う。
ケチなおかげで
旅行するときの安く移動する方法や、
安くものを買おうとする姿勢は、
他の人より優れていると感じる。
(良くも悪くも)
また、何にお金をかけるのか、という
選択と集中もできるようになった。
三つ目に、「人にお金を使う」ということ。
小さいころから誰かの家に行くときには
手土産を持たせてくれた。
感謝を言葉だけでなく行動で示す、ということだ
意外とこの気配りができると、
あとあとから得をすることが多かった。
上記3つを教えてくれた家族、
特に母には感謝している。
だからこそ、今、私は、
3千円のディナーよりも3千円のランチに、
感謝のしるしに千円くらいのお菓子を渡すし、
家でごろごろするより5百円でカフェにいく、
ことにお金を使うし、それを幸せだと感じている
これから(23歳~)
社会人となり、将来を見据えると
貯金は絶対に必要だ。
初任給が入り、
「貯金しよう」と思っている。
しかし今は、貯金の優先度を下げている。
なぜなら、最初からお金に縛られてしまうと、
生活リズムを壊しかねないし、まずは、自分の生活の基盤を整えようと思っているからだ。
そもそも、新生活にはお金がかかるし、
ある程度、最初はお金がかかるのは仕方がないことなので、割り切っていた。
とはいえ、
なぜこんなにもお金がないんだぁぁぁ。
お金がないと人に優しくできない
お金があると心が安定する。
そりゃ、もちろんお金では買えないものがある。
それは百も承知で、
ただ、お金がないと優しくできない。
お金がないと常にお金のことを気にしてしまう。
人や自分にご褒美も買ってやれない。。
貯金が数万と百万では、精神状態が全然違う。
なので、早くから貯金し始めた方がいい。
そう思うと、親は凄い。
習い事や塾、大学にも通わせてくれたのだから。
時間がないと人に優しくできない
忙しいといろいろやらかす。
仕事においても、人間関係においても。
そもそも、心を亡くしているわけで、
イライラして人に当たったりもする。
いつもは人に気を遣えるのにできなくなる。
まさに、「時間の余裕は、心のゆとり」だ。
5月、毎週土日に予定を入れた。
友達や先輩と遊ぶのは楽しかった。
しかし、土日に予定を入れるということは
それはつまり、
体力を回復させる日がなくなるということ
自分の心と向き合う時間がなくなるということ
実際、月曜日はヘトヘトで、
一度寝坊しかけたこともある。
心に余裕をなくしてしまっていた。
人は5月病と呼ぶのかもしれない。
今日は予定がない。
この「暇」で、予定がないという幸せを
改めて実感している。
自分の心と体をいたわることができるのだから。
社会人は時間が貴重すぎるのだ。
今日は、
今までできていなかった
親へのプレゼントを考えたり、
研修担当の先輩へのお礼のメッセージを考えたり
ゆっくりコーヒーを飲んで
読書でもしようかしら。
最後に
私の時間とお金について少しだけ。
このお金と時間の自由さが
幸せを形成すると信じている
(あくまで1要素として)