共有地の悲劇
コンセプト
共通の資源をうまく獲得して、自分だけが発展を目指すゲーム。プレイヤーは共有資源の利用と個人の利益のバランスを取る必要がある。
PTA情報
プレイヤー数:3-6人
プレイ時間:約15分
対象年齢:12歳以上
ゲーム概要(ストーリー・世界観)
プレイヤーは、限られた共有資源を利用して自らの利益を最大化しようとする個人です。共有地(共有資源)を過剰に利用すれば全員が負けてしまうため、他のプレイヤーの行動を予測しながら、慎重に戦略を立てる必要があります。
内容物
消費カード:50枚
ルールブック
ゲームの準備
消費カードをシャッフルし、各プレイヤーに7枚ずつ配る。
残りの消費カードは山札としてテーブルの脇に置く。
ゲームの流れ
準備フェイズ
プレイヤーは順番に1枚ずつカードを出す。この時、カードの名前は公開するが、消費する資源量と獲得する金量は隠しておく。
全プレイヤーが1枚目を出し終わったら、2枚目、3枚目と順番に進む。
資源消費フェイズ
全プレイヤーがカードを出さなくなるまで継続する。
カードを出す、出さないの判断は全体の消費資源量や投票で選ばれないために出さないという選択をする
投票フェイズ
各プレイヤーは、最も資源を消費していると思うプレイヤー1人を指名する。
最多得票のプレイヤーはゲームから脱落する。同数の場合は誰も脱落しない。
公開フェイズ
全プレイヤーは出した消費カードをすべて公開する。
脱落したプレイヤー以外の消費カードの合計資源量を計算する。
ゲームの終了・勝利条件
消費された資源の合計が100を超えた場合、全プレイヤーの敗北となる。
100を超えていない場合、獲得した金額が最も多いプレイヤーが勝利する。
ただし、ゲームから脱落したプレイヤーは勝利できない。
細かいルール・Q&A
カードの使用制限はありますか?
各ターンに出せるカードは1枚のみです。
投票が同数だった場合はどうなりますか?
同数の場合は誰も脱落しません。
脱落したプレイヤーのカードや資源はどうなりますか?
脱落したプレイヤーのカードと資源は、ゲームから除外されます。
カードの補充はありますか?
このゲームでは、カードの補充は行いません。初期に配られた7枚のカードのみを使用します。
クレジット
ゲームデザイン:fffukken
改善案
プレイヤー数によって初期資源量を調整する必要があるかもしれません。
ゲームバランスを調整するため、カードの種類や効果を増やすことを検討します。