複数人で囚人のジレンマ
コンセプト
このゲームは、有名な思考実験である「囚人のジレンマ」を3-6人で楽しめるボードゲームとして再現することを目指しています。プレイヤーは各ターンで協力するか裏切るかの選択を迫られ、他のプレイヤーとの駆け引きを通じて、信頼と裏切りのジレンマを体験します。
タイトル
複数人で囚人のジレンマ
PTA情報
プレイ人数:3-6人
プレイ時間:約15分
対象年齢:6歳以上
ゲーム概要(ストーリー・世界観)
プレイヤーは囚人となり、各ターンで「協力」するか「裏切る」かを選択します。他のプレイヤーとの駆け引きを通じて、最終的に11点以上を獲得した最初のプレイヤーが勝利します。
内容物
プレイヤー人数分の「協力」カード(各プレイヤーに1枚)
プレイヤー人数分の「裏切り」カード(各プレイヤーに1枚)
ゲームの準備
各プレイヤーに「協力」カード1枚と「裏切り」カード1枚を配ります。
プレイ順をランダムに決定します。
各プレイヤーの初期得点を0点としてスコアシートに記録します。
ゲームの流れ
手番プレイヤーのターン
a. 手番プレイヤーは「協力」か「裏切り」のカードを選び、裏向きに場に出します。
b. 他のすべてのプレイヤーも同様に「協力」か「裏切り」のカードを選び、裏向きに場に出します。対戦相手の選択
手番プレイヤーは、他のプレイヤーの中から1人を対戦相手として選びます。カードの公開と得点計算
手番プレイヤーと選ばれた対戦相手のカードを公開し、以下のルールで得点を計算します:両者が「協力」:各プレイヤーが3点獲得
一方が「協力」、もう一方が「裏切り」:「裏切り」を出したプレイヤーが5点獲得、「協力」を出したプレイヤーは0点
両者が「裏切り」:各プレイヤーが1点獲得
カードの回収
使用したカードは捨て札にせず、各プレイヤーの手札に戻します。次のプレイヤーへ
時計回りに次のプレイヤーへ手番を移します。
ゲームの終了・勝利条件
以下の条件を満たした時点でゲームが終了します:
いずれかのプレイヤーの得点が11点以上に達した場合
ゲーム終了時に最も高い得点を獲得しているプレイヤーが勝利します。11点以上を獲得した
プレイヤーが複数いる場合は、その中で最も高得点のプレイヤーが勝利します。
細かいルール・Q&A
Q1: プレイヤー人数が少ない場合と多い場合で、ゲームの進行に違いはありますか?
A1: プレイヤー人数が少ない場合は各プレイヤーの出番が増え、多い場合は減りますが、基本的なルールは変わりません。ただし、人数が多い場合はゲーム終了までの時間が長くなる可能性があります。
Q2: 得点計算は毎ターン行われますか?
A2: はい、手番プレイヤーと選ばれた対戦相手の間で毎ターン得点計算が行われます。
Q3: カードは何回でも使えますか?
A3: はい、カードは毎ターン手札に戻すので、何回でも使用できます。
Q4: 対戦相手の選択に制限はありますか?
A4: 特に制限はありません。手番プレイヤーは自由に対戦相手を選択できます。ただし、同じプレイヤーばかりを選ぶと他のプレイヤーの参加機会が減るため、バランスよく選ぶことをお勧めします。
クレジット
fffukken
改善案
プレイヤー間の交渉や駆け引きを促進するルールの追加を検討する(例:カードを出す前に短時間の話し合いを許可するなど)。
スコアボードや得点トラッカーなどの視覚的な要素を追加し、ゲームの進行状況を把握しやすくする。
プレイヤー人数に応じたゲームバランスの微調整(例:4人以上の場合は終了点を13点にするなど)を検討する。