眩しくて、綺麗なもの

はじめに
浦島坂田船のライブとは全く違う楽しさのあるさかわんの感動をどうしても書き留めておきたくて筆を執りました。伝えたいこと書き記しておきたいことがありすぎて逆に手が進まないので、なるべく短く端的に書いていこうと思います。例のごとく読みにくい文章ですが最後までお付き合いいただけたらうれしいです。

「ワンマン」ならではの良さ

冒頭でも言った通り、浦島坂田船のライブとはベクトルの違う楽しさがあったな〜〜、と。さかわんて、ステージ上にあほの坂田ただ1人しかいないんですよ。いや当たり前なんだけどそうじゃなくて。坂田さんの音楽を全身で感じることができて、尚且つ作り上げられた世界観にどっぷり浸かることができるというところにワンマンの良さをこれでもかというくらい感じました。浦島坂田船のライブが遊園地なら坂田さんのワンマンは美術館の展覧会のようだった。めちゃくちゃガンガン音鳴らしてるのにどことなく荘厳な雰囲気が漂っていて、坂田さんのフィールドに引きずり込まれるような感覚が名画を見たときの感動と似ているような気がした。(評論家の方ですか?)もちろん楽しいアトラクションがたくさんの浦島坂田船もだいすきですけどね!

好きな曲5選

Mary
初めて聞いた時から歌詞が大好きで、この超ド級ホラーソングをライブにどう落とし込むのかなと思っていたら…それはもうめちゃくちゃ純度高く歌い上げてくれましたよ…あんなに大事そうに真っ直ぐに歌われると「そうだよね、辛いよね」と心を許してしまいそうになる。危ない。純愛とストーカーの間には大きな大きな溝があるはずなのに坂田さんの優しい声によってその溝が容易に埋められていき背筋が凍りました。と同時にク〜〜〜〜〜❗️罪な男❗️って思いながらニヤリとした。

へべれけジャンキー
今回の「ライブだーー!」枠はへべれけでした。いっちばんノリノリでペンラ振れた曲。前曲の神っぽいなのダウナーさは維持したままそこに"狂"のスパイスが足されて会場全体が狂気に呑まれていくのがとても良かった。お酒が飲める歳になったらライブのへべれけを肴に飲みたいと思いました。次曲が次曲(きみへ)なだけにクソ男が前面に押し出されていて、この曲のコンセプトとして満点じゃん・・のきもちになってしまった。ちなみに誤解を生まないように説明しておくとこの曲において私は『僕』を坂田さんに憑依させてある種キャラクター、コンテンツのように見ているので坂田さんをクソ男と言ってるのではないです。推しをコンテンツ化するなと言われればそれまでだけど。

きみへ
ゆったりしたテンポで優しく暖かいこの曲は聴けば聴くほどリスナーの気持ちに寄り添ってくれる歌詞だなあとしみじみ噛み締めました。そんな素敵な曲を坂田さんの生の歌声で、しかも弾き語りで聴けるなんて、わたしたち超贅沢なのでは?明日死ぬ?と畏怖すらありました。この瞬間だけステージが桃源郷になってた気がする。異論は認めます。(同論の方が少ないよ)

未来のあなたへ
バックバンドとしてギターも弾いていたSumさんが作詞作曲を担当する純真で真っ直ぐな気持ちを歌うこの曲。坂田さんの軸のぶれない歌声も相まって胸がギュッッッと締め付けられた。これをSumさんはどんな気持ちで聞いてるんだろうな〜と目を向けるとSumさんはいつものようにニコニコしながら楽しそうに弾いてました、愛。
間奏でSumさんが前に出てきてギターを弾くところがあるんですけど、終り際坂田さんがSumさんの帽子をクシャクシャってして Sumさんがちょっとはにかむシーンに兄とか年上を感じて、すごく''''良''''でした。

未完成ユートピア
躍動感溢れる歌い出しから始まる、華やかな曲調と前向きにさせてくれる歌詞がとてもよく刺さる「未完成ユートピア」。最近歌詞に耳を傾けられるようになって、なんていい歌詞なんだ・・!と再燃していたところだったのでドッヒャ〜〜〜となってた ボキャブラリーが貧困
北海道公演では間奏で振りを間違えたんだけどこの曲ではそれすらも「未完成でいいじゃない」を演出するので大いにたすかった。
失敗したり怒られたりすると落ち込んでなかなか立ち直れない性格の私でも、「ふわっとした魔法をかけるよ」「明日はきっといい日になる」とステッキを持ちながら歌う坂田さんを思い出せば元気になれそうだな〜〜と、それだけでワンマンに行くことができてよかったとそう思います。

余談

どうしても書きたいことがあって。坂田さんのワンマンを彩る様々な演出の中に、ダンサーさんの存在は欠かせないと思っているのだけど、特に浦島坂田船との相違点として女性ダンサーさんがいるというのは坂田さんのワンマンの大きな特色だろうなと生で見ていて感じました。kieさん、前半は帽子に仮面という妖艶さでキレキレに踊ってる姿が印象的だったけど後半は一転してライブTシャツに超絶キュートな笑顔が光るかわいいお姉さんになっていて特に退場する時のお手振りは会場中でいちばんかわいかった… 日々の癒し…(限界化してない?)
まあとにかく何が言いたいかって来年も同じメンツでステージに立っているといいな〜と。演出においても私の精神的安寧にも欠かせない存在の1人なので。

おわりに
今回はさかわんの感想をつらつら書き連ねていきました。抱える感情のデカさ故に後から見返すとだいぶ恥ずかしい文章になっているのがポイント。構成も文法もぐちゃぐちゃでグロいまであるので体調にはお気をつけください。ここまで読ませておいて今言うの??
あと1ヶ月も経たずに夏ツアーが始まりますね。浦島坂田船のメンバーに戻った坂田さんが、仲間とともにこの茹だるような暑さに負けない熱いライブを見せてくれることがとても楽しみです。

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