【BGM・効果音】ウォーターマークについて考えた
今月の特筆事項。ウォーターマークの廃止により、Audiostockの使い勝手が大きく変わったようだ。
サイト内での試聴は、ウォーターマークなしで聴けるようになった。
私はAudiostockで販売させてもらっている身だが、もし音楽を探す立場だった場合、ウォーターマークを聴き続けるのはかなり辛いものがあるのでは…と思っていた。
そんな人ばかりではないだろうが、今回の仕様変更はユーザーの購買意欲の向上につながるのではないだろうかとひそかに考えている。
せっかくなので、初めにAudiostockの料金プランを書いておきたい(広告です)。
ウォーターマークの意義
ご存知の通り、ウォーターマークは不正ダウンロードを防ぐ重要な役割を果たしている。ウォーターマークにも種類があり、聴こえないレベルの音声透かし(音響透かし)という特殊な製品も世の中には存在するようだ。
画像や動画の場合、コンテンツを保護しながら、マーケティングの目的も兼ねているらしい。
違法コピーが出回った場合に、不正に気づくことや、通報される仕組みは果たしてあるのだろうか。音源を取り扱う企業にとって、違法なコピーを防ぐシステムの構築は、社会的責任として必要不可欠であろう。
Audiostockのサンプル音源
Audiostockのサンプルボタンよりダウンロードしたサンプル音源は、従来通りウォーターマークがついている。Audiostockのサンプル音源をダウンロードする場合、ログインが必要なため、アカウント登録が必要だ。
無料音源が毎月アップされるので、購買ユーザーにはそちらのチェックもおすすめしたい。
他のロイヤリティフリー音楽サービスはどうなのか
ロイヤリティフリー音楽は、一般的に規約の範囲内での素材が使い放題だが、プランによっては商用利用ができない等の制限がある。初めて利用する場合には少し大変だが、まずは各サービスの規約の理解に努めねばならない。
次に紹介するロイヤリティフリー音楽サービスの一部は、こちらのブログでも比較ができる。
他のサービスでウォーターマークがどうなっているのか、ざっとチェックした。ウォーターマーク有無は半々ぐらいか?
おわりに
今回の記事では、Audiostockの試聴音源にウォーターマークがなくなったことを記念に取り上げてみた。試聴仕様が変わったことで、さらにユーザーフレンドリーに。
大切な著作権は技術で守られる。聴きやすさと不正ダウンロード防止との兼ね合いを改めて考える機会になった。もしかすると販売数の変化があるかもしれないので、何か気づいたらまた記事にしたい。