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星野源と林田アナの「おんがくこうろん」

またしてもEテレで見ざるを得ない番組がありました。報道番組風に識者を交えた新音楽教養番組、タイトルは「おんがくこうろん」。全4回です。

あらかじめお断りしておきますと、この記事、番組内容(音楽)のことも星野源のことも書けていません。林田アナのことを思い出していたら時間切れになりました。あと、出てくる人たち全員敬称略です。

林田アナウンサーについて

星野源の冠番組ですが、ここはあえて林田アナをタイトルに入れさせてもらいました。なぜならば、私は林田アナのファンだから。

林田アナがなぜこの番組の進行役に選ばれたか。理由はすぐにわかりました。それは彼女が東京芸術大学の修士号取得者であること、そしてまじめなバラエティ番組に自然と馴染むアナウンサーであるということです。音楽を楽しむ視座が相当高いであろう点でも安心感がある。

たしかNHKのブラタモリをきっかけに彼女が芸大出身者であることを知ったんだと思う。音楽ではなくアナウンサーの道を選んだ意外性にインパクトがあった。音楽と離れたかと思いきや、このように特技がやがて仕事に繋がるようなキャリアの積み方は実に素敵ですね。

かつてミュージシャンを目指していたタモリさんも、音楽談義が出来るアナウンサーと一緒に仕事ができて楽しかったのではなかろうか。

ブラタモリでチェンバロが登場した時、タモさんに促され林田アナが弾いた曲がJ.S.バッハのインヴェンション第1番だったんですよね。控えめに弾く林田アナにはもちろん良い印象しかなかった。あの時、もっと長く聴きたかったなあ。

それから最近でいうと、山田孝之の植物番組での共演に「よく吹き出さずに仕事できるな」と感心しました。真顔をつらぬく姿に「林田アナ、俳優なんじゃないか?」と。

おんがくこうろん、おそらく全4回ともクラシックとはジャンルが異なるでしょうけど、林田アナのノリとコメントにも注目しています📝

「おんがくこうろん」は音楽講論か

おんがくこうろんを漢字にするとしたら音楽講論でしょうか。他の方はnoteで「音楽公論」とされていましたが、いろんな「こうろん」を混ぜる意味でひらがな表記にしたのかもしれません。

番組内の字幕を見ても、少しひらがな多めでわかりやすくした意図を感じたので、誰にでも見てもらいやすい番組を目指している印象も。

星野源と林田アナの他に、パペット2人が出演しています。ハッチポッチステーションクインテットの時代を彷彿とさせる青い顔のパペット。

パペットの中の人は高橋芳朗(音楽ジャーナリスト)と大和田俊之(慶應義塾大学法学部教授/専門はアメリカ文学、ポピュラー音楽研究)だそうです。大和田先生は法学部で音楽の研究?…reseach mapを拝見してちょっと混乱した。

番組内でパペットがヒップホップ聴きながらノってる姿に癒されました。リアルな人間だったらこうはいかない(失礼!)。

見えない針を乗せるところとか、ヨシかいせついんとトシかいせついんがレコードの前で譲り合ってる場面とか気になりすぎる・・さては夕方進出を狙っている?

今回の放送ではJ Dilla【1974年2月7日-2006年2月10日】がピックアップされていました。速攻でダウンロード。Apple Music  Spotify

J・ディラによる最高のビート11選:32歳の若さで亡くなったビートメーカーによる名曲

次の放送は2月18日(金)午後11:00。ジョージ・ガーシュウィンにスポットが当てられます。星野源が自分の楽曲紹介とガーシュウィンをどう組み合わせてくるのか。次回も楽しみにしています。

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他にこんな記事も書いています(作曲初心者向け)。

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fm23🍏
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