オーディオビジュアライザーを活用した動画制作【STAELLA他】
オーディオビジュアライザーとは音声波形を作るアプリのことで、音声波形はオーディオスペクトラムとも呼ばれます。いくつか制作サービスがあります。今回はSTAELLAを含む4つのビジュアライザーを見ていきましょう。
YouTubeで音楽を発信しているクリエイターの中にはオーディオビジュアライザーを既にプロモーション制作に取り入れている方も多いかと思います。もし自分の音楽で波形を作りたいという希望があればHitFilm Proをチェックしてみてください。
たとえばオーディオスペクトラムをMVに取り入れることで、音楽のテンションに合わせて映像を表現することができます。また音楽に合わせて映像のテンションを変えることもできます。
■ レンダーフォレスト
プロモーション用の動画テンプレートなら何でも揃っているサービス。会員登録前にも動画のイメージを確認できます。無料版では書き出しの制限やウォーターマークがあり、本当にお試しの使い方のみ可能となっています。
個人で導入するには少々悩む価格かもしれませんが、デザイン性の高さがお分かりいただけると思います。
■ Synesthesia
シナスシージアと読みます。画像の細かな設定まで調節できるようで、非常に映像の芸術性が高い。私がもしVJだったらこれを使いたいです。
vimeo動画はこちら↓
■ Avee Music Player
>> 公式サイト
>> Avee Music Player (Lite) ←Googleアプリダウンロードサイト
AndroidやWindowsにおいて使えます。Macでも使えるようになるといいなぁ。
実際にAndroidで試してみて、
InstagramやTikTokでの発信に使える
YouTubeやポッドキャストの背景としても使える
ということがわかりました。
無料版の場合は書き出し設定(高さ、幅などの設定)ごとに毎回広告が出る仕様になっています...。自作のジングルで3種類、正方形で書き出してみました↓ 正方形で書き出せるのでInstagramでも運用できそうです。
■ STAELLA
STAELLAの場合、課金により録画・書き出し機能が利用可能となります。サブスクではなく買い切りタイプですので、比較的買いやすいのではないでしょうか。
私はiPadとiPhoneの両方で使用中。もし画質が気になるようなら、動画編集(ピクチャーインピクチャー等)によって複数の動画、あるいはワイプのようなイメージで使ってみるのもありかと思います。
アプリに加速度センサーが連動されているのか、タブレットやスマホの動きによって光の角度が変わる機能がすごい。タイムマシンに乗って時空を旅するような映像を作成できます。手動でグラグラ震える映像制作も可能です。
EDM紹介動画として、STAELLAから書き出した映像に動画素材を組み合わせYouTubeにアップしました。今回、STAELLAの数秒毎に映像が自動で切り替わる機能を発見しまして、早速導入。音量注意です。
アプリに課金すればするほどビジュアライズ機能のバリエーションが増えます。アプリ内で背景を写真に置き換えることもできるので、すべての音楽ジャンルに応用が効くのではないでしょうか。iPad、iPhoneで動画制作を行う方におすすめのアプリです。
今回のYouTube制作にはHitFilmを使用しています。細かな技能はさておき、性能の高い動画編集ソフトとハイレベルな動画素材を使ってみたことにより、前よりもYouTubeへのアップが楽しくなりました。
HitFilmの使い方についてはブログでも解説を続けています。ちなみに、HitFilmは無料版でも基本的な操作は十分可能で、無料のままずっと使うこともできます。ぜひチェックしてくださいね!