【絶アレキ】P4.パーフェクトアレキサンダーの知見
はじめに
おおまかな前書きは【絶アレキ】P1.サイコロ1211式知見の記事と同じです。前回まで同様、見出し番号は通しで付与しています。
前提として、筆者のポジションはH1白魔導士、ヤークト通常処理、1211式、基本ぬけまるさん動画準拠、パッド使用。オーソドックスな注意点のほか、筆者が実際にプレイして得た知見です。
【14】確定判決でスプリントを焚く
P4.最初の死亡原因は、おそらく「静止命令」で止まれないことです。なぜ止まれないのか、というと、黄色・紫の親子デバフ次第で左右に分かれなければならないのですが(正確には黄色親だけ9時方向、それ以外は3時方向)、「デバフに応じた立ち位置につかなきゃ!」と思って移動するのに必死だからです。
これを防ぐコツが、「静止(行動)命令」詠唱の一歩前の「確定判決」詠唱時にスプリントを焚くことです。
筆者は図1.のように「確定判決」の詠唱終わりを目安にスプリントを焚きました。この詠唱が終わると同時に黄色・紫の親子デバフがつくのですが、どれがついたとしても定められた立ち位置にすぐ行けます。すると、「静止命令」の詠唱が見える頃にはしっかりと止まれます。また、この静止or行動の判定は詠唱バー7割くらいで判定されると思った方がいいです。「静止命令」の詠唱バーが見えたら、残念ですがバーストは捨ててすぐに止まりましょう。
【15】散会or照準のH1はDマーカー
これは本当に個人的に意識していたことなのですが、最初の「照準」で散会の時、H1の自分は基本的にDマーカーに陣取っていました。「ここから動かないからDPSが動いて!(くださいお願いします土下座)」の精神です。散会が必要な時でも「どこに散会しておくか」が毎回同じだと、どいてくれるDPS陣もわかりやすいかな、と考えていました。その結果、落ち着いたのがDマーカーの上です。
図2.の右上のミニマップだと特にわかりやすいかと思うのですが、本当にDマーカーの真上に陣取っています。
この位置の何がいいって、このあと南北に分かれて頭割りをする際THは北側を使いますが、Aマーカーを目安に集合できるんです。(図2の水色点線がAマーカー位置)
【16】未来観測αのコツ
筆者の絶アレキ固定ではありがたいことに初回クリアも含めて17周もできたのですが、正直、未来観測αだけは最後まで自分一人では完璧にこなせませんでした。(コールがなかったら絶対無理……)
それでも一応、自分なりのコツがいくつかあるのでまとめます。
①「○○罰」は順番を音ゲー感覚で把握する
「静止or行動」のあとに、「名誉罰(北側安地で一人受け)」、「集団罰(南側安地左側で頭割り)」、「加重罰(南側安地右側で一人受け)」が付与されます(付与されない無職もいます)
この「○○罰」の付与する順番は決まっています。そして、付与される際は「ボン・ボン・ボン」とリズムよくエフェクトが出ます。
自分はこの「○○罰」が付与される際は、エフェクトに合わせて「1・2・3」と数えていました。そして、「1・2・3」に対応するように「上、左、右」と頭の中で安地を思い浮かべて、「2だから左(正確には南側安地の左)」というように、自分が行くべき安地を判断していました。(無職は確定で左)
イメージとしては図3.の感じです。こんな風に順番と安地を結び付けていました。
自分の分身だけでなく、なるべくフィールド全体を見ておかないといけないのですが、「○○罰だからどこにいく」という考え方をしたくない方はこのように順番と安地を結び付けるとやりやすいかもしれません。
②南側安地(5時or7時)の見分けは3マーカーを凝視
南側の安地は、3マーカー付近の5時の位置か7時の位置です。(5時or7時という見方がわかりやすいと思います) では、そのどちらなのか?
これを見極める方法は、「3マーカーを凝視」が最も確実かなと思います。
ごちゃっとしていてわかりにくいですが、図4.の3マーカーに注目した際、黄色矢印の方向からビームが飛んできています。ということは、5時方向は潰れます。7時が安地です。
もしも図5.のように水色の矢印方向からビームが飛んできていた場合は7時が潰れるので5時が安地です。このように3マーカーを意識して見ておくと、5時or7時の安地が見えます。(ですが、筆者はこの安地判断に必死で2回目の静止or行動がどちらかなのかは毎回まったくわかりませんでした……)
ちなみに、安地となる「3マーカー付近の5時の位置か7時の位置」とはこのあたりです。床が白い部分が安地となりますので、ここで左右に分かれます。
【17】未来観測βのコツ
①真上からのアングルで線が見える
未来観測βでは、分身の位置や進行方向次第では線(接近禁止の青線や、接近強制のクリスマスカラーの線)などが見えません。見えるように追いかけるというのも手ですが、カメラアングルを真上からにすると見やすいのでやってみる価値はあると思います。
図7.は真上からのアングルにして、奥の方へ進んでしまった分身の線を確認している瞬間です。画面左下、自分でない分身に青線がついているのも確認できて、自分の分身がクリスマス線であることを確信できます。
②北側ジャスティスの照準確認はアングルを下げる
散会or頭割りの確認をするために北側のジャスティスを見る場合は、カメラアングルを下げるといいです。そして下げたそアングルのまま、向きだけ南側に向けるとドーナッツ範囲の安地が見つけやすいです。
【18】聖なる大審判のコツ
①4か所の安地を「点」で意識すること
聖なる大審判のAoEは独特の歯車模様なので安地が把握しづらく、「え、この位置で当たるの!?」と踏んでしまうことがあります。
そこで、安地として使う4か所は「点」であると意識しておくといいと思います。
図8.~図10.が4か所の安地の目安です。左側の画像に対して安地の「点」を示したのが右側の画像です。基本的に右側の黄緑色の丸を意識して移動すると、AoEを踏むことはないと思います。
②回避ルート選定のためには2番目の予兆こそ凝視する
聖なる大審判は「3番目の予兆から1番目の跡地へ駆け込む」という処理をするわけですが、この回避ルートを見極めるためには2番目の予兆こそ大事です。2番目は見なくてもいい、という解説もありますが、むしろ3番目こそ見なくていいと思われます。
AoEの配置パターンは3種類で、それがランダムで順番に来ます。同じ種類が来ることはないので、仮に3種類をABCで表した場合、
・A → B → C
・A → C → B
・B → A → C
・B → C → A
・C → A → B
・C → B → A
の6パターンのどれかということになります。そして見てのとおり、6パターンのうちどのパターンになるのかは2番目の予兆を見た時点で確定するのです。
では実際に回避ルートをどう見極めるのか図解します。
たとえば1番目の予兆が図11.だった場合、回避ルートは黄色い矢印で示したうちのどちらかです。この2ルートを頭の中に思い浮かべておきます。(斜めに移動するルートはないので、回避ルートは必ず縦移動か横移動です)
続いて図12.のように2番目の予兆が出ます。この時、「思い浮かべたルートのスタート地点」が2番目の予兆で潰れるならば、そのルートは使えません。つまり、2番目の予兆でスタート地点が潰されなかった方のルートが正解となります。
このように2番目の予兆が出たらもう回避ルートは決定できるので、3番目の予兆が出るのを待つことなく、前述の「点」を意識して回避ルートのスタート地点である安地に行きます。
別パターンの図も乗せておきます。
このパターンの予兆が1番目の場合、回避ルートはどちらかの縦移動です。
2番目の予兆が図14.のように出たので、右側の回避ルートで決定となります。3番目の予兆を待たず、回避ルートのスタート地点に移動します。
このように、「1番目の予兆で2つの回避ルートを思い浮かべ、2番目の予兆でどちらのルートか決まる」ということを理解したうえで実際のプレイ動画を繰り返し見ると、驚くほど簡単に回避ルートが見えるようになります。ぜひ参考にしてください。
【19】時の牢獄は北東スタート
これは筆者が予習の段階で調べきれなくて本番になってからようやく確認できたことです。時の牢獄はH1が最初に入りますが、必ず北東から時計回りで順に牢獄が落ちてきます。2回目の「聖なる大審判」が終わったら、H1は北東に向かいましょう。
最後に
全4記事にわたって書き出した絶アレキサンダーの知見やコツは以上となります。これから挑む方や、過去に挑んだけど知らなかったーという方に少しでも「なるほど!」と思ってもらえれば幸いです。
筆者はこれが初めての絶でしたが、とても楽しいコンテンツでした。H1で17周しましたが、D1(侍)でもH2(賢者)でも、可能ならST(ガンブレ)でもやりたいなーと思うほどです。もしもどこかで筆者とお会いしましたら、その時はどうぞお手柔らかにお願いいたします。