余命いくばくもなき昼寝むさぼれり 万太郎
おはようございます 唐崎夜雨です
きょうは関東地方に台風が上陸するとか
しないとか
通勤に影響が出なければいいが
停電とかにならなければいいが
なんだかイヤな一日になりそうですが
大きな被害が出ないことを願います
昨日はお休みをいただいておりました
お盆ですが帰省などは致しておりません
暑いので散策にも出ず
家で惰眠をむさぼっておりました
仕事の忙しい日々がつづきましたから
たまにはそうゆう日があってもいいよねと
自分に言い聞かせていましたが
はてさて「たまには」なのかどうか
疑わしいかぎりです
久保田万太郎の俳句に
余命いくばくもなき昼寝むさぼれり
とある
旧字体で書いたほうが万太郎らしいけれど
そこまで無理することもあるまいかと
まだまだ余命充分あるつもりでおりますが
冷静に考えてみれば
これまでの道のりよりも
この先の道のりのほうが短いのは
確かでしょう
昼寝とは夏の季語なんですね
昼寝のイメージは
私の場合は怠惰なものですが
体力回復や睡眠不足を補ったりする
仮眠であれば
積極的な評価も得られることでしょう
しかも年々記録的な暑さが続くようで
昭和のころの夏はこうではなかったよな
と嘆いてみても仕方ないから
我が国も午睡を積極的に
取り入れてみたらどうでしょう
そうなれば
わたしの昼日中の惰眠も
好意的に受け止めていただける
かもしれない
そうなったらそうなったで
夜更かしが続いて
本末転倒はなはだしくなるばかり
かもしれない