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【ライティング検証記録】英語日記のススメ〜小学4年生女子の場合〜

「英語を使う塾」フェスを運営している早水です。

前回のnoteで、新しいコース開設に向けて3つの【フェス】英語プロジェクトが始動しました。詳しい内容はコチラ

今回は、その中の

ライティング検証
〜9歳児が毎日英語で日記を書き続けたら半年でどこまで英語が上達するのか〜

⒈ 「書くこと」のメリット

「書く」という行為は、"考える"時間を十分に与えてくれます。
「話す」特にコミュニケーションの場面で、即興的に考えて意思表示をすることもすごく大切ですが、子ども達に指導をしている中で、しっかり考える時間を与えてあげると、ちゃんとそれなりに自分の気持ちや意見が出てきます。これってすごく大事な時間だなと思います。

書き記したものは後から見返すことができます。
書いたものは、誰かに見せたり、後から間違いを直したり、読み返して当時を振り返ったりできます。

1人で取り組むことができます。
相手を必要とする「やりとり」とは異なり、1人でノートやパソコンに向かうことで、自立した学習が可能となります。学校や先生に教えてもらう受け身の学習も利点は沢山ありますが、1人でもくもくと、能動的に取り組める学習も非常に大切だと思います。

2. 小学生に英語日記を推し理由

2020年、小学校では新学習指導要領本格実施に伴い、外国語活動や英語科の授業は驚くほど質が高い内容になっています。(と個人的に感じています。)
「話す」「聞く」活動をたっぷりと経験している子どもたちは、感覚的に英語を取り入れています。素晴らしいことです。その感覚的な英語を是非色んなカタチでアウトプットして欲しい。と思い英語日記を推しています。

文法はまだ学習していなくても、毎日日記をつけることで、自然に過去形だったり未来形だったり必然的に書くことになります。

そう、必然性

子どもたちは、(大人もそうかもしれませんが)必然性、必要性を感じたときに、本当の学びになるのではないでしょうか。

相手のことをよく知っている同級生に、
How old are you?を聞いても、全員ほぼ同じ年 笑 そして、あえて聞く必要もないのに繰り返しクラス全員にインタビューする。これでは英語を使って年齢を聞くという必然性は生まれません。

あ、今日こんなことしたな。こんなこと書きたいな。と思うことを日記に書いてみることで何か生まれるものがあると信じています。

感覚的に染み付いている英語表現を必然性を持ってアウトプットさせたい。

そんな思いから、私は英語日記を推しまくります!!

3. ライティング検証『英語日記』の7ルール

小学4年生の娘は、5歳の頃から英会話教室に通っていますが、決して英語のレベルは高くありません。ただ、ものすごーく英語が好きです。完全に母である私の影響ではありますが…笑

そんな娘と『英語日記』でライティング検証をするに当たって、以下の7つのルールを定めました。

1. 毎日書く。
2. パソコンでタイピングする。
3. 最低1文。ただし過去に使った文を使う場合はノーカウント。
4. Google翻訳禁止。
5. 分からない単語は辞書で調べる。
6. 書き終えたらGinger英文チェッカーにかける。
7. 間違えたところを直して、もう一度タイピングする。

タイピングにこだわった理由は、やはりこれからの時代パソコンには慣れていて欲しい。
また、客観的に文の構造が見えやすいかなと思い、手書きではなくパソコンでのタイピングで行います。

4. おすすめアプリ

『英語日記』をつけるにあたって、おすすめのアプリを紹介します。

無料自動英語校正ツール

Ginger英文チェッカー

●すべてのスペリングと文法のミスを正しく修正する、数少ない英文チェッカー
●統計的により良い表現を提示し、文書全体の完成度高めてくれる「リフレーズ機能」
●あなたの英語の間違いに基づいた、個別の英語学習アプリ
●メール、SNS、文章作成などで使用可能

ネイティブとコミュニケーションをとりながら校正してくれるアプリも色々ありますが、まだ娘が小学生ということで、見えない相手とのやりとりは少し不安がありました。

このGinger英文チェッカーは非常に優れもの。
またこのアプリについては改めて別noteで紹介していけたらと思います。

いよいよ検証スタートです