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#113 2025年もノート沼
素敵なリングノートを手に入れた。
1冊のノートの表紙にはBJ CLASSIC COLLECTION とある。ノートは箱に入っていて、その箱にはCoffee grounds ring note mini と記載がある。コーヒ カス リングノートだという。
コーヒーのカス?
そして、箱の下の方に、「本製品は廃棄される抽出後のコーヒーカスを素材の一部に再利用したサステナブルな製品です。コーヒーカスを再利用することで食品廃棄物の削減や石油由来のプラスチック量の削減に貢献いたします。」と小さく書いてある。ネットで調べてみると、表紙のプラスチックに5〜10%ほどコーヒーカスが含まれているとのこと。
硬くてしっかりとした表紙。本体は薄茶色で藁半紙のような感触の紙。薄い紙だが万年筆のインクが裏写りすることはない。全体的に過度なデザイン性はなく、高級感を演出していないところがいい。
さすがにコーヒーの香りはしないが、もしかしたら薫るのではないかと思わず鼻を近付けて嗅いでしまう。
先日、コーヒーカスがコンクリートに使われるようになっていると新聞で読んだ。砂の量を減らすためだという。そのことを思い出し、コーヒーカスリングノートを再び触ってみる。表紙の5〜10%と僅かではあるが、応援したい。
我が家では、コーヒーカスは生ゴミと一緒にコンポストに入れている。生ゴミは腐葉土となり、春から秋にかけて花を活き活きとさせてくれる。
このノートはどの分野に使おうか。
環境問題を整理するノートにいいかな。
それとも、ひと時のコーヒータイムを楽しむためのノートか。
いずれにしても、2025年の今年もノート沼から脱することはできそうもない。