味噌玉とは
令和5年度筑波大学公開講座「発酵食品の世界 ~「手前味噌」を探る~」を以前聴講しました。
「味噌の民俗: ウチミソの力」著者の岩城こよみさんの全国津々浦々フィールドワークの話を興味深く聞くことができました。ウチミソを作る方が少なくなり今調べておかないと廃れてしまうのは共感できるところ。実際、自家製みそをつくっている方は私の周りでもほとんどいません。
菅平高原実験所の出川洋介先生の話にもでてきた「味噌玉」に興味を持ち岩城こよみさんの著作や味噌本を色々読んでみました。
今回調べているのはみそ作りの途中工程にある大豆を煮るか蒸したものでつくる「味噌玉」。多くは円柱か、球の形をした大豆のかたまりです。
ざるの上に円柱の「味噌玉」を並べるか、稲藁のひもで天井や軒下に球状の「味噌玉」をつるして野生の菌を空気中か、稲藁からつけさせるのが目的のようです。
明日に続く。
追伸
お湯をそそぐだけで簡単に味噌汁ができる味噌と具材を混ぜて丸めた「味噌玉」もあるのご注意を。検索すると簡単味噌汁の「味噌玉」が大部分ヒットして非常に調べにくい…
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