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【新・着付けの常識】足し算ではなく、引き算で考えると《簡単シンプルに》

こんにちは。
《身体と着物》から着付けを考える着付け講師かほです。
不器用さん向け空飛び着付け教室として「身体を調える着付け」を全国レッスンしています。


《空飛ぶ着付け教室》、出張レッスンでは主に経験者さん向けのレッスンを開催しています。
より専門的な知識をお求めのベテランさんもいらっしゃいますが、

「着物は着られるけれど、まだまだ悩みが多くて」

という中級者さんのご受講も多いです。
お悩みはひとそれぞれ。
でも、そこにちょっと気になることがあります。

「うまく、できない!」
から
「じゃあ、こんな道具を使ってみよう」
「これをやったらうまくできるかな」
「いやいや、あれをこうしたらうまくできるかも!!」
「よし、ここをこう細工しよう!」

すっごく前向きで頑張っていますね!!!
それはとてもいいことなのですが。

方向性が間違っている。
と、わたしは思う。

うまくいかないには理由があります。
まずは、その理由を取り除こうよ?

具体例をあげるなら、「おはしょりのもたもた」。
あれ、いやですね。
だから、みなさま、おはりょりを三角上げして、すっきりさせようとなさいます。

でもちょっと待って?
おはしょりがもたつく理由は取り除いた????

コーヒーに例えるなら。
「砂糖を入れすぎて甘い!」
なら、次回から砂糖を減らせばいいのに。
「甘いから、コーヒーを濃くします!」
と言っているようなもの。
いやいや、砂糖を減らそうよ???

おはしょりも同じく。

おはしょりがもたつくには理由があります。
まずはそれを取り除きます。

とね。難しい三角上げなんかしなくても、おはしょりはすっきりするの。
もっと言えば、「もたつく理由がなくなったおはしょりは三角上げも簡単」です。

うまくいかないとき。
「うまくいき方法」を足すのではなく。
「うまくいかない原因」をい引く。

だから、わたしのお伝えしている《身体を調える着付け》は超シンプル。
うまくいかない原因を徹底して引いているから。

日本酒はね、あれこれ足すより、塩で呑むのが一番なのと一緒(か?




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かほ@《身体と着物》をマニアックに研究している人
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