【アニメーター】原画マン
念願の原画マンです。
綺麗な線を引かなくてもいいし、自分で芝居も考えられる、やっとアニメーターになった気分。
なによりも動画検査の下でやらないですむようになったのが一番嬉しかった!
ちなみに原画は1カット/4000円くらい。
主に社内作品を中心にやらさせてもらいました。
この社内作品は自分にあっていたので楽しく出来た。
ヤッターマンは楽しかったなぁ。
この時は実写にもなったり櫻井くんがスタジオに来たりフィーバーだったな。
ただそればかりというわけにもいかないので、他の会社の萌え系の作品をやらされた時は嫌で嫌でたまらんかった。
(バン○ーブレード 明日のよ○ち!など)
いろいろな絵柄を描くことのできる方って本当にすごいと思う。
そもそも業務委託なのに選べないで制作の言いなりってどうかと今になって思う。
この時期は徹夜も多かった。
自分は朝方なので朝早くに会社に行くけども、朝早く行っても仕事がなく(むしろ誰もいない)
夕方~帰る時間に「コレ今日中にください」と言われると徹夜コース。
作画監督からの戻しがない時なんて、一日中座ってるだけなんていう日も。。
出来高制なのでもちろん収入は0円。
良かったことは制作進行の方たちと仲良くなれたこと。
アニメーターよりも制作進行の方々と仲良くしていた。
ドライブがてら一緒に原画上がりを取りに行ったりもしたり、帰れなくなったら車で送ってもらったり。
制作の方は本当に大変で、アニメーターが原画などをあげないと夜中も会社に泊まって
ネットなどで暇をつぶしながらずーっと待っていなければならない。
その間も人を待たせておきながら当のアニメーター本人は勝手に寝ていたりする。
制作さんの人生ってなんだろね。
自分は絶対こういう思いさせたくない!そう強く思ったな。
そしてあるとき必死に働いて初めて月収20万円に到達した時があった
普通は月10万~13万くらいなのでこれでも嬉しいのである。
あまりの嬉しさに制作さんへ
「うへへ...!今月はじめて20万いきましたよ!」
というと
「おお!
...でもそれって月またいで作業してもらっているから二ヶ月分だよね...」
「...........。」
自分の中で何かが終わった。「将来やばいぞ...。」とマジでおもった。
このまま大して好きでもないアニメに人生をかけていいものか。
色々なものを諦めないといけないぞ、と悩み始めたそんな時、
専門学校時代からの恩師から天の声がかかりました。
【月収10~15万】
⇒FLASHアニメーター