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Gaming Suiteは使わない?高コスパのゼンハイザーGSX 300の正しい使い方

ゲーム実況をしている人達にとっても、サウンドカードというのは常に意識する機材の1つであり、製品によって、メーカーによっては音質、使いやすさ等が変わってきます。

お金をかければかけるほど高機能高性能ではあるものの、安価で良い物はないか探すのは人の常。最近ではこの1万円前後で売られている「EPOS GSX 300」が話題になっており、サウンドカードを探している人も見かけたことがあるかと思います。

シンプルな設計でかなりコンパクト、デザインもなかなか良く、多くの記事レビューを見ても「高コスパで買い!」みたいな記事が多いです。先日私もSound Blaster X3が壊れてしまったので急遽購入し、低価格のわりに音質が良く、マイク音質に定評のあるゼンハイザーということもあってか、信頼のおけるレベルだと思います。ちなみに私のヘッドセットはゲーム実況10年以上やってきて、ほぼずっとゼンハイザー製を使っています。

ただアマゾン等のレビューを見ていると、めちゃくちゃ高評価とまではいかず、ファームウェア不良だったり、特に専用ソフトウェア「Gaming Suite」が非常に害悪で、本体のハイレゾ音質である24bit/96kHzが16bit/48kHzに固定されてしまう、認識エラーがあるなど、詳しく調べれば調べるほど良い噂を聞きません。

これに関しては、私が購入して実際に使ってみたところ、結論に至ったのは、Gaming Suiteを使わず、FXSound等のフリーのイコライザーアプリケーションを使うことです。

このやり方であれば、24bit/96kHzのハイレゾ音質のまま、自分好みの音に調整することができます。
※デフォルトでは24bit/48kHzに設定されていますが、24bit/96kHzに上げることができます。Windowsであれば、右下にあるサウンドアイコンを右クリックして「サウンド」を選び、GSX 300のプロパティから変更できます。

購入したら説明書に書いてあるGaming Suiteはインストールせず、FXSoundをダウンロードして導入してみてください。他のフリーイコライザーアプリでも大丈夫です。

あくまでPCゲームをプレイする場合や、キャプチャーボードを通してPC画面でコンソールゲームを遊ぶ場合のみの方法となります。PCを介さずにコンソール機に直接サウンドカードを繋げたい人は、GSX 300ではなくGSX 1000等、高機能高性能サウンドカードを買ってしまう方が良いと思います。

「GSX 300はGaming Suiteを使うことで最大限の性能を発揮される」という記事が多いですが、全然そんなことはなく、フリーイコライザーを使えばむしろもっと良い音質で楽しめるようになりますし、安定してGSX 300を使えるようになると思います。

久しぶりに機材に関する記事を書きました。
最近新たに1440pを60FPSで出力できるキャプチャーボード(PS5ゲームをOBSを使って実況配信するため)も購入して、本来キャプボを介して映したコンソールゲームの音って遅延して聞こえてしまうものですが、パススルー出力された画面を見ながらじゃなくても、PC画面を見ながらプレイできるよう遅延をほぼなくす設定を編み出せたので、こちらに関してもいずれ記事にしたいと思います。

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