私のゲーム実況人生 その3
前回からだいぶ時間が経ってしまいましたが、続きになります。
ニコニコでのゲーム実況が少しずつ流行り始めた頃、まさに2008年。
パイオニアの1人である丸腰さんのLeft 4 Dead実況に参加することになったのです。
Part.1だけは丸腰さんはソロで実況されていて、Part.2からの出演になります。当時はヘッドセットも間に合わせを使っていて、音質も音調整も悪く、私の声を聴き分けるのは結構困難かなとw それにしゃべり慣れしていないため、イケメンさんと共にプレイに集中してます。飛鳥さんはこの時からしゃべりまくりでしたね。本人もこの時点で生主やってましたから、丸腰さんの知名度に肖ろうという汚い魂胆もあったとか(笑)なーんて。
ブラハベ編では初めてPart.1から収録しています。
このブラハベ編が本当に収録中楽しかった。飛鳥さんのミラクルが色々と起きた回でもあり、安定の処理スキルを持つイケメンさん、実況で盛り上げる丸腰さん、そしてサポート側にまわる俺という、次第にそれぞれの役割が固定化されていったシリーズですね。
実況収録以外でもL4Dはもう毎日のようにやってました。
愉快な仲間達の動画を観てくださった視聴者さんからのコンタクトが多くなり、フレになって一緒にL4Dをやって遊ぶということが増えていきました。今やもう一部の方々とは繋がりがなくなってしまいましたが、皆さん元気にしてるかなぁ。
皆でやる実況プレイってこんなに楽しいんだなって日々実感していました。丸腰さんの動画がいつアップされるか、早く!早く!なーんて失礼にも毎日まだかまだかと待っていたりね。自分自身が動画という1つの作品に出るわけですから、何かテレビ番組に出演するような感覚でした。
さて、このブラハベ編では飛鳥さんも自身視点の動画をアップしていて、当時の収録時の裏話やらが聞けるのですが、こちらの動画でなんと「FeniXさんも実況動画をアップするようです」といった見切り発車予告を飛鳥さんはしてしまうのです。
「実況プレイには興味がある」ということは言っていたのですが、「実況プレイをする」ということは断言はしていなかったわけで、この飛鳥氏は半ば強制的に私を実況プレイさせようとしたわけです。
仕方がないので、1つだけでもアップしてみようと。
当時は収録用に何を揃えたらいいのかの知識も、収録後の編集だったり動画エンコードの仕方も分からず、ヘッドセットも安物だしで、どうやったらいいか分からないなりに色々と調べてましたね。ニコエンコなる便利なツールで簡単にエンコードしてたっけ。今や懐かしのアマレココを知ったのもこの時からかな。
PCスペックもギリギリだったので、収録するとなると重すぎて全く動画にならないのでは?と不安でしたが、L4Dで採用されているソースエンジンは優秀で、低スペックPCでも設定次第では快適に動いたので、どうにか収録できました。
これが私の人生初の実況プレイ動画となります。
まあホント、なんていうか、ひどいですよね(笑)
しゃべりがおぼつかないし、プレイも落ち着きがないし、
進みも悪ければエイムもひどいという、何も良いものがない動画です。
そして何より、この人誰?ってくらい声が違いすぎるwww
当時使っていたヘッドセットは安物だったので音質が悪く、後にゼンハイザーのヘッドセットにしてからかなり改善されたのですが、本当にこの時は全くの別人物って感じです。
あと、しゃべりながらプレイするっていうのがまだ全然できなかったですね。実況プレイの難しさを痛感しました。学生時代にバンドやってましたけど、ベースギター弾きながら歌うという感覚と似ていて、相当慣れないとやれない芸当。とにかく数をこなすしかないと思っていました。
私の実況プレイ人生はここから徐々に本格的になっていきます。
続きはまた今度。