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技能実習生が孤独出産の末に死産した赤ちゃんを弔って有罪!?一緒にリンさんを支援しませんか?

今日は、女性の権利・社会進出を促進するための【女性のニュース】のコーナーです!
今回は、2020年11月にベトナム人技能実習生のリンさんが当時住んでいた自宅で死産した双子遺体を段ボール箱に入れて遺棄したとして罪にとわれていることについてお伝えします。

技能実習生が孤立出産後、死産の後死体遺棄罪に問われている?

2020年11月15日、ベトナム人技能実習生のリンさんは孤立出産の末死産した双子の赤ちゃんをタオルに包んで、箱に入れて手紙を添えて弔いました。このことで、死体遺棄罪に問われ実刑判決を受けました。

自宅でたったひとりで出産、死産した赤ちゃんと1日すごしたこと、これって罪なんでしょうか?

ベトナム人技能実習生であるリンさんは、熊本県にあるみかん農家で働いていました。
妊娠が分かったあとも誰にも相談できずにいました。技能実習生は妊娠が分かったら強制帰国させられるため誰にも相談できずにいたのです。来日の際に発生した借金の他にも、母国の家族への仕送りもしていたそうです。

赤ちゃんを隠したわけでもないのになぜ罪に問われる?

裁判官は、リンさんのしたことは、遺体を火葬して墓地に埋葬する準備でないと考えられるため有罪としました。ですが、リンさんは日本語もそこまでうまく扱えず、日本の死や葬儀に関する文化や法律も分かっていませんでした。
そんなリンさんが、産後直後にできたことは限られていました。リンさんは自身が置かれた状況の中で彼女が出来得る最大限の事をリンさんはしたのでないでしょうか?

私たちにはなにができる?

現在リンさんの無罪判決を求める署名活動が行われています。
リンさんは死体遺棄罪に問われたことによって住む場所も働く場所も失いました。
技能実習生は働く場所を失うと技能実習生とみなされなくなり、失踪した場合は不法滞在扱いになり国外追放となってしまいます。
また、住居を失ったことによって保釈が認められにくくなり勾留されたまま裁判を受けることとなります。

下記のリンクはオンライン上の署名活動のためのサイトでここからリンさんのことを支援できます。

共感してくださる方は、署名を通してぜひ支援しましょう!