【38歳で気づいた更年期の真実】過去の選択が今を作る5つの学び
あなたは、自分のカラダのサインに気づいていますか？
『あなたは子どもが産めません』
『子どもが欲しいなら、今すぐ不妊治療を勧めます』
38歳の春、わたしは若年性更年期障害と診断されました。
若年性？更年期？
そんな言葉を初めて聞いた瞬間、頭の中で時計の針が止まったように感じた。
婦人科に足を運ぶことはあった。でもそれは、何かが起きた時だけ。緊急避妊薬をもらいに行くため、あるいは「もしかして…？」と不安に駆られた時だけ。
自分のカラダと真剣に向き合ったことなんて、一度もなかった。
もし、もっと早く向き合っていたら…。
◼️更年期はまだまだ先の話？
「更年期なんて、まだまだ先のこと」
わたしが30代だった頃、そう思っていました。周りの友人たちも同じように口を揃えて言います。
「うちのお母さんは更年期なんてなかったし」
「更年期って、50代の話でしょ？」
そう、自分には無関係なことだと思い込んでいたのです。
でも、わたしが38歳で「若年性更年期障害」と診断された時、すべてがひっくり返りました。
更年期は、突然やってくるものではありません。
20代、30代の生活習慣やストレス、食事、睡眠、心の在り方…それらが静かに積み重なり、やがてホルモンバランスの乱れとして現れるのです。
わたしの20代、30代は無茶苦茶でした。
睡眠は削れるだけ削り、ストレスは溜め込む一方。栄養バランスなんて考えたこともありません。
夜は銀座のホステス、昼は会社員。
煌びやかなドレスを着て笑顔を作り続けた夜。日中は美容部員兼エステティシャン。
そしてため息をつく日々。
当時は「これが普通」と思い込んでいたけれど、カラダは確実に悲鳴を上げていました。
30代のわたしは、自分のカラダからのサインを無視し続けていたのです。
更年期は、ある日突然やってくるわけではありません。
ある朝目が覚めたら、急に症状が始まるわけではないのです。
それは、日々の小さな積み重ね。
不規則な生活、溜まり続けるストレス、無理に笑顔を作り続ける毎日。
それらがホルモンバランスを少しずつ崩し、わたしのカラダに「若年性更年期障害」という形で現れました。
「まだ大丈夫」
「わたしは平気」
そう思っているあなたに伝えたい。
更年期は、遺伝や体質だけで決まるものではありません。
過去の自分に会えるなら、こう伝えたい。
「今すぐ、自分のカラダに向き合って」と。
定期的に婦人科へ行くこと。
しっかりと睡眠をとること。
栄養バランスを整えること。
小さなサインに耳を傾けること。
未来の自分を守るために、今日からできることは必ずある。
更年期は、まだまだ先の話なんかじゃない。
今、この瞬間から始まっていることを…。
◼️過酷な日々と心の叫び
わたしの20代、30代は嵐のような日々でした。
会社員として働きながら、夜は銀座のホステスとして過ごす毎日。
日中は真面目にお客様と向き合い（接客業）、夜は煌びやかなドレスに身を包んでシャンパンを注ぎ、笑顔を作り続けました。
「わたしにはこの生活しかない」
「今を乗り切れば、いつか楽になる」
そう言い聞かせながら、無理を積み重ねていました。
当時のわたしは母子家庭でした。
統合失調症の母を抱えて、生活に追われる日々。
なので、カラダに鞭を打ちながら生活を送っていたのです。
カラダは正直です。
無理を重ねた日々は、わたしの中で確実に何かを壊していました。
若年性更年期障害
その言葉を聞いた時、わたしは初めて自分の生活を振り返りました。
「どうして、もっと早く自分を大切にしなかったんだろう」
後悔の念が、胸を締め付けました。
◼️女性ホルモンが教えてくれたこと
32歳の時、わたしのカラダは確実に何かがおかしかったのを今でも覚えています。
生理が来ない。
夜は眠れず、些細なことでイライラする。
職場では感情のコントロールができず、自分でも驚くような言葉が口から飛び出すことがありました。
「性格だから」と思い込んでいたけれど、違ったのです。
それはホルモンバランスの乱れ。
38歳でホルモン補充療法を始めた時、その変化に涙が出るほど驚きました。
イライラが消え、心が穏やかになったのです。
わたしは、ホルモンがどれほど心とカラダに影響を与えるかを痛感したのです。
ホルモンバランスを整えることは、自分自身を取り戻すことであることを知ったのです。
◼️過去の選択が今を作る
過去の選択が、今のわたしを形作っている。
20代、30代のわたしは、まるで走り続けることだけが生きる術だと信じていました。
夜は銀座のホステス、昼は会社員。
短い睡眠時間、暴飲暴食、笑顔の裏で押し殺した感情…その全てが、今のわたしを作るピースになっているのです。
あの頃は、自分を大切にするという意味さえわからなかったと思います。
頑張ること、無理をすること、耐えること。
これがわたしの生きる術だと思い込んでいたからです。
でも、その道の先にはカラダの悲鳴と、心の限界しかありませんでした。
38歳で「若年性更年期障害」と診断された時、涙が止まりませんでした。
それは絶望ではなく、今まで無視してきた自分自身への申し訳なさだったのです。
「どうして、もっと早く自分を労わってあげなかったんだろう」と。
それでも時間は巻き戻せない。過去を変えることはできないけれど、未来を変えることはできる。
そのために、わたしは小さな一歩を踏み出したのです。
ホルモン補充療法を始め、生活習慣を見直し、少しずつ自分の心とカラダに耳を傾けるようになりました。
自分を労わることは「弱さ」ではなく「強さ」だと気づきました。
そして、同じように悩みを抱える女性たちに伝えたいと思ったのです。
今、わたしがこうして言葉を綴り、活動を続けているのは、過去のわたしが選択し、立ち上がり続けてきたからなのです。
選択の一つひとつは小さなことかもしれない。でも、その積み重ねが、今のわたしを作り、未来へと続いています。
だからこそ、あなたにも伝えたい。
「今日の選択が、明日のあなたを作る。」
過去を責めるのではなく、未来に向かって一歩踏み出してほしい。
この経験が、今、悩み、迷い、立ち止まっているあなたの小さな光になることを願っています。
未来は、今日から変えられる。
過去の選択が、今のわたしを形作っている。
20代、30代の選択は、無我夢中で走り続ける毎日だった。
夜遅くまで働いた後、満員電車に揺られながら帰宅する。心も体もヘトヘトなのに、また次の日には同じ繰り返し。
ホステスの仕事ではお客様の愚痴や悩みを聞き、笑顔でお酒を注ぎ続けました。そして昼間は二日酔いの寝不足。ヘパリーゼを飲んで耐える日々。
ある日、鏡に映る自分を見てハッとしました。
目の下には隠しきれないクマ、肌は荒れ、笑顔がどこか虚ろだった。
「このままでいいの？」
そう問いかける自分がいました。
後悔、葛藤、涙、挫折。それでも諦めずに立ち上がった瞬間があった。
38歳で若年性更年期障害と診断された日、その瞬間からすべてが変わったのです。
自分を大切にすることを学び、少しずつ生活を見直すきっかけになったのです。
あの時の選択が、今のわたしの原動力になっている。
未来は今日から変えられる。
わたしが未来を変えるために始めたことは、決して特別なことではありませんでした。
まずは一日30分、早く寝ることから始めました。次に、食事の時間を確保し、栄養バランスを意識しました。
そして、週に一度は自分のためだけの時間を作り、心をリセットするように心がけました。
何より大切だったのは、「自分を責めるのをやめること」
過去の失敗や後悔に囚われず、小さな一歩を積み重ねることで、少しずつ心とカラダが整っていきました。
わたしの経験が、同じように悩み、迷っているあなたの力になることを願っています。
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