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23.「与えること」と「受け取ること」

2つのバランスは完璧!

「与えること」と「受け取ること」。
私たちの生活では、モノ、金銭、行動などで表される親切、などについて
「与える/受け取る」の感覚が理解しやすいところです。
宇宙のエネルギー、豊かさの法則という要素で考えてみましょう。
この「与える/受け取る」はコインの裏表。
いつでもバランスはとれる仕組みになっているようです。

「与えること」の3つの条件

「与えること」「受け取ること」の法則を理解するために、まずは本当の意味の「与えること」の行動についての深意をみてみましょう。
本当の意味の「与えること」次の3つの条件を満たしているといいます。

  1. 与える人は、相手に心から喜んでもらいたいと望んでいる。

  2. 与える人は、相手が喜ぶだろうと心から信じているものをあげる。

  3. 与える人は、なんの見返りも望んでいない。

これらの条件を満たしていなければ、バランスはとれないということになります。特に3番は注意が必要です。「与える」ことに隠れた動機や見返りの条件が潜んでいないこと。また、受け取った相手がもらったものを自分の好きなようにしていいと認めることも大切なことです。これはなかなな理解されにくい点でもあります。
この条件にあった、本当の「与えること」ができると次に、新しいものが入ってくるスペースができる=自分がもらう番になった、ということになるのです。そして、もらった人は、「与えること」が可能になるのです。

誰に「与えること」ができるのか

この法則は、もらった相手に必ず返さなければいけないというわけではありません。大切なことは、流れをスムーズにして止めないことです。相手は誰でも、もらった人は与えるという流れを自由にすることが肝心です。
何かに執着したり、しがみついたり、損得を考えると自然な流れはせきとめられてしまいます。これを視覚的にイメージするために、人の輪をイメージしてみましょう。輪の中のみんながそれぞれ、順繰りに右から左へモノを動かしていきます。みんなが手渡していけば、全員の手にモノが受け取れますが、一人でも、ストップすれば全体の流れが止まってしまいます。
きちんと与えれば、きちんと受け取れるというこの法則を理解することができます。

真の「与えること」とは

では私たちは、一体、何を与えているのでしょうか。
商品を買ってお金を支払う時、電車で席を譲る時、休暇で楽しんだ先で買ったお土産を渡す時、誕生日プレゼントを渡す時、記念日の食事に誘う時、
もっと身近には、お母さんが食事の用意をする時、仕事で疲れたお父さんが子どもをお風呂に入れる時も。
私たちは、何を与えているのでしょうか。金銭、時間、手間、相手を思う気持ちでしょうか。すべてにあるのは「愛」です。愛のエネルギーとも言えます。「愛」は無限であり拡大するという性質があります。「愛」を与えることで「愛」はますます成長していくことになります。

愛のエネルギーを循環させる

まとめ

「愛」のエネルギーの性質を考えれば、「与える」人は、出し惜しみしたり、面倒くさがったりするのはもったいないことですね。先程の例でもわかるように、究極的には与えた「愛」は自分に返ってくるという力学が働いているのですから。
3つの条件を満たして、人に何かをあげる時、それはモノでも行動でも、その純粋な気持ちは相手にも伝わります。「愛」のプレゼントをもらった人が、心から感謝の気持ちを抱くとその波動は広がっていきます。
「受け取る」人も、遠慮したり、申し訳ないという気持ちはナンセンス!
しっかり喜ぶに限るといえますね♡


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