【奇跡のコース】たった一つの選択
さて、「奇跡のコース」A Course In Miracle (通称ACIM)の学びをお伝えするマガジンの始まり〜♪♪ 詳しいことは紹介記事をどうぞ！
ある日、ニューヨークの地下鉄で
嘘のような本当の出来事が起こりました。
地下鉄を降りたジュリオはティーンエイジャーの男にナイフを突きつけられ
財布を差し出しました。NYに行ったことがないけれど、NYらしい？出来事？。逃げようとする男にジュリオは言いました。
「強盗を続けるなら、このジャケットを持っていくといい。外は寒いぞ。」
びっくりする男にさらに信じられない言葉が続きます。
「わずかなお金のために危険を犯すなんで、本当に困っているんじゃないかと思って・・。実はお腹が空いているんだ、よかったら一緒にどうだい？」
二人は一緒に食事をしながら身の上話をしたのです。会計の時にジュリオは「僕の財布を持っているんだから、君がごちそうしてくれなくっちゃ。
そして、人から大切にされたければ、人に大切にしないとね。とても単純なことなのさ。この複雑な世の中でもね。」
愛か恐れか（Love or Fear）
これはACIMの象徴的なエピソードはとして紹介されています。もちろん、そんミラクルなことが起きるなんて・・誰でもそう思います。
私たちは「人生の一瞬一瞬、何を選択するのか・・」
その選択の基準は「愛か恐れか・・love or Fear」です。どんな状況も、愛のレンズを通してみるのか、または恐れから行動するのかのどちらか・・。
ACIMは「愛を選ぶと、奇跡は自然に起きる。」と教えています。恐れの選択は苦痛をもたらし、愛は癒しを与えます。そして、全ての選択は癒しをもたらすものと、苦痛をもたらすもの、この２つしかないのだと断言しています。
天国に向かう道をえらぶ
たいてい人がなにかを選択する時、その選択肢はそれぞれに違う方向を示しています。そして自分の選んだ道を進むことになるのですが、そのさきにまた、選択をする時がやってきます。時間が続く限り、選択する人生を歩むことになるのです。そして何を選んでも、進む方向はたったの２つしかない、そうです、それは・・・。
「天国へ向かう道」と「どこへも行き着かない道」それ以外は存在しない。
これを知った時、なるほど！と謎が解けたようでした。私たちは、懸命に自分にとってより良いと思う方を選んでいます。時にはその基準はとくな方だったり、ラク（楽）なほうだったり・・、簡単（イージー）な方、人に迷惑をかけない方、認められる方、また、その選択の先にメリットがありそうな方、とあらゆる物差しで測って、選択しています。
そうです！物差しが違っていたのです。損得や、簡単か、認められるかなどの不安や恐れから選択するのではなく、すべてを愛からの選択をすればよかったのです。
ワーク：「愛か恐れか」自分の選択にきづく
そうは言っても難しい・・。それが、AICMです。ｗｗ
まずは自分の行動の選択をしている時、「これは愛か、恐れか」と自分に問いかけてみることです。
人は日々たくさんのことそれぞれのタイミングで選択しています。人生を動かす大きなことでなくても、今日の昼ごはん、仕事のスケジュール、友だちとの約束・・といった日常のシーンにたくさんの選択があります。
その時々、自分の選択を吟味してみるのです。
例えば、子育て場面をみても、多くの恐れからの選択があります。
「学校に行くようになったら、泳げないと困るからスイミングスクールに通わせよう。」なんていうのがソレです。我が子たちの場合、好き嫌いに悩まされたことはありませんが「野菜を食べさせなければ！」というのも恐れからの選択と言えるでしょう。野菜を食べさせる必要がない。ということとは違います。自分の行動が恐れを基準に選んでいないか？という問いかけです。
恐れからの選択には、先に挙げたようにどこへも行き着くところがありません。子育てはとてもわかりやすいテーマです。子どもの成長に沿っていろいろな選択を親も迫られます。でも実は行き着くところがないまま、子どもはそのうち大きくなって離れていくのです。
そして、子育てを卒業しても他のテーマで、恐れの選択を繰り返すことになるかもしれません。仕事のこと、友達のこと、お金のこと、老後のこと、いろいろなテーマで恐れの選択をしてしまうかもしれません。
ACIMはワークブックがあると紹介しました。エッセンスを理解することではなく、これらエッセンスを生活に取り入れることで効果があります。まずは簡単に、日常生活で恐れで選択をしていないかと「気づく」ということからぜひ、始めてみましょう。
自分のテーマで活かそう！
子育てのテーマについて例を挙げましたが、私たちはみな自分のフィールドで生きています。人間関係、家族、親子、仕事、金銭関係、健康関係、そのほかにもうまくいかず、自分ではどうにもできないと感じることがあります。
しかし、「奇跡のコース」を知れば、生きることがシンプルになります。
本来の、自分でラクに生きることになります。
また、エッセンスをご紹介しますね。
まとめ
人生は選択の連続。常に、「それは愛か、恐れか」を自分に問いかけよう。
愛の選択という物差しを使ってみよう。
恐れの選択では、どこにも行き着けないのだから。