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何気なく湧き上がるマイナス感情

これは果たして贅沢なのか・・・

日常の生活の中で、「ちょっとした贅沢を戒める自分」にちょいちょい出会う。と言うより、気にしていなければ、確実にスタンダードを選んでいる。
今日のおかずを何にしようかと、思いながらスーパーに足を運んだ時、
「お買い得品」「広告の品」「タイムセール」に吸い寄せられるのは私だけだろうか?そんな経験をお持ちの方もきっといるはず。それとマイナス感情との関係を暴露してみようと思う。

その前に、「贅沢」と言うキーワードでググってみると、あるわあるわ、果てしなく贅沢が・・。カ○ピスの濃い贅沢、まるかじりチ△ーハイ贅沢しぼり、午後の贅沢、贅沢抹茶、贅沢ヨーグルトから、贅沢青汁まで、こんなにみんなが贅沢を求めていることを初めて知った。これらに共通しているのは「濃い」ということらしい。ま、いっか。つまり、ちょい満たされるってことなのだと解釈しよう。
ということは、スタンダードは「濃い」より満たされないけど、いつもそれを選んでいるってことだ。

「あたりまえ」という制限

いつも無意識に5パック¥198(税込¥218)のティッシュを買っていたところ、ある日、贅沢ティッシュを偶然手にして「え!こんなに柔らかいの?」とビックリしたことがあった。それから、ティッシュを買う時に、迷うようになった。あの肌触りが頭をよぎる。でも、我が家は大人数で机の上のちょっとした汚れをヒョイっとティッシュで拭き取る男性陣もいる。だから、通常は¥198のモノで十分なのだけれど・・。
でも、私のなかで、¥198のティッシュは「あたりまえ」ではなくなった。

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何も贅沢をしよう!とか「濃い」生活をしよう!と推奨しているのではなく、いつも「あたりまえ」に感じている、それに気づこう!というお誘いでありマス。知らず知らずのうちに「あたりまえ」の制限の中に自分を閉じ込めていることになかなか気づかない。洋服、髪型、食事、時間の使い方・・
突き詰めると、金銭の制限に関わってくる。そこで!

「だって仕方ないじゃん。現実は・・」

と思うのではなく、別の方法をお勧めしたい。

感情ベクトルの方向を変える

マイナス感情というとネガティブな陰気なものと捉えられるけれど、ここで紹介した『”あたりまえ”だと感じている制限』もやはりマイナス感情。
¥198のティッシュを買っている私は無意識にあるいは意識的に

「窮屈、小さい、足りない、力のない、制限された存在だ。」 

と感じている可能性がある。それを言葉にした時、なんだか力ない感覚が押し寄せてくるのではないだろうか。つまり、それがセルフイメージとなって自分についてまわるのだ。それはありがたくない話なのだ。
(詳しくは、意識の話のマガジンを読んでもらいたい!)
そこで、まずはこの仕掛けに気づくことだけをお勧めしたい。

「けっこう、知らず知らずのうちにいろんな制限がかかっちゃうものなんだ・・。おもしろいなあ。そうなんだ、へえ・・」

と呟いてみよう。すると、さっきほどの力ない感覚とは違って、少しリラックスした客観的な他人事のような感覚になるのでは?それだけで、セルフイメージへの打撃は少なくて済む。

たかがティッシュ、されどティッシュなのだ。これは他の買い物にもいろいろ当てはまるから、試して欲しい。そして、自分のセルフイメージを「あたりまえ」の制限を少しづつ広げていくと、どうなるか・・。
私は以前、同じ商品があると、必ず値引品に手が伸びていた。そういうものはたいてい消費期限が迫っているものだけど、どうせ今日中に使ってしまうものだし問題ない!って感じで。というよりも、いくつかの種類があると、値引品を選んでいた、という方が正しい。

贅沢な生活よりラクな生活

でも、今はただ欲しい方を選ぶようになった。、豚肉か鶏肉か牛肉か、オレンジジュースかピーチジュースか、豆乳のメーカーも好きなものを・・。

セルフイメージが上がったせいかもしれない。つまり、小さなマイナス感情を捨てていったといってもいい。
制限がなくてラクに買い物ができる。それが実にラクなことだと知った。
例えが身近すぎるかもしれないが、いろんなテーマに応用できるでござる。


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