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F1シンガポールGP🇸🇬現地観戦ガイド🏎️
こんにちは!しばらく連載していたシンガポール観戦記、せっかくなので宿や移動手段、チケットの手配方法や現地での動き方なども紹介してみたいと思います!
網羅的にズラーっと書くので、ぜひ目次も参考に飛んでみてください。
※全て2024年9月時点の情報です。
旅のコンセプト:レース満喫×節約×安全
まずは前提として…今回の海外観戦はチケットに少しお金をかける分、他はできるだけ節約、ただし安全第一、という方針を取りました。
帰国後振り返ってみると、当初の目標通り、レース・節約・安全のバランスを比較的うまく取れたかなと思います!
出発前準備
F1観戦チケットの手配(チケット選び編)🎫
シンガポールのチケット選びは鈴鹿よりも悩みました。笑
主に考慮する要素は下記です。
サーキット内入場可能ゾーン(4つある)
観戦日数/曜日
座席の位置(座席無しのチケットも存在)
この3つの掛け合わせで多種多様なチケットが販売されています。
下図はサーキットのマップ。背景が4色に塗られていますが、それぞれ
黄色🟡:ゾーン1、紫🟣:ゾーン2、赤🔴:ゾーン3、緑🟢:ゾーン4となっています。
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私の主観でざっくり分類すると、広さからもわかるようにメインは1と4。
ゾーン1はホームストレートを臨むレース観戦のメインエリア、
ゾーン4は有名アーティストがライブを行う巨大ステージや屋内レストランもあるウェーイ!なエリア、
ゾーン2は巨大観覧車エリアでゾーン3は通路、といったところでしょうか。
チケットの種類によってゾーン1-4全てに入れたり、限られたゾーンにしか入れなかったり(その分価格は抑えられる)するのです。
選択肢がたくさんあるので悩みますが、その分好みや予算に合った買い方ができるところも魅力だと思います!
ちなみに今回筆者が選んだチケットは
3日間通しで全ゾーンに入場可能
座席は3日間共にターン1沿いのグランドスタンド
というものでした。
ではそのチケット、どこで買うか?
F1観戦チケットの手配(販売サイト編)🎫
主な選択肢は、以下の3つだと考えていいでしょう。
F1公式サイト
シンガポールGP公式サイト
シンガポールGP公式パートナーの旅行会社サイト
チケットの種類にもよりますが、基本的には1番が最も高額(その分体験イベントなども付いている)で、3番が最も安いチケットを探しやすいといえます。
3番の公式パートナーの探し方は下記。
①F1シンガポールGPの公式サイトにアクセス https://singaporegp.sg/en/
②ホーム画面上部の"Tickets" をクリック
③" Authorised Ticketing Partners"をクリック
④チケット販売の公式パートナー会社一覧が表示される
今回筆者が利用したのは「3. シンガポールGP公式パートナーの旅行会社」のうち、台湾の旅行会社であるKKday。
https://www.kkday.com/ja?t=1728042704
台湾人のお友達に教えてもらいました!!!本当に心から感謝!!!🙇♀️🙇♀️🙇♀️
欲しかったチケットが、F1公式やシンガポールGP公式よりも安く購入できました。(3日間・ゾーン1-4全て入場可・ターン1グランドスタンドで16万数千円)
シンガポールGPはQRコードの付いたPDFファイルがオンラインで送付される形式なので、チケットを無くす心配もなく安心です。
宿の手配🏨
想像に難くないと思いますが、F1開催中のホテルはどこも相当高額になる様子。
現地に住む方に聞いた話だと、なんの変哲もないビジネスホテルの一室でも
1泊600シンガポールドル(6万円以上)していたとのこと。
チケットにお金をかけた筆者としてはそんなに宿代が払えない!ため、Airbnbを活用しました。
Airbnbに掲載されている部屋は、ドミトリーのような所から高級マンションのような部屋までまさに多種多様。
筆者は下記を条件に探しました。
鍵付きの個室がある
個人専用のシャワーがある(お風呂は共用の部屋もよくある)
公共交通機関が使いやすい(駅近、バス停の側)
狭くてもいいので清潔感がある
とにかく口コミやマップを参考にじっくり検索した結果、サーキットから電車やバスで30分程度の場所に希望通りの部屋を発見。
1泊2万円ほどで宿泊することができました。
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Airbnbは宿のオーナーとのチャットのやり取りが必要だったりするので、どうしても英語文章でのやり取りが発生するのですが、
面倒な時はChat GPTに英訳してもらえばすぐです!いい時代。笑
飛行機の手配✈️
日本ーシンガポール間の便を運行する主要な航空会社は、
ANA・JAL・シンガポール航空・スクート(シンガポール航空系列のLCC)あたりかと思います。
航空券の値段は随時変化するので、購入するタイミングで比較サイトなどを活用してよく比較すること、
あとは早めに予定を決めて飛行機を取って、シンガポール行きをキャンセルできない状況を作っちゃうのがポイントだと、個人的には思います!笑
今回筆者は、購入の時点で日本のエアラインよりはお手頃であったシンガポール航空を利用しました。
座席広々、ホスピタリティ溢れるCAさん達、機内のエンタメも充実、会員登録すればWifiも使える、等々非常に快適でした!
eSIMの手配🛜
現代の旅に欠かせないのが通信環境の整備。
個人的にはeSIMが便利でした!
お勧めのポイントは下記。
物理的な端末が不要=嵩張らない無くさない落とさない
安い!(今回筆者は1日1GB×7日間で計500円ちょいに収めた)
注意点としては、
自分のスマホがeSIM対応かを確認する必要があることと、
日本にいるうちにSIM切り替え方法の確認やeSIMの購入・設定を行っておいた方が安心です。
ちなみに今回私は、前章で紹介した旅行サイト、KKdayから発行されているシンガポール専用のeSIMを購入しました。
設定のやり方さえ確認しておけば、安くて手軽なのでお勧めです。
シンガポールGPの特徴
市街地サーキット×ナイトレース
筆者にとって初の海外GP観戦であった今回、
シンガポールを選んで本当に良かった!
と思った理由の一つがアクセスの良さ。
市街地サーキットであるため、サーキットへの入り口がMRT(地下鉄)の出口から歩いてすぐのところにあり、初めての国を歩く外国人でも比較的簡単に辿り着くことができました。
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市街地ならではのもうひとつの魅力が、コース・マシンとの距離の近さ。
グランドスタンドから見る景色もさることながら、
サーキット内のスタンド観戦スポットで味わえる迫力は忘れられません。
シンガポールでは、様々な観戦スポットを巡りつつ色んな角度や距離からマシンの走行を眺めることもお勧めです!
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イベント盛りだくさん🎤
サーキット内では、レースだけでなく非常にハイレベルなエンターテイメントも楽しむことができます。
正直なところ、筆者はレースのことばかり考えていてステージイベントは特にチェックしていなかったのですが…
グローバルの音楽事情に疎い筆者でさえもあまりの迫力と美しさに感動するようなステージパフォーマンスが連日繰り広げられていました。
あとで調べてみてびっくり!彼らみんな世界的な有名アーティストたちでした。
特に私の涙腺を刺激したのが、kylie MinogueとThe corrs。
レース前に最上級のエンタメで感性を潤せば、
キラッキラのF1ナイトレースの興奮もより高まります。
手荷物検査はわりと厳しめ👜
素敵で楽しい面をたくさん紹介しましたが、
注意点として挙げておきたいのが手荷物検査です。
上記リンク先中盤あたりの”Forbidden items” に細かく記載がありますが、
特に注意したいアイテムは「飲食物」!!
検査場でペットボトルの中身を捨てさせられている人、結構いました。
応援グッズの内容やカメラの大きさなどにも細かな制限があります。
(ちなみに飲み物くらいは稀にしれーっとなんとかなった事例もあるとか無いとか…)
とはいえ行く前に公式サイトなどをきっちりチェックした方が良さそうです。
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現地の移動手段
タッチ決済機能付きクレカが便利!
まずお伝えしたいのが、タッチ決済機能付きのクレジットカードはmust have!
日本のSuicaやPASMOと同じ要領で改札機のプレートにタッチするだけでMRTにもバスにも乗れます。
旅行者としてはとても便利でした。
お勧めはMRT(地下鉄)🚇
はい、タイトルの通りです。レース期間中はMRTがとっても便利。
レース終わりで夜遅くなっても、終電の時間も延長されているので普通に帰る分には問題なさそうでした。
路線図もスッキリ見やすく、乗り換えも日本の地下鉄と同じ要領で案内板を見ながら進めば良いのでそれほど難しくありません。
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タクシー・バスは交通規制に注意!(特にバス)
こちらもタイトルの通りです。
レース期間中とその前後はサーキット周辺に大規模な交通規制が敷かれます。
筆者はGP直前の木曜日にサーキット周辺を下見しましたが、
Google先生に案内されたバス停がコースのど真ん中であるなどして散々歩き回り、
この近辺に利用できるバス停は無いことをようやく理解しました。(遅い)
初めから素直にMRTに乗った方がいいです。
タクシーはおそらくドライバーがある程度交通規制の状況を理解しているとは思うのでなんとかなると思いますが、規制の影響で混雑が激しくなかなか目的地に着けない、といった不便さもある様子。
やっぱりMRTがお勧めです。
お食事🍙
シンガポールは基本的に物価が高い!そのため外食費も日本より高いお店がほとんどです。
もしあなたが食費を節約したい場合、お勧めはシンガポールの屋台広場である"Hawker centre”(ホーカーセンター)。
シンガポール各地に様々な個性を持ったHawkerがあります。
500〜700円ほどあれば温かくて美味しい食事がお腹いっぱい食べられるこちらの注意点は、まだまだ現金オンリーのお店が多いこと。
現地ではHawker用の現金を持っていた方が安心です。
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初の海外GP観戦、シンガポールを選んで良かった!
もうしつこいかもしれませんが、シンガポールGPを初の海外観戦GPに選んで本当に良かったです。
アクセス良し、食べ物良し(工夫しないと物価は高い)、エンタメ最高、マシン近い!etc…
余談ですが決勝の翌日、人のいないMRT構内でジョージ・ラッセルに偶然遭遇する奇跡も起こり、最高の旅となりました。
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今回もお読みいただきありがとうございました!
ご質問やご感想等ございましたらコメントいただけましたら嬉しいです!
これからもFemina F1 Fansをよろしくお願いします。