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珍しく!?喜び爆発フェルスタッペン!波乱のF1ブラジルGP🇧🇷🏎️
先の読めない雨模様に、ドライバーからファンまで関わる全ての人が振り回されたF1サンパウロGP。
混沌としたレースを制したのは王者フェルスタッペン、久しぶりの優勝となりました。
今回は、彼の躍進を軸にカオスな週末を振り返っていきます。
こんな笑顔もできるのね!子どものように喜ぶフェルスタッペン
まずはご覧ください、この笑顔!マジで嬉しそう!笑
昨年〜今年の前半までは、1位が当たり前、引き続き優勝を重ねるべく尽力するのみ、とでも言いたげな余裕の笑みを浮かべていたフェルスタッペン。
今年の夏頃から徐々にマシンの性能が周囲と比較して劣る場面が増え、思うような結果を出せず不満顔が多くなっていましたが…
久しぶりの優勝を果たした今回のグランプリでは、喜び全開の姿を見せてくれました。
こんなに穏やかで楽しそうなフェルスタッペン久しぶり!やっと実力が結果に繋がって、本当に良かったね、となぜか親のような目線で見てしまう筆者です。
華麗な追い上げを見せたフェルスタッペンの強さ
優勝したフェルスタッペンですが、レースのスタート順位は何と後方の17番手。直前の予選では雨による赤旗中断によりタイムを出せず12位に沈み、さらにパワーユニットを交換したために5グリッド降格ペナルティを受けたため、かなり厳しい位置からのスタートとなったのです。
しかしそんな不運も何のその、レースが始まった途端、フェルスタッペンの快進撃が始まります。
フェルスタッペンの順位を周回ごとに見てみると…(出所:上記Dailynews)
レーススタート:17番手
1周目:11番手
2周目:10番手(スタート直後からぐんぐん追い抜きあっという間にポイント圏内へ!)
6周目:8番手
12周目:6番手
28周目:2番手(※前を走るマシンがピットイン、フェルスタッペンはそのままステイアウトしたため)
33周目:赤旗中断!!!!=つまりステイアウトしたフェルスタッペンは、タイムロスすることなくタイヤを交換できる!
42周目〜69周目:1番手(ファスティストラップ連発!圧倒的な差をつけてゴーーーール!)
特に序盤に顕著だった彼の技術による追い抜き祭りと、
雨による赤旗のタイミングが有利に働いた運の良さとを使いこなして掴んだ完璧な勝利だったことがわかります。
やっぱりフェルスタッペンには1位が似合う
昨年あたりから、あまりにもフェルスタッペンが強すぎていっつも彼が優勝しているから、なんだかつまらないという理由で嫌うファンも多かったフェルスタッペンですが(笑)、
やっぱり彼には1位が似合う。
いや、私も御多分に洩れず、フェルスタッペンの勢いが翳ってきた時は「やっと面白くなってきた!」と叫んでいたファンの一人ではあります。だがしかし、不調が続いても虎視眈々と勝利を狙い、誰もが無理かなぁと思う順位から追い上げて優勝を手にする彼を見ると、なんとも言えない爽快な気持ちになるのです。(誰かわかってくださるかな…笑)
王者フェルスタッペンの2024年シーズン終盤を楽しみに見守りたいと思います!