⭐ 宇宙の果て。知る、、、
いつもの窓から差しこむ朝日
空
今日も、ある
朝
勤めに出る
駅は、あふれる
夕方
家路を急ぐヒト
ヒトを待つヒトが、群れる
何度も見てる景色
知ってる事情
変わり映えのない、まちの様子
そんな一日が、愛おしい
自分自身のように、愛おしい
一日の終わり
家でまどろむ
たまった記憶
吹けば飛び散るメモのカケラ
習慣、伝統、常識という、しかたのない約束
明るい登り階段の、理屈の危うさ
集団用エレベーターの、危うい幻想
結び目をほどいて
イレイザーで消して
大気の中に希釈する
観念、思考、感官の世界が静まり
沈黙と静止の中で
意識が意識的になりはじめる
黒銀白の静寂
直感の導きと、感性の煌めき
瞑想の詰まりと、魂の飛翔
意識の先端は、宇宙を一周し
一瞬にして戻る
宇宙を満たす、妙なるノイズにひたりながら
浮遊する混沌を、手繰り寄せ、もてあそぶ
日の出と、日の出のはざまで
五感を超えて
宇宙を賞味する
あなたも、知る
宇宙の果ての世界
今朝、見た
愛おしい世界
混沌に、指先で描かれた
宇宙の果て
胸の鼓動
愛おしい生命
愛しい一日
ただよう完熟の香り
、、、
季節を感じる
愛を感じ
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