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スツールを背もたれイスに

我が家には何故か椅子がたくさんあります。引越し屋さんも「何か椅子多くないっすか?」とタメ語で聞かれたことがあります。
確かに2人暮らしにしてはやけに多いかもしれませんが、どうやら2人とも椅子が好きなようで、座るお尻は一つしかないのに何故か増えてしまいます。スツールが多い事もあって部屋が椅子で占領される事はありません。

なんて言いながらもこのお家に来てからイームズチェアを3脚、パソコン用チェアを2脚処分しております😅。でその代わりにスツールが増えたと言うわけです。

と、このタイミングで旦那さんの動画撮影用の木の安価なスツールも座面のウレタンがなくなったので交換しました。解体して燃えるゴミで処分も考えたのですが、これで『手ぶくろうさぎの椅子』がつくれないかな?と、思わずDIY魂が出てしまいちょこっといじってみる事に。
元のスツール画

元のスツール


まず座面を外します


椅子の脚はしっかりした造り


ウレタンを剥がしてみる


おお〜劣化した不織布が大騒ぎです。カーテンの時もそうでしたけど劣化した不織布は手に負えません。


座面裏のアンビタッチ(巨大ホチキス)を外したいけどかなり硬いです。


表面に紙やすりをかけて、ここまで何気に長かった〜


そしてここから背もたれをつけていくのですが、何と最終的に出来上がるまでに3回もやり直すという、DIYじゃなくてまさに「工作」。コロコロ変わった部分は後ほど書くとして、座面については元々ウレタンが貼ってあったのでカットして修正したままの剥き出し状態だったので、角という角にすべてヤスリにかけて滑らかにして、オレンジオイルを4回くらい重ね塗りして少ししっとりさせました。

オレンジのいい香り


何となくこんな感じになればな〜イメージを掴みたくて床に仮置きしてみます。いい感じ!で、ここから3回やり直し。

イメージ!



白木だけだと家に馴染み過ぎそうだったので、背もたれの1箇所を黒でペイント。一回では綺麗に塗れませんでした。

一度塗り
2度塗り



1回目は、どうせ人間が座る椅子じゃないから木工用ボンドで良いかなと思い、私なりに測って木工ボンドを貼って1日置く。


次の日、めちゃ良い感じになってので旦那さんにお手伝いしてもたってスツールに背もたれを付けます。スツールの木が硬過ぎて紆余曲折ありながらも出来上がり!めちゃかわいいのでは!

1回目の椅子 めちゃかわいい!


と思ったのですが、手ぶくろうさぎを座らせてみると、「あれ?背もたれがほとんど見えない(笑)。これじゃ意味なくない?」という事で、背もたれの横棒を増やし、さらに縦の木を長くしてY字にして付けてみよう!という事で出来上がったのがこちら。今度は、かっこいい〜なんちゃってYチェアだわ!この高さがあれば背もたれもうさぎに隠れない!

2回目の椅子 お〜かっこいい系?


と思っていたら何日か後に「あれ?なんか形が変?」と思ってよくみると、ボンドがとれて背もたれの横板が外れて斜めになっている!やっぱりボンドをちょこっと付けただけでは無理だったようです。そこでもうしっかり釘で止める事に致しました。そして実はかっこいいと思っていたYの部分もうさぎに隠れる事が判明したので真っ直ぐに戻す事に。という事でもう一度解体。これが木工ボンドの良いところ。とは言えやっぱり外したボンドの後が気になりるので凹凸が目立つ箇所はカッターで削り、もう一度黒で塗り直して今後は絶対に取れないように釘で留めました。

今度は大丈夫でしょ!

そしてこの黒木の前に均等になるように横棒を仮留めしてまた1日置きます。翌日仮止めした横棒を真鍮の釘でしっかり留めます。


ここからは旦那さんにもお手伝いしてもらって出来た〜!!!!

めちゃいい!


そして準備しておいたクッションを座面と背もたれにセットすると
「は〜人間が座りたい〜」
と思ってしまう出来栄え。でも強度は未知でございます。


3回やり直せば何かになる!木工工作って楽しい〜








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