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ビジネスも人生も、『初体験』がカギ!

【心動かす企業経営】

フェリーゼス経営支援事務所の金本淳(かねもとあつし)です。

先日の土曜日、初体験してきました。

初体験と言っても何のことはありません。
近所の小学校でのバドミントン、ソフトテニス体験です。

月一回、体育館を開放しているようで、家族3人で初めて行ってみました。普段使わない筋肉を使い少々疲れましたがとっても楽しかったです。
やはり体を動かすと気持ちいいですね。
特に息子が気に入り来月も行きたいと張り切ってました。

ところで、
この初体験って、どんな初体験でも、最初はちょっと勇気というか気合がいりますよね。

初めてだと色々勝手がわからないので、ついつい
「大丈夫かなあ」とか、
「自分がいきなり行ってもなじめるかなあ」とか、
「変な人いないかなあ」とか、
色々心配になったりします。

その結果、「まあ今回はやめとこうかなあ」なんて思うことも多いと思います。

皆さんもそういう経験ありませんか?

私はよくあります。今でも
「何かやってみたいなあ」
とか思ってもついつい色々考えるとめんどうになってしまう...

でも、思い切って行ってみると、意外に心配することは何もなく、とっても楽しかったり、いい出会いがあったり、ということも多かったりするものです。

今回のバドミントン・ソフトテニス体験の場合でも実はそうでした。

行く前は、殆ど情報がありません。
市の広報誌に書いてあったことは以下です。

・2月9日(土)19:00-21:00
・○○小学校体育館開放 
・ショートテニス・バドミントン
・どの小学校でも気軽に参加できます。
・室内履き、運動のできる服装でお越しください。

大体、こういう集まり行くと、常連さんばっかりで中々、輪に入っていきづらい雰囲気とかあったりしますよね。

だから知り合いが既に参加しているとかじゃないとなかなか行かなかったりします。

今回はまあ家族3人で行ったので、まだよかったですが、特に一人だとかなり勇気いっただろうなあと思いました。

皆さんもそんな経験ありませんか?

そして、金本家、3人、自転車置き場に自転車を置いて、恐る恐る体育館の扉をガラ~と開けました。

緊張の一瞬です。(私だけかもしれませんが)

すると数人の人がこちらをチラッと一斉に、でも、後は何事もなかったかのように、元の状態に。

パッと見渡すと、体育館には3面スペースがとってあり、2面はバドミントン、1面がソフトテニスのようです。
そして既にどこも埋まっています。

「空いてないけど、どうすれば...」
と思いながらもとりあえず中へ。

そうすると係の人っぽい方がいて、
「こんばんは」
と声をかけてくれました。

で、キョロキョロ様子を伺っていると、
「道具とかはあのボックスに入っているので適当に使って下さい。」

「場所もコートあいてなくても、横のスペースでも適当にやっていただいて
結構ですよ~」

と親切に教えてくれました。

それで、ホッと一安心。

じゃあ、とりあえずソフトテニスからやってみるかということで端っこで、やり始めました。

そしたら、「コート横半分使って下さい。」と声をかけていただき、そこから、家族3人でソフトテニスです。
一人は壁で練習。二人がコートで打ち合いという感じです。

初めてやりましたが、普通のテニスよりボールコントロールもし易くて意外に面白かったです。

そして、少し勝手もわかってきたので
「次はバドミントンやろう!」
ということで、息子とバドミントンを端っこでやり始めました。

するとしばらくすると、最初に使っていた家族?友達?
(年配の方も子供もいたので関係不明?)
がやめて、コートが空いたので、そこでやらせてもらいました。

ちなみに、となりのコートは完全皆さん、お知り合いなのでしょう。

途中からも数名の方が来られて、和気あいあいとバドミントンを楽しまれていました。

しかもみなさん結構上手な方ばっかりです。
ずっとやってる人達なのかなあという感じです。

ということで、そこから1時間以上バドミントンです。

息子はなぜか楽しいようで
「21時一杯までやるよ」
と言い出しました。

正直、久々のバドミントン、普段やらない俊敏な動きをするので、段々脚が疲れてきました。

でもそこは親の意地ですね。
「しんどいから帰ろう」
なんてことは決して言えませんでした(笑)

そして、21時ちょっと前、係の方の、
「今日はここで終了します!」
という合図で終了。

その後、見ていると、みなさん、コートを先ずは後片付け、そしてその後モップがけをテキパキとやり始められました。

「自分たちはどうすればいいんだ???」
「申し訳ないなあ」

なんて思いながら、私と息子は勝手もわからず、ただ見てるしかありませんでした。

「やっぱり、みなさん常連でいつも来ているんだなあ」
「今度からはお手伝いしないとなあ」

と息子と話していました。

そして、帰り際、
「お疲れ様でした~」
と声をかけていくれる方もいました。

それで「ちょっと安心」

ということで、
月一回のバドミントンとソフトテニス。来月から我が家の定例イベントになりそうです。

多分、何回か通っていると、少しずつお話しするようになったりして知り合いも増えていくのかなあという予感です。

そしてこういう初体験。
日常生活だけでなく、仕事でも大事なんじゃないかなあなんてすごく思いました。

やはり、仕事でも何か新しいことをしないと、今と変わりませんよね。

結局、仕事ってずっと同じことをしているだけではいけない。
環境が変化すれば、それに合わせて、変えていかなければならない。

取引先から、要請があれば、それに応えられるようにしていかなければならない、

部下との関係をいい風に変えていきたいなあと思えば、自分が変わらなければならない。

これまでとは少しコミュニケーションの仕方を変えるとか、付き合い方を自分が変える。
だからこそ新しい関係が生まれる。

このままでは会社の将来不安だなあと思っていても、でも思うだけで
何もしないと変わらない。
だから何か取組を始めその不安を解消する。

『変わること』
っていういのは、つまり
『新しい取組を始める』=『初体験』
ということなんでしょうね。

そうすることで、成長したり、進化したりできる。

私もそうですが、人間って今の習慣を変えるのには抵抗あるものです。

新しいことを始めるのには、労力を使う。だからできれば現状のままでいたい=つまり『安心』というのが普通の考え方なんでしょうね。

でも、こんな風に考えていると、できる人や成長する会社っていうのは、ドンドン新しいことに挑戦できる人や会社なのかなあなんて思いました。

色々新しい取組をすればするほど、新しい刺激も生まれますし、やったからこそ、その結果が成果として出てくるんだろうなあなんて。

たとえそれが失敗でも、やったから学べる。
そんなこともあるのかと。

当たり前ですが、
『何かやるから、何かが起こる。』
『今までと同じことしかしていないと
今までと同じことしか起こらない。』

それだけなんですが、でも『初体験』ってそういう意味ではとても大切なんだなあと考えたこの週末でした。

あなたは、どうですか?
初体験を躊躇なくやれるほうですか?

『初体験』は脳にとってもすごくいいらしいですよ。

  • 新しい街にプチ旅行をして新しい景色を見る

  • 新しい物を食べてみる

  • 新しい人の話に耳を傾ける

  • 新しく習い事を初めてみる

  • 参加したことのない催し物に参加する

なんでもいいそうです。

仕事もそうですが、それだけでなく、何でもいいから新しい取組を始めてみると面白いかもしれませんね。

『初体験すると何かが動き出す』

そんな予感、しませんか?

それでは!


ご参考委になれば幸いです!


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<今日のありがとう>

本当は面と向かって伝えたい
でも中々言えない自分がいます
だからこの場を借りて少し
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先週の金曜日、とある経営者のKさんとお食事に行きかせていただきました。

Kさんとは、元々、コンサル関係の仕事がきっかけで知り合うことになりました。

その後、一度ランチをして、
「また今度飲みに行きましょう!」
といった感じでした。

それで、たまたま先日私が誕生日だったので、その時にフェイスブックに
メッセージをいただき、今回の飲み会が実現しました。

そして先週の金曜日18時、栄で待ち合わせして、とある和食のよさげなお店に連れて行ってもらいました。

今日は、そのKさんへのありがとうです。

そこで色々お話しをさせていただきとても楽しかったです。

その話の中で、そのKさんから、ふとこのようなことを言われました。

「不思議なんですが、金本さんには、何でも話せてしまうんですよ。」
「たった数回会っただけなのに自分でもホント不思議なんです。」
「もしかしたら、うちの会社のことを知っておられるからかもしれません。」
「でもそういう意味では、税理士さんとは付き合い長いですが、こんな話は税理士さんには一度もしたことないですしね。」

みたいなことをポロっとこぼされました。

私は、そう言っていただいたのを聞いた時、正直、感激しました。

当然、コンサルタントという仕事柄、そうやって経営者の方に信頼していただくのはすごく嬉しいことです。

しかしそれ以上に、自分を一人前の人として認めていただいているのだなあ
ということを実感できたこと
それが最高に嬉しかったです。
今の私にとっては最高の褒め言葉でした。

実はお恥ずかしい話ですが、自分で言うのもなんですが、私は昔は自分のことしか考えられない、ダメな人間でした。

そして、そのことに気づいたのも40歳過ぎた頃にようやくだったと思います。

だから今でもまだコンプレックスを持っています。

それまでは、

自分が全て正しい、

何かうまくいかないと、自分よりも周りが悪い、

自分の良さを分からない奴が悪い

とか、
まあ今考えると、恥ずかしい考え方をしていたなあと思います。

でも自分が大病を患って、結構辛い思いをしました。

その時に時間があったので、色々考えました。

自分のこれまでの生き方を冷静に振り返ると、あまり自慢できる生き方をしていなかったところもあるなあと。

別に犯罪的なことをしていたわけではありませんが、不用意な発言をしたりして、目に見えないところでたくさんのひとを傷つけていたんだなあと
いうのがわかりました。

そして人にちゃんと感謝もできていない。。。

そういう意味では、神様が
「そういう生き方をしていてはいけないよ。ちゃんと考えなさいよ」
ということで考える機会を与えてくれたんだと思います。

だから、
そんな私だったので、この前、Kさんからそういう言葉を聞き、本当にすごく嬉しかったのです。

こんな自分でも少しは、人にいい影響を与えられるようになったのかなあなんて...

ホント、完全な自己満足ですみません。
でも純粋に嬉しかったです。

「Kさん、ありがとうごさいました。これからもよろしくお願いします。」

そして、同時にこれからももっともっと自分を磨いていかなければと思いました。

自分の仕事はスキルも大事ですが、いかに人間的に素敵になれるかだと思います。
そういう人に一歩でも近づいて、一人でも多くの人にいい影響を与えられる。

そんなコンサルタントをなれればと改めて思った一日でした。

まだまだ修行ですが頑張ります!

最後までお読みいただきありがとうございました。

今日も素敵な一日になりますように!

(本記事は2019年2月12日発行の自身のメルマガを改編したものです)

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金本淳
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