歌舞伎とか歌謡ショーとか。
今年は正月早々、初歌舞伎してきました。
演目はこちら
えぇ、もちろん。3回分チケットを購入して(←3回見るタイプの人間です)、結果2回、見ることが出来ました。
1回目。
人生初歌舞伎だってぇのに(←どした?口調w)、時間配分をミスり(よくやるやつ)ギリギリでドタバタとお席へ。。あぁ、恥ずかしい。周りの皆さまごめんなさい…
んでもって、椅子に背中をつけて観ろってぇんで(←また出たよ?)正面見てたらだーれも舞台に出てこない…え、こんな誰も居ない舞台ってある?!うーむ、この声はどこから聞こえるんだろう?録音なのかな?と思ってふと左側を見たら、そこにいるではないか!!エビさまー!きゃー、いたのー?そこにいらしたのね、、早く言ってよ。(←気づけよ!)そう、左側は花道で、その上で、あーだこーだと物語が進行していたのでした。。。
しかしまぁなんと見目麗しい…はぅぅ~と、もう、ため息ばかり。白塗りだろうがなんだろうが、エビさまはエビさまなんですね。(←ってことは…)
ま、今回もね、ストーリーは聞いてるんで(こんな予習は得意)あとは舞台を見ながら答え合わせを…と思っていたら、なんだかもう、すんごい事になっちまうんですね、歌舞伎って!
エビさまが太鼓叩いてたと思ったら、エビさまが違う役で出てきて、はにゃ??え、あの太鼓叩いてる人、誰?って思ったら今度はまた、太鼓叩いてるエビさま。ほにゃ?一体どうなっとるんじゃ…混乱。
そんでもって、マジ、おばさんにしか見えない役の人も、おじさんなわけで…歌舞伎こわ。めっちゃきれいやんけー。白塗りいけるんちゃうかー、わい…
ご・・ごめんなさい、全然いけませんでした…(汗)
さて。
物語がすすむと、ほら、ねぇ。皆さん待ってらっしゃるでしょう?例のあの子ですよ。
私は1回目、ぼたんちゃんの回だったもんでね。どんなかなぁと、楽しみにしていたら…
「ココダヨォ~」
と、暖簾からひょっこり顔をのぞかせて…(台詞定かでは無いがたしかこんな感じだった)
もうね、かわいい!かわいいんですわ!!かわいさにやられるってこのことなんだなって、実感しました。まさにハートを鷲づかみにされたってやつです。心臓をもっていかれました。多分ゴミ人間の心臓は、この私の心臓だったのではないか?と思います。再起不能です。かわいいの最上級の言葉をください。かわいすぎて泣けてきました。。。おばさん、涙腺弱くてごめんよぉ、ぼたんちゃん…(←きっと届かないファンの叫び)
ってなことで、もう、物語はあちこち、見どころ満載でした。歌舞伎になるとこうなるのねぇ。と、答え合わせを続けます。とにかく最後のシーンも、まぁ、泣けるのなんのって。しかし!しかしですよ、私はこの喜びを1回だけではなく、2回目も3回目も、味わうことが出来る!へへーん♪と、喜び勇んで2回目の話。
ちなみに、歌舞伎座ではなく、新橋演舞場での公演でしたのでね、こんな感じでしたよ。写真は、かの有名な田村さんに撮って頂きました♡わーい嬉し♡
さぁさぁ、やって参りました。2回目。今回は2階最前列!花道の上の辺りです。めっちゃよく見えるー♪絶対に早く劇場入りしようと思っていたので、一番乗りくらいの勢いで行きました。えぇ…失敗は繰返さないタイプです。2回目ともなれば、あのカラクリを暴いてやるぞーと、意気込んで見たわけですけれども…さっぱり分かりませんでした(汗)なんでぇーー?どないなっとんねん、恐るべし歌舞伎。恐るべし、エビさま。。。
そんでもってかんげんくんの回だったのでね。これまた期待に胸を膨らませ、来るよ来るよ来るよーーー…
「ココニイルヨォ~」
はぁーーーーい、かわいい!過呼吸になりそうなぐらい、かわいい!!かわいいんですっ!!!うぅ・・涙で前が見えん!!
まー、かんげんくん、かわいいの中にもしっかりと歌舞伎役者魂!ってものを感じさせてくれる演技でございました。おばちゃん、感動したわー(泣)
そんでもって、カーテンコールもめちゃかわえぇし~。いつまでやるん?(苦笑)って思ったけど、そこも含めて最高でした!
で、3回目。それは千秋楽の1日前の日。ってことは、ぼたんちゃんの千秋楽ですよ。今回は、ストーカー並に(!)劇場付近に潜伏し(笑)開場前の会場付近の喫茶店に陣取り、劇場入りする皆様をジットリと見ておりました(←きもちわるっ)えー。引かないでー(願)だって、余裕をもっていきたいやんかー、わかるやろー?(祈)
そんで、エビさまのインスタやらブログやらチェックしながら(←ガチのやつ)、コーヒーを飲み、店内を見渡せば、きっと同じ歌舞伎を見るのであろう方々。あの子達かわいいですよね、えぇ、知ってますよ。お宅は何回目?なーんて、一人脳内会話を楽しみ…とそこへ。エビさまのブログが更新。ピロン♪
「本日公演中止」
ありゃーーーーーーーーー!なんてこったい。残念無念!!
けど、これ本当なのかな??ってか、この店内にいる人達、中止をまだ知らないんじゃ…。教えてあげた方が良いのかな…。いや、とにかく、劇場までいって真相を確かめよう!とおもったら、上記の通り、でございました。
あ~ぁ、泣きたいよぉ~。残念だよぉ~。ぼたんちゃんもう一回見たかったよぅ。でもさーぁ、わたし、2回見てるやん!これ、今日が初参戦の人だって居たわけじゃない?もう、悔しいだろうなって思って。何より、役者さんたち、舞台関係者の方達の無念といったら。その辺も含めて、この時期、こういうことがあっても、怒りのぶつけようのない、もどかしさってどうしたらいいんでしょうね。ま、仕方ない。
帰りがけに歌舞伎座に寄って、せめてものお土産をば。
うん、初歌舞伎にしては上出来じゃった!
しかもね、1回目の帰り道と、3回目の行きの時、市川右團次さんをお見かけしたしね。とってもダンディで素敵でした♡
とここまでは、歌舞伎のお話で。こっからは、歌謡ショーの話です。
母と行く予定だった梅沢富美男さんと泉ピン子さんの歌謡ショー。楽しみにしていたのですが、母がドタキャン!(まぁあるあるです)なので、娘を誘って行って参りました。明治座!
梅沢富美男さんは下町の玉三郎と言われておりゴニョゴニョ…いや、私もよく知らんのですわ。だって最近は、TVのコメンテーターとかでしょ?あとは、レモンサワーのおじさん。泉ピン子さんに関しては、渡る世間は鬼ばかりのイメージしかないし。そもそも、これ、母が上京してきたときの暇つぶし(失礼!)で取ったチケットだったので、その、ご年配のご婦人達には受けるであろうという例のあざといが発動しまして…
ま、そんなこんなで、行ってきたわけです。
もちろん現役JKは、我が娘以外居なかったと思われます。昔のJK(しかも60年位前)だらけでした。そんな中、現役JKは、開演10分前だというのに、腹が減ったと言い出す始末。さすがです。
喫茶店で優雅にトーストとサンドウィッチを食べ、ヤキモキする母なぞアウトオブ眼中(母は白目だよ)
第一部は、人情物語。もう、笑った笑った!梅沢さんとピン子さんのアドリブがめちゃくちゃ面白くて!さすがですねぇ。息の合った掛け合いがなんとも。途中でピン子さんが本気で笑い始めて、それをまた梅沢さんがネタにするという。まさに舞台は生もの。これぞ舞台の醍醐味でありんす(←急にどした?)
休憩中にパンフレットを買い、第二部へ。
次は歌謡ショーでございます。ふふふ。そう、あの往年のヒットナンバーが生で聞けるのです!しかも、生バンド!贅沢ー♪
「恋のぉ~・・・」
ううううううううーーーーーーーまっ!!!上手いって歌手に言って良いのか分かりませんが、こんな歌うまい71歳いる?って、娘とびっくりしました。しかも、胸元が超絶セクシー。セクシーダイナマイト過ぎる!(古)
はぁぁぁぁーーー、とみおさま。わたくし、目がハートでごわす。(←やっぱり語尾が変)
それから、お弟子さんやら、ピン子さんやらも歌って2部終了。
休憩をはさんで第三部へ。舞踊ショーですね。
幕が開くと・・・一瞬の暗闇。そして次の瞬間!
照明がピッカーーーーン!!!
そんでもって、
うっひゃーーーーーーーー!!!
もう、ぶったまげました。
なんということでしょう…(←劇的ビフォーアフター)
奇跡の71歳がそこに降臨しておられる…。あぁ、女より綺麗な男。男なの?おじさんなの?いや、おじいさんのはずだよね、、、、なにこの綺麗さ。え、天女なの?ってもう、頭が混乱してクラクラしてきました。自分は一体なにを見せられているんだ?と。
きらびやかな御衣装に包まれ、優雅に踊る姿。そして何よりもその「流し目」に昇天してしまい、鼻血ぶーです、ハイ。こりゃ、参りました。さすがの現役JKも、降参してました。また機会があれば、ってか、これ追っかけとかになっちゃいそうって本気で思いました。帰りに母にお土産を買い、パンフレットと共に送りました。観たかったと言ってましたが、今どきはYouTubeもあるんでね、それもLINEで送っておきました。雰囲気だけでも味わえて満足そうでした♪
そんなこんなで、わたしの1月は歌舞伎に歌謡ショーに、大忙し。
さぁ2月は、どんな楽しいことがあるだろう?
ちなみに文中の白塗り婦人はこうなりました…