恋愛説教部屋なるもの。
「さち姉さんの恋愛説教部屋」なる授業とも呼べないおふざけ感満載の授業をしたのは、先週の金曜日20時。
初開催にもかかわらず20名もの参加があり、あっという間の2時間だった。zoomでの開催。これがリアル開催だったとしたら、距離だけで考えてみても、到底会うことはなかったはずの方達と、このようにしてお会いできるとは、今の世の中も捨てたもんじゃない。
さて、実際の授業は、参加者のみなさんのがんばりによって(笑)無事に終了。老若男女、こと恋愛の話においては、年の差を感じさせない共通の話題であるからして面白い。そして恋愛の話が入り口だったとしても、そこから深めていくとやはり、男・女、そして人として、自分とは、みたいな。まるで禅問答のような、そんなやり取りになっていくのが何ともいえず深いのである。
しかしながら、常々発信しているように「答えはその人の中にある」ので、いくら私が「○○はダメ!○○しなさい!」と言ったところで、それは最適解ではない。誰かに何かを思わせることが出来ないように。人はメリットがあることしかやらない。
この授業を通して伝えたかったこと。
①意見を変える権利はある→一度言ってしまったからとて、その発言を撤回しても何ら問題はないのだ。0or100の考え方だと、どうしても自分自身の発言に囚われすぎてしまうけれど、前言撤回!って言えばいいだけ。
②もっと肩の力を抜いて→みんなみんながんばってる。でもそれに気付いてない。わたしもその一人。だから今日もコーヒーでも飲んでちょっと落ち着こう。深呼吸してみよう。大丈夫。あなたの頑張りを見ている人が必ずいるよ。
③魂燃やして生きよう→ふと、消えてしまいたくなったら、あなたに関わる人、全員に連絡してみて。もちろん私にも。急がなくっても、必ずお迎えはくる。ちゃんと生きないと、ちゃんと死ねないんだって。
これが恋愛説教部屋の全てである。
あなただからの魔法。
それから、参加者に言われた、
「さちさんだから来ました!」の一言が超絶嬉しかった。
私に出来ることなんて何があるんだろう?とずっと考えていたけれど、わたしだからこそ出来ることもある、のかもしれない、と思えた。
きっとずっと、この言葉が欲しくて、生きてきたような気がする。結婚したときもそう、子どもを産んだときもそう、社長になったときも、講師になったときも。ずっとずっと、私は誰かの「あなただから」の言葉が欲しくて、生きてきた。あなたから買いたい、あなたに話を聴いてもらいたい、あなただから会いに来た。そう言われて、自尊心をくすぐられて、今日も笑みがこぼれてしまう。散歩の途中にうふふと笑い、洗濯物を干す途中にえへへと笑い、少しこそばゆい感じになるのだ。そうやって、しばらくはこの言葉の心地よさに酔いしれる。どんなアルコールよりも、良い気持ちになれる。
おしえるがっこうとは?
こんなに素敵な体験をさせてくれた「おしえるがっこう」は、素敵な仲間が集う、素敵な空間。時には真面目に。時には全力で。私みたいな学校嫌いの落ちこぼれだって、通えちゃう不思議ながっこう。年齢も職業も、性別も越えたところにある、優しい世界は、きっとみんなを虜にするはず♡
なお、次回の恋愛説教部屋の開催は未定であることを申し添える。