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日本人が外国人に学ぶ『日本茶』の文化
日本人であれば誰もが一度は誰もが口に運んだことのある『日本茶』
コンビニに行けばペットボトルで普通に売られており、家ではティーパックで手軽に飲める。しかし、急須でお茶を淹れて飲む機会は減ってきたのではないでしょうか。
私自身、家に急須はなく、もし日本茶を飲むとすればペットボトルのお茶か、ティーパックのお茶ぐらいだ。
ここでふと疑問に思うのだが、日本茶にお金を払う日本人、茶葉を購入することは置いておいて、淹れていただいたお茶に金を払う日本人はいない。そもそも、日本茶をカフェで出してくれるお店がない。
抹茶は少なからずあるのだが。。。
そうしたときに、紅茶やコーヒーに比べると日本人にとっても、外国人ならなおさら日本茶に親しむ事は出来ないでしょう。
さらに日本茶農園は後継者問題が発生しているように、外国語をまず使わない高齢者が多いのでホームページや会話の中から外に発信する情報を得るすべがほとんどないのが現状だ。
現在、外国人で日本茶インストラクターを持つ人は8人ほどいるらしいのだが、インストラクターの資格を得るための割合が30%ときわめて狭き門という。それだけ、価値のある資格なのだが、その価値を広める場所が限られているのも現状だ。
私はこの記事で久しく忘れていた日本茶について、初めて勉強してみようという興味を抱いた。日本の文化的飲料であるながら、日本茶の性質や効能、楽しみ方を全く知らないのである。
こちらの動画では日本茶インストラクターのブレケル・オスカル氏の日本茶への愛をご紹介しているのですが、本当にお茶を飲んでみたいと思うようになります。
私もこちらの動画を見てからAmazonで急須とお茶を買ってみました。
まずは自分で入れてみてお茶を楽しんで飲めるようになるところから。
時間がなくても、一息入れる。茶葉と触れ合う機会を得ることこそが今の私たちには必要なのことかもしれません。今回の記事は非常に興味のあることを学ばせていただきました。
まさか外国の方に茶を学ぶとは思っていなかったので新鮮です。
日本の再発見というのはこういうところから始まっていくのですね。
まずは岡倉天心『茶の本』から読んでみます!!