【さらし】と【てぬぐい】
わたしはミニマリストではないけど、シンプルな暮しを目指している。
最近あまり積極的に活動はしていない(している余裕がない)ので、進展はないが、一時期はせっせといらないものを捨てたり売ったりしていた。
そんなわたしが最近、しみじみ【いいなぁ~】と思っているものを紹介したい。
それは、
てぬぐい(正確には、「さらし」)
これって本当に、いろんな用途に使えるので便利なもの。我が家での使い方は、こんな感じ。
パターンA(台所で)
その1:さらしを適当なサイズにカットして、食器拭きに。
その2:汚れてきたら、台ふきんや鍋つかみ代わりに。
その3:さらに汚れてきたら、雑巾に。
その4:最後は、洗っても取れないような汚れを拭いてゴミ箱へ。
まずは、キレイなうちは食器拭きに。厚手のふきんと違ってすぐに水でべちゃべちゃに濡れてしまうけど、広げて干しておけばすぐに乾くので、数枚を回して使えば問題なし。
魚のアラから出汁をとるときも、キッチンペーパーで濾せるかと思いきや、ぜんぜんダメだったときに、さらしを使ったら「アラびっくり」
めちゃくちゃスムーズにできて感動した。それ以来、さらしばかり使っている。
パターンB(お風呂で)
その1:さらしを適当なサイズにカットして、身体洗いや洗顔(※)に。
その2:汚れてきたら、雑巾に。
その3:さらに汚れてきたら、パターンAと同様。
※手ぬぐい洗顔は、小さめにカットしたさらしと石けんで洗顔OK(メイク落としいらず)
ナイロンの身体洗い用のタオルみたいな泡は立たないけど、このさらしと固形石鹸でじゅうぶん。台所と同様、手で絞って広げておけばすぐにカラッカラに乾くので、湿度高めの浴室でもかびない。しかも耐久性バツグン。たまに替え時が分からなくて、ずっと同じものを使い続けていたりする。
市販のお風呂専用のタオル(スポンジ)と比べるとかなり経済的。
パターンC(その他)
冬場の乾燥する時期に、濡らして部屋の中につるしておく。加湿器がわり(いつの間にかカラカラに乾いている)
夏の暑い時に、保冷剤を包んで枕に(直接肌にふれると冷たすぎるので)
または、日中に首筋に保冷剤を置きたいときにも、長めにカットしたさらしに包んでたすきのようにしたり、ハチマキのように使ったり(いろいろ)
昼寝をするときに、適当な大きさにたたんで目の上に(アイマスク代わり)
わたしの仕事でいうと、骨盤ケアには欠かせないさらし。キュッと骨盤を支えるのに便利。
さらしの良いところ
経済的
手頃な価格。
10mで1000円~。
わたしが大好きなアイリッシュリネンのティータオルは、1000円以上はする。(過去に苦い経験あり。買って1回か2回しか使っていないのに洗濯して外に干していたら風で飛ばされて失くしてしまい、それ以来買わなくなった)
もうひとつ、わたしが好きな白雪ふきんも、1枚数百円~。
ふきんとして使うなら、1m未満なので10枚以上とれてこの値段ならかなり安上がりだと思う。しかも、別の項目でも書いているけど、耐久性もあるので10mあればかなりもつ。
すぐに乾く
薄手で切りっぱなしで使うので、すぐに乾くのが嬉しい。
普通の布巾のように、端の縫ってあるところが乾きづらいということがない。衛生的。
耐久性がある
実際に使ってみるとわかるのだけれど、意外と頑丈。何度も洗って使っても、そう簡単に擦れたりほつれたり破れたりはしない。毛玉ができるとか吸水性が落ちるとかいうことがない。結果、捨て時が分からずいつまでも使い続けることに…。
用途が多用
経済的、ということと重なるけど、さらしひとつでいろんなことに使えるのが良い。用途によって、好きなサイズに切って使える。切る時もハサミで数センチ切れ目を入れたらあとは、手で裂くだけ。
台所用はこれ、お風呂用はこれ、洗顔にはこれ、といろんな種類のものを買わなくて済むのは、ほんとうに楽。
シンプルな暮しをしたいわたしには、これが一番良いところ。
さらしの良くないところ
見た目が地味
これはまぁ、仕方のないことだけど、地味。
可愛い布巾にウキウキするようなことは、ない。ただの白い布っきれだから(笑)
端がほつれてくる
切りっぱなしで使うので、使い始めは端からどんどんほつれてくる。ただ、これはある程度まで行くと止まる。とはいえ、慣れないうちは「また糸が出てきた…」とやや面倒かな。
まとめ
手ぬぐい、いちじき流行っていた気がするのだけれど
最近はどうなのかな? わたし自身はいただきものの手ぬぐい(おしゃれなやつ)は、普段使いにしてずっと使っているけど、これもなかなか長持ちするので買い替えの予定はない。
オシャレな手ぬぐいと比べると、地味なさらし。
でも、そのさらしがじつはめちゃくちゃ便利で「使える」やつなんだよなぁ…と最近つくづく感じているのです。
さらしを活用したことがない方にも、ぜひ!!!!
おすすめです。