捨てられないなら、使いましょ。
簡単に捨てられるはずなのに、なかなか捨てられないもの。
代表格は文房具。何年も前に買ったのに、使わずに大事にとっておいたみたいなのです。もの持ちがいい、といえば聞こえがいいけど、単に捨てられないだけ。
ノート、ペン、クリアファイルに下敷き。いろんなものが出てきました。
ホント、あれ
どうしてそんなにため込んじゃうんでしょ? ってくらい、あるのです。まだ使えるから、捨てられないのです。
でも、使ってないよね? と自問自答。
ばっさり捨ててしまったものもありますが、先日、こんなものが出てきました。出てきた、というよりは実家から何か送られてきたと思ったら、こんなものが入っていたのでした。
メモパッド。
なん年ぶりの再会かしら? 買ったのは30年以上前。1991年~92年の間だと思います。
£1.20
の値札付き。
当時、1ポンドが220~230円くらいだったようなので、300円弱、か。
120枚なのでわりとボリュームがあったみたいです。
高校生のとき、留学先で買ったものです。
存在自体をすっかり忘れていたのですが、現物をみたら思いだしてしまいました。とても使いやすいメモパッドで、表紙がボロボロになっています。およそ使いたおして、のこりは1/4~1/5くらい。
サイズはA5よりもひとまわり小さめで、よく手紙を書くのに便箋代わりに使っていたのです。日本でいうところの、レポート用紙。それよりも薄くて、罫線も両面に入っているので、オモテとウラとどちらにも書いていたと思います。レポート用紙は裏は白くて罫線は入っていなかったと思います。
手紙を書くのに、エアメール用の薄くて軽いトレーシングペーパーみたいな、ああいう材質の紙は高価で手が出なかったのです。イギリスでそういうのを売っていたのか、記憶はないのですが、日本で売っていたのは高かった。便箋と封筒がセットになっていて、封筒1枚に対して便箋は2枚かせいぜい3枚くらいの計算になる枚数しか入っていなかった気がします。
書きたいことが山ほどあったあの時代、そんな枚数じゃ書ききれないのです。
帰国してからも、めっちゃ使いやすいから…と使いつづけて
でも、最後までは「もったいなくて」使わずにとっておいたのでしょう。
(わたしらしいなぁ)
なぜか、ずっと実家に眠っていたようで、それを母が送ってくれました。いったい、どこから出てきたんだろう。
いまのわたしなら、ポイっと捨ててしまいそうなところ、
けどもったいないなぁ~と思って、いまは使っています。最後まで使いきっても、まだまだノート類は山のように在庫があるからね。
これ、ほんと使いやすい。
書きやすい。
ただ、いまは裏までびっしり書くなんてことはしなくて、片面しか書かないけど。なつかしの、LIONブランド。
使いやすいよー。
捨てられなくて、使ってます。
また、必要になったら買おう。