[閑話]2024年のダートグレード競走の改革がウマ娘にも反映されたら
ウマ娘の1.5周年アップデートで追加された地方競馬場三場は、どれもJpnIの施行されている競馬場である。トレセンが府中にあるため交流重賞のみの実装ではあるのだが、交流重賞のあるコースはJpnIでなくとも用意されている(例: 船橋2400mのダイオライト記念)。そこで、私は2024年の改革に合わせて浦和レース場が追加されたり、重賞条件のものが既存のコースにプラスして追加されるのではないかと思った。ということで空想のお話。
実装済レースの変更
開催時期の変更が多い。
ジャパンダートクラシック
ジャパンダートダービーの後継。7月上旬から10月上旬となりマイルCS南部杯との重複は避けられない。そのため、因子をやる場合において、2年目にJDC→菊/秋華→エリ女→マイルCS/JC、3年目にMCS南部杯→秋天→JBC→マイルCS/JCのような4連戦以上2連続ローテが爆誕する。
川崎記念
2月上旬から4月上旬に移行予定。これにより大阪杯→川崎記念→春天→VMの4連戦が誕生する。実馬の方でもサウジドバイの前哨戦として機能していたらしい川崎記念の未来はいかに。フェブラリーは芝スタートだしチャンピオンズカップは上り坂スタートだしでもうちょっとどうにかしたほうが良いと思う
JpnII以下
JpnII・エンプレス杯(川崎2100m)が3月上旬から5月上旬に移行予定。
JpnIII・クイーン賞(船橋1800m)が12月上旬から2月上旬に移行、シニアのみ出場可能となる。
JpnIII・マリーンカップ(船橋1600m)が船橋1800mになりクラシック期のみ出場可能に変更の上で、4月上旬から9月上旬に移行。
JpnIII・TCK女王杯(大井1800m)が兵庫女王杯として園田1870mになり、1月上旬から4月上旬に移行。現状園田は実装されていないが、その頃には園田レース場が実装されているか訴訟に負けているだろうか。
追加重賞
コースの追加がないJpnII以下
JpnIII・ブルーバードカップ(1月中旬, 船橋1800m)
JpnIII・雲取賞(2月中旬, 大井1800m)
JpnII・不来方賞(9月上旬, 盛岡2000m)
ダート専キャラのファン数が稼げるようになる以上の意味はない。実馬目線では上二つの勝者が同じ1800mの羽田盃でしっかりと人気しそう。
JpnII・京浜盃
大井だが、現状1700mの実装はされていない。内容としては外回りコースなので1800mを100m短縮したものである。ゴール地点が変わらないことを考えれば、終盤開始が1133mで4角が1150mからとなる。つまり、ダービーのように紅焔ギアが使える終盤3角開始コースという感じ。
JpnI・羽田盃
大井1800m。問題は4月下旬開催であること。詳細は後述。
JpnI・東京ダービー
大井2000m。こちらは6月上旬開催。これにより、皐月/桜花→羽田盃→NHKマイル→ダービー/オークス→東京ダービー→宝塚の地獄の6連戦ローテが可能になる。JDDが移動したおかげで7連戦にならずに済んだとも言えなくもない。
浦和レース場と交流重賞
さきたま杯のJpnI化によって実装の可能性がある。具体的に実装される可能性のあるコースは2種類。なお、南関東の四場は全てアメリカのように坂がない。
浦和のコースは非常に単純で中山外回りや阪神内回りと違ってきれいな半円カーブと直線である。直線300m、コーナー300m、最終直線220mで表すことができる。そのため、簡単に終盤位置から有効加速を割り出すことが可能である。
東京芝2000mがスタートからコーナーまで200mで、大外からマックイーンが斜行するなど枠順の有利不利を言われる。このことを考えると、直線が300mしかない浦和で枠の有利不利をなくすには、直線の先からスタートさせるしかないということがよくわかる。それが可能なのが1400mと2000mであるわけだ。1600mに至っては、コーナー途中スタートという超超超内枠有利コースとなっている模様。
国内最急カーブの川崎は同じ一周1200mだが、直線400mでコーナー200mである。直線がある程度長いことで1600mの設定が可能であると考えられる。ちなみに中央のダートコースより一周が短い盛岡の内側の芝コースが一周1400mなのでそれよりも小さい。
浦和2000m
JpnI・JBCクラシックとJpnII・浦和記念(11月下旬)が該当する。なんとびっくり終盤は1333m開始なため向こう正面の3角147m手前という追込スリセクリオグリ必須のジェネリック川崎記念コースとなっている。
直線280→コーナー300→直線300→コーナー300→直線300→コーナー300→最終直線220
浦和1400m
JpnI・さきたま杯(6月中旬)とJpnI・JBCスプリントとJpnI・JBCレディスクラシック、JpnIII・テレ玉杯オーバルスプリント(9月中旬)が該当する。こちらは終盤開始が933mであるため、3角の開始53m後に終盤開始位置がある。つまりU=ma2ミラクルランが使用可能で、ノンストの発動率が信頼できる。こちらも完全に川崎1400mと一緒。ノンスト電光石火も強力ではあるが、220mしかない最終直線のおかげで追い比べが難しく外回りロスが目も当てられない状態である。後ろの加速は多いとはいえ極端な逃げ有利と考えて良いだろう。
直線280→コーナー300→直線300→コーナー300→最終直線220
因子周回のローテ
お察しの通り連戦が多すぎることになる。例はクラシック三冠。
朝日杯→ホープフル
皐月→羽田盃→NHKマイル→ダービー→東京ダービー→宝塚(6連戦)
JDC→菊花賞→エリ女→マイルCS→チャンピオンズC→東京大賞典(6連戦)
フェブラリーS
大阪杯→川崎記念→春天→VM(4連戦)
安田→帝王賞
MCS南部杯→秋天→JBCクラシック→JC(4連戦)
有馬記念
これでG1が26勝となり、6因子全てこれを達成すると相性値はプラス390となる。不可能だがスプリンターズSも加算できるとプラス405である。また、浦和を引くとJBCレディスクラシックが短距離になるため基本JBCクラシック固定である。